昨日は9~21時体育館にいましたが、その中で色々な取り組みをしました。
保護者の皆さんと踊ったり(笑)
午後からは指導勉強会と称して、スタッフの勉強会を行ったり。
あくまでも、フェニックスに関しては・・・ですが
バトンの指導にはマニュアルがない部分も多くて、我流の教え方になってしまっている実情があります。
私自身、指導の資格は持っていますが、だんだんと自分の言葉に置き換えてしまったり、教える順番も時によってばらばらになってしまったり
私がそうである→スタッフの先生も同じ・・・
となるのは当然で、基礎ができていないという指摘はそういう部分に根源があると認識しています。
そこで、大切にすべき基礎の基礎の基礎!!を、スタッフで共通理解したくて、機会を設けたのです。
みんな真剣・・・
実際に動いて確認したり、メモをとったり、それぞれの現場での経験を共有したり。
普段は現場のレッスンだけで終わってしまってこういう時間はないんですよね。
この日取り上げたのは、基礎の基礎の基礎
まだまだ少ない内容です。
ここからどんどんと内容を膨らませていき、フェニックスの中の「バトンの教科書」が出来るといいなぁ
そんな思いで資料作成をしました。
基礎がちゃんと身についているね!周囲からもそう評価されるような・・・
そういうチームを目指さなければいけません。
指導側の思い・覚悟・取り組む姿勢は、生徒にダイレクトに伝わります。
それくらい責任のある立場にいるのだと、あらためて感じています。
今回の指導勉強会をするにあたって、自身の持つ指導理念について、深く考えました。
大切にしたいこと、ぶらしたくない軸、変えたくないもの・・・
不要なもの、許容を広げること、変えなければいけないもの・・・
指導するだけではなくて、教室の運営をするということは、経営理念もしっかり持たなければいけないということです。
指導理念、経営理念。そういったものがなければ、「その場しのぎ」の行動になってしまいます。
その場しのぎであっても、ある程度は過ごしていけるのかもしれませんが、すぐに続かなくなるでしょうし、人は集まらなくなると思います。
私の持つ理念、きれいな言葉だけではなくて、具体的な形・案・実行となってあらわれてこそ、フェニックスバトンチームが続いていくのだと。
スタッフの先生たちは、みんな普段の環境はバラバラです。
子育て中、仕事をしながら。バトンでいえば、現役を続けている先生と指導に専念している先生。
年代で言えば、当たり前ですが私より生徒に近く(笑)、世代が違い過ぎて私には理解できないことでも、間にスタッフの先生が入ってくれることで「あ!なるほど。そういう見方もあるよね」そうなれるんです。
前向き、冷静、ガッツがあるタイプ、常に穏やか、ユーモアたっぷり、みんなそれぞれ個性的!
でも一人ひとりが持つ人柄の良さと人間性の高さは、私の自慢であり誇りであり見習うべき点でもあります。
どの先生も、私とは違った視点で物事をとらえ、そこから見える風景や感じたことを教えてくれます。
どう思う?どうしたらいいかな。私から問いかけることも多いです。
誰一人、選手として有名にはなっていませんし、結果も残していません。
私も同じ。自身が選手として名をはせたわけではありません。
だからフェニックスは「三流以下」なのか?
そうではないことを証明したい。
三流以下と評価される団体でも、取り組む気持ちがあれば成長はできる!それを証明したいのです。
諫言に耳を傾けられること。
嫌なことが耳に入り、愚痴をいうのは誰でもできることです。
愚痴を言ってもいいけれど・・・そこで終わりたくない。
諫言によって機嫌を悪くしたり投げやりになったり不愉快になったり恨んだり人のせいにするのではなく、耳を傾けられること。
問題・指摘、もちろん気持ち的にはしんどいのですが
耳を傾けどうすればいいかを探り、方法を考えることの大切さ・・・
忘れずにいたいと思います。
スタッフの先生は、そんな私の姿を見てどう感じているか。
聞いたことはありませんが、「基礎の大切さ」「今すべきこと」は、きっと理解してくれていると思います(#^.^#)
私一人の力では、何もできません。
フェニックスバトンチーム・シュシュがこれからも未来に向かって意味のある練習をするためには
スタッフの先生の力が不可欠。そしてメンバーの協力・保護者の理解を得ながら進むことも不可欠です。
どんな些細なことであっても「当たり前」「それくらいのこと」ではなくて「ありがとうございます」の感謝の気持ちを持つようにしていますし、意識しなくてもそうなれるのは、学生時代に身につけた一番の財産かもしれません。
仏教校に学んだおかげで「感謝報恩」の念が自分の中に生きているので(#^.^#)
こうした地道な取り組みが、目に見える結果としてあらわれるまでには、時間が必要です。
一気に形にならなくてもいい。少しずつでもいい。でもやるのとやらないのでは大違い。
ベビーステップでも、スモールステップでも、前進はしているのですから!!