10月末に行われるイベントに向けて、作品練習中です。
フェニックスバトンチームでは、レッスンに参加する曜日を固定していないので
自由にレッスン日やレッスン参加回数が選べる反面
「誰がいつ来るかわからない」「本番まで参加者が全員揃うタイミングがない(かもしれない)」
というデメリットがあります。
それを克服すべく、しっかりと細かい点を確認し、それをその都度共有する。
この作業が欠かせません。
幼児さんもレッスンにすっかり慣れ、お姉さんたちが踊っていても気にならず
集中できるようになってきました!
3歳・4歳という年齢で、自分たちのやることをしっかり理解できているのは素晴らしいなと思います。
参加し始めた頃は、お母さんの姿が見えないと泣いてしまったり
遊びだしたら止まらなくなったり
眠たい時間帯でグズグズになってしまったり
そんなこともありましたが・・・
だんだんと色々なことが出来るようになってきました!
低年齢から始める習い事、難しいことが出来るようになるよりもまずは
「楽しい!」「できるようになった!」の喜びを、大きく育てていきたいなと思います。
小学生たちは、新しい作品をたくさん覚えています。
パプリカ、今年は大流行ですね~。
バトンに限らず、どれくらいの団体が作品として使っているのかしら(笑)
水曜日のレッスン場は鏡があるので、振付を覚えるのには最適の環境です(#^.^#)
何でも積み重ね。日々のレッスンが全てですね。
京都府大会が終わった直後なので、そう痛感しています。
チームレッスンの時だけがんばってもダメで・・・
しっかり踊る、きちんと見せる、ミスをしない、体をしめる、ひきあげる、前を向く、表情・・・
チームレッスンの時は、全員でそろえるために様々な点を細かく指導します。
ただ、その時だけではダメなんですよね。その時は出来たように見えても、身についていません。
結局やりきれないままで終わってしまいます。
やはり日々の積み重ね!!
究極を言えば、柔軟の時も・・・挨拶の時も・・・日々の生活の中での姿勢や意識も・・・
そういったところの心構え、何を意識するか、丁寧さ、考えるチカラの積み重ねがあり
はじめて「身につく」のだと思います。
レベルの高いチームは、そういうところが長けているのだと。
たくさんのチーム演技を見て、改めてそう感じました。
上記は、特にジュニアが抱えている根本課題ですね。
「わかっているのに手を抜いてやらない」のではなく
「その大切さに気付いていない」「そもそもわかっていない」のであって
そこの指摘や導きは指導者である私やスタッフにかかっているのだと思います。
指導陣が「これくらいでいいか」という慣れになってしまわないように
そんな当たり前の気付きもまた、大会を経験したからこそ。
出来ることがだんだん増えていく喜びを共有することはとても大切です!
特に、幼児期のバトン指導には欠かせない指導ポイントだと考えます。
ただし、幼児期以降は「褒める」だけでは足りません。
褒めて育てるのは子育てでも指導でも大前提にあると考えていますが、
それだけでは時に「過信」を生むことがあります。
怖いですが、、物事には絶対はありません。
どれだけやっても完璧はないですし、成長に終わりはないのです。
できた!と思った瞬間の喜びは大切にしながら、そこで満足しない。
それが大切なんですよね。
年齢やレベルに合わせて、見逃してはいけないポイントをしっかり押さえられるような
そんな指導を心掛けたいと思います。