チームの取り組み

チームの取り組み

先週末は関西大会に向けてのチーム練習を行いました。

ソロコンテストが終わり、気持ちをチームに切り替えて・・・

とわかっているものの、ミニミニ発表会のことや事務作業、衣装の段取りなど

色々なことが同時進行で進んでいて、自分の能力の低さに嫌気がさしたり(;^_^A

頭でふっと浮かんだことを、なんでその時にやれないのかな~。

思いついたら即行動、この辺りが最近弱っている気がします。

 

バタついている毎日ですが、現場に行くとメンバーの存在に救われます!

 

これは、ティノジュニアの練習風景の一コマ

 

怪我をして踊れないメンバーがいるのですが、チームのために何かできないか、

こうして考えて実行してくれています。

ジュニアチームも、体調不良で欠席したメンバーのために

変更点を動画に撮って送るなど、考えられる工夫をしてくれています。

人のために何かをする、それがチームのためになり、それが自分の喜びとして返ってくる。

これはチームの取り組みをやり遂げた時に、初めて実感として持てるものです。

 

色々な事情があり、みんなが日々の生活を形にしながらバトンと向き合っていて

それを受け入れることで初めてみんなで一つのものを形に出来るのです。

自分と違う考えもあって当たり前です。

でもそれを排除するのではなく、一旦受け止める心の柔軟さ

受け入れるかどうかはまたその先にあって、、

それを私自身が大切にしたいなと思っています。

その思いがきっとメンバーにも保護者さんにも理解してもらえているから

人間関係のトラブルは皆無。嫌な思いをしたことが本当にないのです。

人に恵まれているってこういうことだなぁ、、と、常々感じます。

 

もちろん、全員が満足な状態で踊れること、それが一番良いに決まっていますが

怪我も体調不良も、どれだけ気を付けていたって起こる時は起こります。

起こった物事に対して、指導者がどういう導きをするかでその後が大きく変わりますね。

 

〇自覚が足りない、迷惑がかかる、責任感が薄い、、

〇今は治すことに専念し、その上でチームのために出来ることを考えて、、

 

私は後者です。

前者のような言葉は、改めて言われなくても本人が一番わかっているはずだから。

チームに迷惑をかけてやろうと思って怪我をしたり、欠席したり

そんな子がどこにいるでしょう。

 

私の導き方は、見方によっては甘くぬるくて、「だから結果が残せないんでしょ」

そういう声は常にどこかから聞こえてきます(;^_^A

もう慣れましたし、そこに凹むよりは逆なんですよね。

「このやり方で間違っていない」

「私たちの活動がいつか必ず評価される時が来る」

色々な声を聞くたびに、実はその思いを新たにしています。

 

誤解されがちですが、甘やかしているつもりはないんですよね。

そうではなく、ひとり一人を大切にする。その子をちゃんと見る。

点で見ずに、線で見る。そこを忘れてはいけないなと。

物事が起こった時は特に「点」で見がちなのですが

そこに至るまでの「線」を感じることが何より大切です。

そうすれば、導き方が自ずと見えてくるような・・・

 

ルールが無く、緩くて楽で続けやすいからフェニックスバトンチームは成り立っているのではなく

みんながバトン大好きで、ここに居心地の良い居場所があって、自分が輝けるものがバトンだから。

ルールとしては

「自己管理をしっかりする」「思いを態度で示す」「仲間を尊重する」「自分を大切にする」

くらいかなぁ、、

 

だから、成り立っているんだということを、声を大にしていいたい!!

私が細かく厳しく管理をしなくても、この活動が出来ているのは、

メンバーの自己管理能力の高さがあるからなんです!!

 

楽なチームの楽しているメンバーでしょ、そういう目や声に向かっていくためには

結果を出すことが何より説得力がありますね(#^.^#)

正しい活動、私たちの道をまっすぐ進んで

そして結果を残す!

ほら、楽しいバトンでも、こうやって結果を残せるんやで!というところを形にしたいと強く思います。

 

チームの活動は、ある意味奇跡

大げさではなく、無名のチームにこれだけのメンバーが集まってくれて

毎年「チームが楽しい!」とイキイキ取り組んでくれる姿、そこには感謝しかなくて

だからひとり一人が本当に大切なのです。

この想いが、この取り組みが、どうが長く続いていきますように。。

バトンの楽しさや素晴らしさ、そこから得られる大きな財産

私がいる間だけでなく、いなくなったあとも、ずーっと先の未来まで

フェニックスバトンチームの理念が長く長く続いていきますように。。

 

粘り強く、根気強く、軸をぶらすことなく

前進したいと思います。

 

 

 

 




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