2022京都府大会

2022京都府大会

久しぶりのブログ更新になりました。

推しブログは毎日更新できるのに(笑)

なぜバトンブログは更新できないのか、、

 

理由は明確。

パソコンからしか書かないから。

もちろん、タブレットからでも

スマホからでも書けるのですが

長文を打ちますので、

キーボードがないと書く気にならないんですよね。

※社会人生活で鍛えられたので

ブラインドタッチには自信があるのですww

 

でも

パソコンを立ち上げるのは面倒なんです。

 

 

片付けられない私のパソコンですから

中身が重たくて重たくて、、

時間もかかるし、ついつい億劫になり

気付いたら、Instagramばかりに頼る日々。

 

 

せっかく設けているブログなのに

更新が滞っては意味がありませんよね。

スクールのSNSは、広報の意味も大きく兼ねているので、マメに更新しなければ効果も半減、、

わかっていながら、なかなかで。

 

でももう大丈夫です!

なぜかというと、、やっと購入したから!

Bluetoothキーボード

 

 

 

 

スマホも立てられるスグレモノ

これがあれば、出先でもどこでも

サクサク文章を書くことができます!

 

 

めちゃくちゃ早いし、ラクラクです(^^)

もっと早く買えばよかった、、

 

 

というわけで、久しぶりのブログは

9月18日に行われた

第30回バトントワーリング京都府大会について、色々綴りたいと思います。

 

 

想いが新鮮なうちに書かないと、言葉が出てこなくなるので。

 

今回、スクールの関係団体は過去最大の6チーム。

 

そこに学校の関係団体を合わせると更に6チーム。合計12チーム!すごいですね〜、、

 

 

スクールの関係団体は、全て私が責任を持ってエントリー作業をしなければいけないので、まずはそこが大変です。

 

 

年齢的にも、一人での作業は本当に怖くなってきました。

 

うっかりミス、とかね、、あってはいけない世界ですから、、

 

 

事務作業に関しても、ダブルチェックのシステムを作りたいと常々思っていますが、そろそろ本格的に導入しなければいけないかも。

 

 

今でもスタッフの先生に多くを頼っている私ですが、また更にお願いごとが増えそうです。

 

そう思うと、、何でも一人でこなしておられるバトンの先生方、たくさんおられますが、本当にすごいことだと思います。私には無理(^_^;)

 

さて、話を戻しましょう。

 

台風が心配された三連休

 

なんとか無事にお天気も持ってくれて、大会を無事に終えることができました。

お世話になった皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

 

昨年は緊急事態宣言中だったので、一人も観客がいない席に向かって演技をしたのですが、今年は関係者2名までの入館が可能となりました!

 

 

観客がいることが、こんなに幸せだというのは、こういう状況にならないとわからなかったことですね。

 

昔は観客席は常に満席で、応援をしてもらえるのが普通だったので、、 

 

声援はNGでしたが、大きな拍手をもらえたこと、他団体の演技を見られて刺激を受けたこと、日頃の頑張りをたくさんの方に見ていただけたこと、我が子の日々の努力を体感できたこと、、選手にとっても、関係者の方にとっても、本当に意味のある大会だったのではないでしょうか。

 

 

大会後、協会の先生方と

「やっぱり日頃から支えてもらっている人に、演技を見てもらえるというのは幸せだね、、」と。みんなが同じ気持ちで、有観客での大会開催ができたことを心から喜び合いました。

 

関係団体が6チーム

 

それぞれに対する想いが、溢れるほどにあります。

 

ひとくくりにはできないので、今回はシニアチームについての想いを書きますね。

 

今でこそ「シニアチーム」という名前がフェニックスの中でも定着していますが、実は、このシニアこそが、フェニックスバトンチームの原点なのです。

 

この歴史を知っている人は少ないと思いますが、フェニックスバトンチームは、ジュニアがスタートではなくシニアがスタート!という珍しいスクールなんですよね。

 

普通は、小さい子どもたちからスタートして、その子が大きくなり、チームのメンバー構成が大人になり、、という成長過程だと思うのですが。

 

 

フェニックスは、私が指導していた学校団体の部活メンバーが「卒業後もバトンをしたい、どこかで集まってやりたいな」という声がもとになって出来たスクール。

 

だから、スタートはシニア(大人)からなんです。

 

学校部活のOGを集めてチームを作り、大会に出たのが歴史の始まりです。

 

 

それから少しして、小さい場所でバトン教室をすることになり、そこに集まってくれたのが1人、、初めてのソロコンテストは、確かその子と、チームにいた大人メンバーと、合計3人で参加した記憶があります。

 

そんな歴史があり、今年で14年目を迎えました。

 

ベースが学校部活のメンバーで構成したシニアチーム。

 

強みもありますが、弱点もあって。

 

最大の弱点は、個人の技術力不足なんですよね。

 

 

学校部活出身のメンバーは、小さい頃から始めたトワラーと違って、ソロコンテストや選手権には馴染みがありません。

 

学校の部活バトンは、基本的に「チームに必要なこと」に的を絞って、練習するからなんです。

 

 

なぜか?理由は明確で、

 

○時間がないから

○活動の終わりが決まっているから

 

私が指導に行っている学校(私の母校でもあるのですが)は、基礎を充分に練習したり、ソロコンテストに取り組んだり、技能ライセンスを受験したり、バレエの時間を取り入れたり、体操の先生を呼んだり、そういったことはできなくて。

 

 

あくまでも学業が最優先、部活動は学校教育の一部であり、それを最優先にするものではない、というしっかりした理念があるからなんですね。

 

 

活動時間も短いですし、基礎が大切だと理解しながらも、その部分を最小限にしなければ作品が作れない難しさを常に抱えていて

 

結果、チームの振り付けに入るであろうものに的を絞って練習する。という形になるわけです。

 

シニアの個人スキルアップのために、今ソロコンテストにチャレンジしているメンバーも多いのですが、指導をしているとその技術の偏りに驚くことがよくあります。

 

ツースピン、トス側転など、最上級ソロトワールレベルの技がスラスラ取れるのに、初級レベルのフィンガーで苦戦したり(^_^;)

 

 

スリーバトンがとっても上手なのに、イリュージョンに苦戦したり(^_^;)

 

 

私自身が学校部活出身なので、この現象には驚かないのですが、、

 

実は私も、ソロコンテストの存在すら知らずに大学の部活に入り、よくわかっていないまま企業のバトンチームに入り、そこで先輩に「え!!!これできるのに、これはできひんの!?!?」と驚かれたことが何度もありましたww、、その話はまたいつか、、

 

関西大会で競う他スクールの構成をみていると、小さい頃から選手権で技を磨いてきた人も多くいますし、指導者も世界レベルの方々が多いです。

 

 

同じような人数構成であっても、選手のレベルも指導者のレベルも、もう段違いというか。それが現実。

 

しかし、最近ようやく!

 

 

小さい頃からコンテストや選手権にチャレンジしてきたメンバーが大きくなり、シニアチームに加入してくれるようになったことで、グッと技の内容が濃くなりました。

 

 

そして今年。

 

また新しくジュニアから育ったメンバーがうれしいことにたくさんシニアに加入してくれて、さらに選手の層が厚くなりました。

 

 

ジュニアから育ったメンバーは、全員キチンとソロコンテストで基礎力を身につけているので、技術力の安定感を今から育てなくてもいい、という強みがあります。

 

では、既存のメンバーが力を発揮していないかというとそうではなくて

 

 

既存メンバーの14年間の努力、活動を続けてきてくれたこと、そのものがなければ、今のシニアチームは存在しないわけで

 

バトン好きだから続けたいな〜、という想いから、コツコツと歩みを止めずに、その時関わってくれたメンバーが最大限の努力をしてくれたからこそ、フェニックスがここまで育ち、ジュニアが育ち、シニアに憧れてバトンを続けることに繋がり、、

 

また、今でも学校部活のメンバーが「卒業してもバトンを続けたい」とフェニックスへ興味を持ってくれて、参加してくれて

 

年によっては、受験で一年おやすみしていたメンバーが、バトンへの想いを大切にし続けて復帰してくれたり

 

長くバトンから離れていた社会人が、勇気と決意を持って復帰してくれたり

 

家庭を持ちながらでも、チームへの情熱を燃やし続けてくれたり

 

フェニックスは、ある意味、奇跡の団体だと自負しています。想いを同じくして集まった、年齢もキャリアも環境も性格も、何もかもバラバラのメンバーたち

 

 

ベテランも、若手も、そして部活からも

 

 

多くの人が集い、今年は19名の大所帯!

 

ティノもジュニアも少ない人数ですが、シニアは近年稀に見る人数でチームを組むことができています。

 

一番に感じるのは「続けることの尊さ」

 

物事を続けるのは、簡単なようでとてもむずかしいですよね。

 

どんなに好きでも、楽しいことでも、いいことばかりではないし、時には辛かったり、悩んだり、苦しんだりもします。

 

 

続けたくても環境が許さなかったり、時期が許さなかったり。自分の意志ではどうしようもないこともあるかもしれません。

 

今の時代、「ここまで続けたのにやめたらもったいないよ」という声掛けは、あまり心に響かないと聞いたことがあります。

 

なにかにこだわって続けるのもいいけれど、色々なことにチャレンジしたり、広く浅く色々楽しもう!という時代の流れもあるような気がします。

 

何に対しても、「物事をやめる」ということ自体、昔よりハードルが下がっているのかもしれませんね。

 

だからこそ余計に。

 

自分の心で決めて、好きを継続できる。

 

その尊さを、私はシニアメンバーの姿を見るたびに感じるのです。

 

私の母校は仏教校なので、仏参という学校行事があるんですね。

 

どんなペースだったかな、、私が在学中は週に一回だったような覚えがありますが、今はちょっとわかりません。

 

その仏参の中で、先生方が交代で「お話」をされる時間があるんですね。

 

 

感動したこととか、考えて欲しいこととか、その先生が独自で考えた内容を話してくださるのですが

 

先日の京都府大会で、一緒に運営のお仕事をしていた母校バトン部顧問の先生が、「私、自分の番が来た時に、フェニックスのことを話したんですよ!」と教えて下さいました。

 

高校を卒業しても、バトンを続けて、やっと関西大会で金賞が取れた時。

 

泣きながら、「バトンを続けてきてよかった、幸せです」と報告してくれた卒業生に感動して、続けることの素晴らしさを仏参で話題にした、と。そう仰ったんです。

 

嬉しいですよね、、

 

続けたからこそ味わえる幸せだと思いますし、その努力を見ていてくれる人がいる、というのもまた幸せで。

 

そしてまた、別の顧問の先生が、今回の素晴らしい実施を見て、輝くメンバー(先生方にとっては、たくさんの教え子たち)の姿から感じ取られることも多かったようで、、「今度、私の番なので、今日のことを話題にします!」と仰っていました(^^)

 

 

今回のシニアチーム

本番、今までの練習でみた中で、最高の出来でした。

 

大会や講習会など、なんでもそうなのですが、協会の運営として仕事をしている時は、「フェニックスの藤岡」ではなくて「京都府バトン協会の藤岡」だと思っているので、自分の団体に関わることもほとんどありませんし、メンバーへの声掛けもほとんどしません。

 

 

多少のトラブルがあっても、当日は引率メンバーやスタッフさんを信頼して全てを任せています。

 

 

本番で大きく失敗してしまったり、演技が崩れた時には、正直な気持ちを言うと「声をかけたい、フォローしてあげたい」そういう心境なのですが、あえて黙っています。

 

良い演技の時も同じで、その場であまり喜びを表すことはしないようにしています。

 

立場をわきまえて、と思っているので、全てのフォローも褒め言葉も、大会が終わって家に帰ってから、と決めているのですが

 

今回は、、それが我慢できずに思わずガッツポーズをしてしまうくらい(^_^;)、最高に良い出来でした。

 

どこで失敗が出やすいか、崩れやすいか、どれだけ苦労してきたか、どんなに心を込めているか、知っているからこそ

 

本番の実施がまとまった時、大きな大きな喜びになるんですよね、、緊張やプレッシャーに負けずに舞台に臨んだ19人に、拍手と共にねぎらいの言葉をかけたいです。

 

InstagramやブログなどSNSでの発信では、基本的に良い点を取り上げて書いていますが、そんな綺麗事ばかりではありません。

 

 

先に書いたように、色々な意味でバラバラの19人ですからね。

 

一つの物事を作り上げていく途中には、高い壁もありますし、問題も山積しています。

 

 

それでもこうして形にできるのは、一人ひとりが「努力・忍耐強さ・責任感・優しさ・素直さ・気遣い」など、、人としての大切な部分をキチンと備えてくれている、そんな19人だからだと感じます。

 

ちゃんと、みんな

チームのために自分がすべきことを正しく理解しているんですよね。

 

若手は自身がやるべきことに最善を尽くす

 

ベテランは自身のメンテナンスをし、選手として続けられる体と心を維持する

そして必要な時に、的確な声掛けをする

 

 

中堅は後輩先輩の間をうまく繋ぎ、チームの調和を保つ

 

リーダーは全体をしっかりと見て、今何が必要かを常に考える

技術だけではなく、雰囲気やメンバーが考えていることなど、デリケートな部分にも気を配る

 

全員がお互いを大切にし、チームに対して誠実に取り組む

 

作品を作ってくれる指導者へのリスペクトも

リーダーへの感謝も

メンバーへの感謝も

お互いが人を思いやるということを

忘れたことがないから

決して多くはない練習量(特にチームでは)でも、ここまでの演技ができるのだと感じます。

 

私は、作品作りもスタッフの先生に任せているので、あえて多くを口出ししないように心がけています。

 

もちろん気になることがあればスルーしませんが、問題提起するだけにとどめて、そこから先は、自分たちで解決方法を考えてもらっています。

 

練習の場にはいても、細かい部分に関わるわけではないので、いつも最後の一回通しを見るのがとても楽しみで

 

「こんなに揃ってきた!」「この場面がクリアになった!」「一人ひとりが大きく見えてきた!」など、見るたびに成長を実感できるのが嬉しく幸せでした。

 

その集大成が見えた、京都府大会。

年齢の差を超え、学生や社会人の時間の壁を超え、、本当に良い演技でした。

 

 

でもここからが本番です。

 

 

あるメンバーがメッセージをくれたのですが

「関西大会は、楽しいだけじゃだめ」

まさにその通りだなぁ、と。

 

 

演技していて楽しかった、それだけで満足するのではなく、85点の壁を越えていけるように。

 

 

夢である全国大会の舞台に繋がるように。

 

 

ここからが本番、、

 

きっと全員がそう思っていることでしょう。

 

 

進級進学就職のタイミングがやってくるたび「来期のメンバーが集まるか、、」不安に苛まれます。

 

ティノもジュニアもシニアも、全部のチームに対して。

チームの取り組みは楽しいですが、不安も苦労も大きくて、挫けそうになることも多いのですが

 

それでも、

 

今年もチームが楽しみです!早くチームの練習がしたいです!といって集まってくれるメンバーの声を聞くと、頑張る力が湧いてくるんですよね。

 

 

あえて、バトンに偏らないこと。

 

学校も部活も仕事も家庭も、欲張りですが多くの経験をしながら、その中でバトンにも思いを注ぐこと。好きを諦めないこと。

 

多様を認め、お互いを大切にして、チーム作りをしていくこと。

 

これらは、創立時から一貫しているフェニックスバトンチームの理念です。

 

 

一人ひとりがバトンをすることで、心身ともに成長し、素晴らしい人間性を養うことを大切にしたいと思っています。

 

仲間を大切に、、

応援してくださる方に感謝を、、

大会に関わってくださる関係者に感謝を、、

日頃からまわりに対して丁寧に接する、、

人のために動く、、

チームのために努力する、、

好きなバトンだけでなく、仕事にも学校にも全力で取り組む、、

 

これらは、口で言うのは簡単ですが、実践するのはたやすくありません。

 

 

自分ができればいい、楽な方がいい。

 

そういった損得感情が先立つ人には、なかなかできないことではないでしょうか。

 

シニアチームは、フェニックスバトンチームを象徴する存在です。

 

身内贔屓と言われるかもしれませんが、どこに出しても恥ずかしくない、私の自慢のチーム、自慢のメンバーたちです。

 

関西大会では、より多くの方にその姿を見ていただきたいですし、作品の持つ力や、メンバー一人ひとりの持つ力も見ていただきたいと思っています。

 

関西大会まで、長いようで、あっという間だと。

 

シニアチームのために、私は何ができるのかな?を常に考える日々

 

スタッフの先生

リーダーさん

メンバーのみんな

たくさんの夢と希望と想いを乗せて

全力で駆け抜けていきましょう!!

 




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