昭和→平成→令和
時代は確実に変わっていて、変化のスピードはものすごい早さ!
わかっていたつもりでしたが、最近、それを実感することが多くなってきました。
振付をしていても、いわゆる「昭和の香り」がどこかに漂うような・・・( ̄▽ ̄)
曲選びをしていたり、振付を依頼される曲を聞いたり、そういう時にも多々あるんですよ。
「糸」といえば中島みゆきさんじゃないの?
「明日があるさ」は坂本九さんじゃないの?
「銀河鉄道999」はゴダイゴじゃないの?
「I WANT YOU BACK」はThe Jackson5じゃないの?
平成のカバー曲についていっていない自分に愕然としたり、、ね(笑)
振付の勉強に・・・と、最近の韓国アイドルやJ-POPの動画を見ていても
そのステップ、昭和やったら右足からやのに!あえて左からなん!?!?とか
見たことのない動き(いや、本当に!)が多発で、同じ動画を何度見ても理解できず、スロー再生でみたり、、
頭が古いままで進化できていないことを痛感します。
先日参加した審査勉強会でも、同じような話題に触れられていました。
特にダンストワール!コレオグラフィー(振付)が大きく関わってくる種目ですが
新しいものを受け入れる審査員の姿勢。
案外審査員のほうが「昭和」から抜け出せていなかったり・・・
「これはこうあるべき」「こうきたらこうでしょ」という自分の中に作り上げた概念のようなもの
それをどうしていくか
話を聞いていて、特に自分はそうかもしれないな。。。と思いました。
ダンストワールだけでなく、チームの振付も、イベントの作品も同じですね。
コレオグラフィーの質は、演技を左右する大きなポイントでもあります。
実際にスタッフが作る作品を見ていても、私にはないアイデアがたくさん!
良い意味で面白い動きや、ばっちり音ハメしている振付、若い子の感性って素晴らしい。そう感じますからね(#^.^#)
・・・「若い子」という言い方自体が、自分を年寄りにしている気もしますが( ̄▽ ̄)
バレエでいえば「古典(クラシック)」と「コンテンポラリー」
バトンに置き換えると「全国共通ソロトワール」と「それ以外」という感じでしょうか・・・
きちんと決められた基礎を守りながら、それを発展させていくのがその他の振付
楽しく踊ることと、徹底して基礎を守ること、両輪のバランスを保ちながら進んでいかなければならないのだろうと思います。
最近つくづく思うこと。私の役割ってなんだろう。
自分の存在意義や、自分の役割について考える時間が多くなってきました。
おそらく正解ってないんですよね。
結局は、自分が学んで身につけて選択して実践して・・・ということで。
サワにもよく言いますが「人の意見は受け止めることが大切。でも受け入れるかどうかはまた別問題」
人の話を聞いたり、考えを一旦受け止めたり、それ自体はとても大切なことだと思うんですよね。
でもすべてを受け入れていたら、「自分」はどこへいってしまうのか・・・
考え方は人それぞれ違って当たり前で、要はそこに考え方の軸がしっかり通っているかどうか。
常々我が子にいっている言葉を、今は自分で反芻しています。
受け止める・・・受け入れる・・・変わっていく・・・今の自分はどうすればいいのか・・・
あ、自分ってダメだな
ついていけていないな
能力がないな
人の役に立てていないな
家族を犠牲にしているな
生徒のためになれていないな
仕事が出来ていないな
時代の流れに逆行して、自分はどんどん後退している気がしてなりません(;^_^A
とはいえ、やっぱりやめられないのがバトン(笑)
こういう学びや気付きの機会、自分にとっては必要なことなのだと思います。
なぜならば、成長できるチャンスだから!!