7月に入り、チームレッスンが本格的に始動しました。
今年はティノジュニア・ジュニア・シニアの3チームで大会に臨みます(#^.^#)
チームTシャツも完成しました~。
ティノジュニア♪
ジュニア♪♪
シニアも頑張っています!
ティノジュニアは小学生チームなので、6年生を中心にみんなで助け合うことの大切さを話しました。
すると・・・
空き時間やちょっとした合間に、6年生が下級生に声をかけて振付を確認したり
フォーメーションがわからずに困っている子を導いたり
厳しく言うのではなく、わかりやすく伝える努力をしているのもよくわかりました。
人に接するときは、優しく丁寧に。
下級生たちは、助けてもらった経験がこの先もずっと良い形で残るはずです。
いずれ自分が上級生になったとき、自然とそれが出来るようになるんですよね(#^.^#)
これが異年齢活動の最大の学びであり財産だと考えます。
ジュニアチームには、「目的」と「目標」の話をしました。
この二つは明確に違いますが、正直なところ違いがよくわからない、、あいまい、、という子が
たくさんいました。
目的というものは、自分で見つけるしかないと思っています。
私がバトンをしている目的は、一言でいえば「バトンを通しての人間育成」
偉そうにいえるような立派な指導者ではないですが(;^_^A、常にその目的をもっています。
人間育成といっても子どもたちにとっては伝わりにくいことも多いので
「良い」人間になってほしいな、いつもそのメッセージを発信しているつもりです。
良い人間の定義って難しいですし、とらえ方は人それぞれかなと思いますが
明るいチームには明るいメンバーが集まるし
笑顔の多いチームには自然と笑顔があふれるし
自然と挨拶したりコミュニケーションをとれるチームは、みんながそうなっていきます。
ジュニアメンバーには、3人ずつのグループを作り、中学三年生を中心として
「チームでのルール作り」「チーム活動で心掛けること」を考えてもらいました。
〇ネガティブ発言はやめて、ポジティブな発言を増やそう!
〇メンバー皆とコミュニケーションをとろう!
〇マスクの下でも返事をしよう!
〇周りをみて、さっと動いたり気を配ろう!
〇演技後に前向きな声掛けをしていこう!
〇レッスン前にみんなを巻き込んで復習しよう!
〇モップかけや体育館の跡片付けなどはみんなでやろう!
〇整理整頓清潔をこころがけよう!
等々・・・
具体的にできる取り組みも多いですし、ジュニアチームの行動をみて
シニアもティノジュニアも学んで
「良い」部分を波及させていけるといいなぁ(#^.^#)
私は振付や技術指導をしていますが、結局フロアにあがるのはメンバーだけ。
何もできずに見守るしかありません。
ということは、やっぱりメンバー自身の気付きや自覚や絆や・・・そういったことが大切で
それは本番のフロアだけでやろうと思っても無理なんですよね。
普段からどれだけコミュニケーションが取れるか。絆が感じられるか。
仲間を大切にし、信頼し、皆に感謝し、自分の全力を尽くせるか!
センターに立つ子や、技をする子が偉いのではなく、フロアに立つメンバー全員の力で作品は成り立っています。
自分自身がメンバーになっていると、なかなか気付きにくい部分かもしれませんが
「周りを囲んでいるこのメンバーがいない図」「センターにエーリアルが上がらない図」
「横一列がたった3人の図」等々、メンバーが欠けている絵を想像した時に、色々なことが見えてきます。
だから、ひとり一人が大切です。そしてひとり一人に自覚と責任感が求められるのです。
目標は金賞。
でも目的は「人間育成」
それが逆になってしまったら、、
勝利至上主義は、そうやって生まれるのかもしれませんね(;^_^A
フェニックスバトンチームは、目的を明確に
そして目標をしっかり共有しながら、今シーズンも頑張っていきたいと思います!
メンバーの成長が今からとても楽しみです。