先週末、京都府大会に向けてのリハーサルがありました。
その日のうちに、想いを残しておきたいな、ブログ更新久しぶりにしよう!と
思っていたのですが
まぁ、、思うようにはいかないものですね。時間は有限ですww
バトン活動をたくさんの方に知っていただきたい想いが根底にありますので
今の時代ですから、がんばってSNSを活用しています。
Instagram、フェイスブック、アメブロなどなど
ホームページに連動しているこのブログは、長い文章を書きたい時のために。
(本当はこちらももっとコマメに更新するのが目標です。)
操作に手間取ることもありますし、若い子(この言い方がもう・・・)からみたら
簡単なことでも、本当に一つ一つに時間がかかって。
いまだにInstagramのストーリーは怖くて書いたことがありません(笑)
それでも、ホームページやInstagramを見てバトンに興味を持ち、
ご連絡いただくことも少なくありませんし
何より頑張っているメンバーの姿をたくさんの人に発信したいので、
これからもモタモタしながら頑張って続けていこうと思います。
目指すところは、バトン界最高齢のブロガーでしょうか。
さて。緊急事態宣言が延長され、残念ながら京都府大会も完全無観客
関係者ですら入館できないことが決定しました。
一年前はどんなだったかしら、、と、去年のブログを読んでいたのですが
同じような状況でしたね・・・私自身の心境も、フラフラと不安定で
なんとかしながら毎日バトン活動をしていたんだな、と思い出します。
今年も同じ。なんなら、去年より悩みも苦しみも多いかもしれません。
緊急事態=観客ゼロ・・・
協会側も、再三議論を重ね、なんとか出来ないか考えました。
これは京都府大会に限らず、今後行われる様々な行事に関しても同じで
有観客なのか、無観客なのか、どちらの意見も必ずあり
そのたびに議論をする、その繰り返しです。
開催すらしない、とするとリスクは格段に減ります。
やらなければ、ダメージはありませんね。
でも、得られるものもない、そういうことだと理解しています。
リスクを最大限に減らし、対策を十分に(十分すぎるくらいに)施して
開催する方法を模索する。
京都府バトン協会はそういった立場をとっています。
そして、私は団体の責任者としてもその考え方で、今バトン活動をしています。
もちろん、メンバーやご家族のお考えも、様々あって当然です。
立場も年齢も環境も違うのですからね。
参加する大会や行事を、その時その時、冷静に判断してもらっています。
どっちが正解とか不正解とかではなく。
バトンをしたいというメンバー一人ひとりに、可能な限り寄り添った方法で
バトン活動を続けていきたいと思うのです。
不便だし、大変だし、見られないし、見てもらえないし
声援はないし、達成感は減るし、
なんといっても練習は出来ないし、人は集められないし
写真は残っていないし(笑)、顔は見られないし
・・・コロナになってから、格段にバトンや子どもの写真の保存枚数が減りました。
集まって写真を撮ることが本当に少ない。
何かを楽しむ、という心をどこかに置いてきてしまったのかな、と
自分が怖くなることが時々あります。
推しさんの写真ばかりが増えるギャラリー・・・どうだか。
そんな感じで
ないないばかりを探していたら、心が壊れそうになりますので、
今は、思考から「出来ない」を極力外すようにしています。
出来ないんじゃなくて、どうやったら出来るか、です。
今大会も、個人的には、関係者(保護者の方)一人だけでも、その瞬間だけでも、
会場で見ていただきたかったです。そこにどれほどの密がうまれるのか?
たった数分の演技を見るだけで、なぜそこまで制限がかかるのか、
そういう気持ちがゼロではありません。
しかし、緊急事態宣言というものの重み、そしてその制限は、
「すべては感染からメンバー、大切な子どもたちやご家族を守るため」だと理解しているので
しっかりと受け止めて、出来ることを探そう。そう心に決めています。
フェニックス関係の3チーム、シュシュやソレイユ、学校団体、、
たくさんのチームに関わらせていただいています。
フェニックスの3曲を選んだのは、昨年の12月です。
その時に、このような大会の状況は全く予想していませんでした。
「1年我慢すれば・・・」
甘かったな、というのが正直なところで
練習環境や回数などからすると、去年より今年の方が
はるかに多く制限がかかり、しかも細切れなので、活動できていない感覚は大きいですね。
メンバーも同じじゃないかな。
現時点でもそうですが
先がわからない日々の中で、気持ちを持ち続けることの難しさや不安
これは言葉では書ききれません。
ティノは、フェニックス史上、最少人数の5人。
小さいからだで、大きなフロアに飛び出していく姿は
見ているだけでも胸がいっぱいになります。
ジュニアは、大きく環境が変わった中学一年生から、受験を控えた中学三年生まで
練習回数は激減してしまいましたが、それをカバーできるように
自分たちで様々な工夫を凝らしてくれました。
同年齢だけど、部活とは違う取り組み。どうかプラスの経験になりますように、、と願います。
シニアは、社会的立場を持つメンバーも多く
自分の「やりたい」気持ちだけで活動をすることが出来ません。
また、今年は怪我にも苦しんだシーズンでした。
怪我をしたメンバー自身、動けず迷惑をかけてしまうことへの罪悪感に苛まれ
復帰が間に合うのかという不安に襲われて
きっと、一日一日様々な思いで過ごしたことだろうと想像します。
それでも、本人たちの頑張り、そしてメンバーのサポートと理解で
ようやくここまで来ることができました。
メンバーの変更や、緊急事態宣言による越境自粛、練習参加自粛など
難しい状況にも関わらず、メンバー全員が「自分の事=メンバーの事」ととらえ
何かできるサポートはないか、考え抜いた日々だったと思います。
中学や高校、大学、社会人
進学などのタイミングで、バトンから離れるという声を他チームから多く聞く中、
フェニックスでは本当に多くのメンバーが「バトンを続ける」道を選んでくれます。
ペースや目標は変わっても、こうしてバトンに長く関わってくれるメンバーが多いのは
とても嬉しいことです。
ひとえに、「バトンが好き」その思いが、メンバーの根底にあるのだと。
その気持ちが演技にのり、そして画面を通してでも、保護者の方やたくさんの方に
届きますように。
そう願ってやみません。
大好きで、大切で、私の自慢のチームです。
スタッフを筆頭に、メンバーもみんなが
まっすぐバトンに向き合ってくれる・・・愛をもって、心で動いてくれる。
感謝しかありません。
そして、それが出来ているのは
メンバーのやりたいことを理解し、サポートしてくださる保護者の方がいるからに
他ならないのです。
あぁ、、見ていただきたかった!!想いは、やっぱりどこかに残っていて
悔しさや力の無さ、、感じずにいられません・・・
メンバーの全力の一瞬が、どれくらい貴重で素晴らしいものか
来年にはどうかどうか・・・日常生活、そして「見てもらえる」大会が戻ってきますように。
6月のソロコンテストの時も思っていましたが
こんなに練習せずに迎える本番って・・・記憶にないです。
それでも、まだ時間は残っていますし
出来ることはきっとあります!!
忙しかったり、イレギュラー対応に追われるとどうしても
目が吊り上がってきますが(笑)
とげとげした雑な気持ちは捨てて
私自身、穏やかな気持ちで大会当日を迎え、
気持ちよく全選手をフロアに送り出せるように
あと数日ですが頑張りたいと思います。