もう二月も中旬!?
恐ろしい速さですね・・・
この間、お雑煮やおせちを食べていたような気がしますが(笑)
もう一か月以上が過ぎているとは。
一日が過ぎるスピードが速いです。
以前よりも生きる速度が明らかに早くなっていると感じます。
これは、自身が年齢を重ねたからなのか?
それとも、日々が充実しているからなのか・・・?
※できれば後者でありたいですね。
日々の活動報告は、InstagramやFacebookでコツコツしているおかげで
新しくお問い合わせをいただくことが増えています。
バトンって何?やってみたいけど、どこで習えるの?
そんな素朴な疑問やご要望に、出来るだけ柔軟に対応できる
フェニックスバトンチームでありたいな、と思います。
今の時代、こまめでスピード感のある情報発信が出来ないと
生き残りが厳しいよね、、という危機感もあり
出来ないパソコン操作やスマホアプリと格闘する日々。
もう歳だから、、って言いたいのはやまやまですが
そうも言っていられないんですよね。
バトン協会も、ほぼ全ての申込関係や資料請求がウェブからなので・・・
InstagramやTwitter、画像の加工、そういったものに関しては
若いメンバーやサワに色々教えてもらいながら。
そして少しずつ、そういった世代に仕事を振りながら。
毎日色々レクチャーしてもらい、私は仕事を振り(笑)
少しずつお互いが出来ることを増やしています。
難しいことは助けてもらえますし
自分でやったことのフォローアップも、たくさんしてもらっています。
また、「こうしたらどうですか?」というアイデアも
スタッフからもらうことも多くて
「同僚」や「上司」がいない私の立場としては
そういう部分からの意見が本当に貴重なのです。
いつもどうもありがとう!!
なんでも抱え込むのは嫌だし無理。
でも、勉強をしないのも怠慢だな、と。
そう思いながら日々を過ごしています。
新しい仲間が増え、年度末発表会の形態も決まり
今はそれに向けてのレッスン。
そして
選手クラスメンバーに関しては
2/19-20に行われる選手権関西大会へのレッスンを中心に行っています。
果たして、、
このコロナ禍
大会参加もイベント開催も
本当に難しいですね。
もう、これを言い続けて何年?まる二年?
今は社会活動を維持しながら、感染を広げない、という形で
社会が動いていると理解しているので
レッスンをストップすることも、イベントを中止にすることも
考えていませんが
それでも状況は日々変わりますので、どうしても敏感になりますよね。
無理せず、無理させず。
そうやって一日一日を過ごしていくことと
どんな状況になったとしても、それを柔軟に受け止められる心の強さと
自分が出来ることはそこなのかな、と思います。
全く準備せずに対応出来ることって何もないので・・・
そう思うと、少しでも動画でのレッスンに取り組んでいた過去や
それを活用できる連絡ツールのシステム運用がうまくいっている事
コロナより前にこのシステムが使えるようになっていた事が大きくて。
無駄なことは一つもないんだな、と。
今も、レッスンには行きたいけれど
事情があり参加を控えなければならない、、
そういうメンバーがいることも事実です。
フェニックスやシュシュメンバーであれば
動画を送ってもらってのフィードバックなどは
いつでもお引き受けしますので
遠慮なく送ってきてくださいね!
上手になる気持ちを持ち続けてほしいなと思います。
さて本題へ。
世間では「習い事」というジャンルにくくられるバトン。
これは、かなり古い雑誌の表紙なのですが
私が大切に保管しているものでして・・・
「ドキッ」とするんですよね。これを見るたびに。
保護者の立場としても。
指導者の立場としても。
この文言はとても重くて・・・
自分のやっていることを振り返る
きっかけになる言葉なんです。
なんとなく過ごしてしまいがちな日々に
ハッと気付きを与えてくれます。
習い事は、いつかやめる時がきます。
特にバトンに関してはセカンドキャリア問題が深刻で
トップ選手がその後、どのような人生を歩んでいるのかというと
なかなかプロになって活躍、、というのは難しい世界です。
指導者になる人も、なりたい人も、本当に少ない。
これはバトン界の将来を思った時に由々しき問題ですが
今は一旦置いておいて
プレイヤーとして、バトンをやめたあとでも
「バトンが好き」「踊るのが好き」「それを見るのが好き」
音楽が鳴れば体が動いたり。
バトンではなくても人と同じ目標に向かって頑張ったり。
何かを作り上げたり。
そういうことが「苦」「苦手」ではなくて
「楽しい」「やってみたい」
と思えるかどうか・・・
そこってとても大切な部分だと思いますし
バトンをやめる時。卒業する時には
そういう気持ちを大切にしながら、
これからの人生、頑張ってね!とエールを込めて送り出しています。
習い事を通して、何を身につけてほしいかというのは
保護者の方それぞれ違っているかもしれませんが
私は、全ての生徒にバトンを通して「努力すること」の
大切さを知ってほしいな、と思っています。
もちろん、他にもたくさんあるんですよ。
努力の大切さはその中の一つです。
華やかに見えるバトンですが
どれだけ基本が大切かは、経験者にしかわかりません。
そしてみんな必ず、どこかで壁にぶつかります。
失敗せず、最短距離で、できれば挫折やしんどい思いをせずに
技の習得が出来ればそれに越したことはありませんが・・・
もうすぐ指導生活30年(!数えてビックリした!!)近くになりますが
そんな生徒は見たことがありません。
金賞しかとったことがない。本番で一度もバトンを落としたことがない。
そんな生徒、少なくとも私は知りません。
(失敗が嫌、出来ないのが無理、でやめていった子はいます)
正しいやり方、多少のコツのようなものや練習のポイントはありますが
結局は自分がそれを習得するまでは
体と頭と気力を使い、積み上げるしかなくて。
〇めちゃくちゃに体がかたかった生徒が
コツコツ努力を続けて、今ではメンバーでも1、2を争う柔軟性を誇っていたり
〇まだ時間がかかるかな、、と思っていたカテゴリーを
こちらも驚くくらい積み上げて
「出来るようになりました!」と見せてくれたり
〇人前で踊ることなんて全くできなかった恥ずかしがり屋さんが
腕をあざだらけにしてバトンに打ち込んでトップ選手になったり
〇「年齢的に遅いでしょ」とバトン界では言われる年齢からのスタートでも
努力を重ねて立派なトワラーになったり
全て、努力が出来る子たちだから成し得ることですよね。
全員、実在するメンバーです。
字数上、一部メンバーのことだけですが
在籍生徒スタッフ全員分、迷わずかけますよ。成長軌跡と、努力の証!
(きっと読むのが大変なのでこの辺にしておきますが)
全ての生徒の成長軌跡を鮮明に覚えていますし
聞きたい人にはいつでもお話します(#^.^#)
続ければ出来るようになる。
毎日コツコツやれば一か月後、半年後にはきっと。
諦めずに取り組めば・・・。
みんなわかっているのに、この簡単なことを継続するのが
どれだけ難しいことか!
私も毎日「勉強中の韓国語、新しい単語を5個覚えよう」
そうすれば一か月後には150の単語、、二か月後には、、
わかっていますが、なかなか。どうしても後回しになり、出来ないことが多いです。
人間って、そういうものだね、と。
それで片付けてしまうのは、やっぱりさみしいなと思うんですよね。
失敗も、挫折も、多くしてきた人の方が
長い目で見た時に強くなる気がします。
その時はつらいし、劣等感を味わうかもしれませんが
目には見えない財産。経験。失敗しないと得られないものがそこにあって
学校の勉強や仕事、他の習い事に関しては
「いっぱい失敗して学んだらいいよ!」
なんて無責任なことは言えませんが
バトンに関しては、失敗OK!チャレンジ大歓迎!
最初から出来る子なんていないんだから
始める年齢なんて関係ないんだから
「やりたい」「うまくなりたい」気持ちがあるなら
努力をすることだよ。そう声を大にして言いたいのです(#^.^#)
結果的に、、
こんなにやったのに銀賞だった。
全国大会に行けなかった。
選手権で結果を出せなかった。
かもしれませんが、その「無駄に見える努力」は決して無駄ではなくて
そこに向かって全力で努力出来た自分には
宝石みたいな価値がある。
一つのことに真摯に打ち込み続けてきた強さ、、
それがある人とない人では、今後の人生、絶対に変わってくる!
それを知ってほしいなと思います。
そして近くで支えてくださる保護者の方にも
その目線は忘れずに持っていただきたいですし
技の上達だけに一喜一憂するのではなく
「夢中になって、苦労して、そして壁を越えていく」
お子さまの姿に、たくさんの愛情を送ってほしいなと思います。
指導者としては、一人ひとりの成長速度を大切に
小さくてもいい、スモールステップをしっかり見つけられる目を持つこと。
母親としては、我が子が夢中になっているもの、
とりこになっているものを見極めて
一緒に楽しめる気持ちを持つこと。
あとは、健康で長生きすること・・・ですかね(笑)
2月後半も体調管理に気を付けて
元気にレッスン頑張りたいと思います!