先生の想い

チームレッスン

京都は無事に台風が通り過ぎ、一安心です。

関東地方、東海~東北は大変な状況でニュースから目が離せません。

被害が少しでも小さいことを祈ります。

 

昨日はこども園、高校、レッスンも全てお休みとなり、サワツグミと一緒に一日家で大人しく過ごしていました。

買い置きをしないので、食べるものは相当さみしくなりましたが(;^_^Aそれもまた経験でしょうか。

ツグミとエンドレスで遊んだり、サワと写真整理にいそしんだり

「バトンしていなかったらこういう生活なんだ・・・」と。

たまにはいいですが、やっぱり私は忙しい方が性に合うかな(笑)

 

台風を心配していた金曜日は、ジュニアのチームレッスンでした。

関西大会へ向けて手直しもようやく完成しました!

京都府大会以降のチームレッスンでは、これまで以上に子どもたちの色々な部分の成長が見えて、とてもやりがいを感じます。「どの部分が?」雰囲気を保つ、いつも以上に元気(笑)、練習のメリハリ、そして中学生の意識の高さ、そこに加えて16人全員の責任感の向上ですね。

人任せにしないこと。でも一人で抱え込まないこと。

 

正直なところ、フェニックスバトンチームのチームレッスンは極端に少ないと思います。

別にさぼっているわけではなくて(;^_^A、子どもたちの普段の生活・学校・部活、さらにはメンバーに入っていない子たちの通常レッスンもありますし、体育館があるなら毎日レッスンするよ!!ということは、現実的に難しいんですよね。

少ないレッスン回数の中で私が考えるべきことは、レッスン内容の優先順位を明確にすること。

そして、それを子どもたちにも理解させること。ですね。

全員で動く、フォーメーションを覚える、振付をそろえる、自信をもって踊れるまで踊りこむ。

これらを優先したいので、技練やセクションなど、個人スキルの部分にかける時間は京都府大会前より少なくなっています。

それを解消するために、個人課題のシートを渡して「隙間時間を生み出し、一人でコツコツ積み上げる!!」を子どもたちと約束しました。自分に向き合い、ちゃんと全員が課題をこなせば、自ずとミスはなくなるはずです(#^.^#)

チームとして大切なことは何だと思う?

ひとり一人に必要なことは何だと思う?

常に、うるさいくらい、子どもたちには問いかけます。

出てくる答えは様々ですが、そういう言葉を全員で聞いていると、良い変化がたくさん生まれるんですよね。

低学年でもキャリアが短くても、自然と責任感が生まれるように思います。

そして、高学年・中学生たちはさらに意識が高くなります。

誰かがしてくれる、のではなくて、自分が関わっているパートは、みんなで力を合わせてそろえる!!

そういった心意気・・・

 

まずは自分がやるんやで。人を変えるんじゃなくて、自分が変わるんやで。

誰もやっていないから、じゃなくて、自分が声を出していくねんで。

 

中から気付くこと、練習で思いついたこと、気になったこと、良くなったこと、みんなのほうから何でも先生に伝えてや。

先生一人の目だと気付かないことでも、16人の目があれば、もっとたくさんの気付きになるから。

 

そういったメッセージを発信できるようになったのも、子どもたちの成長した姿があるからこそ。なんですよね。

ジュニアチームを作ってから何年経つかなぁ。。チームの取り組みを始めた当初は、こういったメッセージを発信するなんて考えられなくて、目の前のことをやるのに私もメンバーも精いっぱいでした。

コツコツ頑張ってきた子どもたちの成長!これがチーム全体の力を引き上げていると痛感します。

 

なぜそうなれるのか。ただ続けているだけでは、なかなかそうはならないと思うんですよね。

やはり「素直に聞く」「信じてやってみる」「周りを見る」そして大きいのは「応援する」

この「応援」が実はポイントで。

場面ごとに技を任せられるメンバーは様々ですが、そのことに対してみんなが心の中で「頑張れ!」と応援しているのがよくわかるのです。チーム演技では当たり前のようで、、実は意識していなければできないことだと思います。

自分のことしか考えていない子であれば、そういったことには無関心で

もしそこで誰かがミスをすれば「なんで落とすの?」と思ってしまうことさえあるかもしれません。

他人を応援する心は、普段から意識してもたないと出来ないことなんですよね。

フェニックスのメンバーは、みんなそういった心をしっかりと持ってくれています。

それはチームメンバーだけではなく、フェニックスバトンチーム全体の雰囲気を振り返った時に感じられることなので、バトンを通してこういった心を育んでくれていることが何より嬉しいのです。

メンバーだけではなく、保護者の方も同じですね。

子どもたちの成長を楽しみ、それは我が子だけに向けられるものでなくて。

大きな「期待」ではなくて、大きくあたたかい「応援」という姿勢を守って下さっていることに、感謝の気持ちがわいてきます。

 

見てください、この姿!

 

中学生で集まって、ポーズ確認しといて~

私の指示はそれだけです。その間、私は小学生を徹底指導!

ちらっと様子を見てみると、一人ずつ見せ合いっこしたり、こうして写真に残して客観的に確認したり。

それも、時間をかけて「どうするこうする・・・」ではなく、さっと動いて行動に移せる。

これもまた、この子たちの成長であり信頼関係であり、、

 

チームの作品を作り上げるのには、たくさんの労力が必要です。

それでも、その労力をはるかに超えて、メンバーが私にくれる「喜び」があります。

だから私はチームの取り組みが大好きなんです!!

 

関西大会まであと3週間。

楽しいチームレッスン、成長をワクワク嬉しく感じながら、日々を過ごしたいと思います(#^.^#)

 

 

 


見守りの一日

良く晴れた日、ツグミの運動会でした。

日光にあたると、なぜあんなに疲労するのか(;^_^A・・・

保護者の準備係(ようは、運営のお手伝い)をしていたせいもありますが、昨日の夜は本当に疲れすぎ。

体が重くて重くて!!年齢のせいもあるのかなぁ。

 

かけっこも、冒険競技(障害物競走)も、綱引きも・・・どれも全部がんばりました!

ご褒美メダルに、にっこり♪

 

今大好きなチコちゃん!

 

ちなみに、こちらは一年前

少し、顔がお姉さんになったかな??どちらにしても可愛いです(笑)

親バカすいません!!!

 

 

ツグミの通うこども園の方針は「見守る」

もちろん、危険な時などは迷わず手助けするのですが、それ以外は基本的に子どもたちの力を信じて見守ることに徹底されているようです。

人より少し時間がかかったり、苦手なものがあったり、張り切り過ぎて失敗してしまったり、ギャラリーの多さに驚いてできなくなってしまったり・・・それでも、子どもたちみんな、小さな体で一生懸命頑張っています。

大人からみていると「あれは無理ちゃうかな~・・・」と思うような障害物でも、子どもたちはみんなやり遂げていました!

特に年長さんは、竹馬・鉄棒・縄跳び・マラソン・マット運動・・・

どれもみんながそれぞれのペースで達成!それを見守る大人たち、お友達がいて。

会場にはあたたかくて大きな拍手が生まれます。我が子の姿ではないのに、涙腺が緩んでしまう瞬間(;^_^A・・・

 

でもこれは、その場の子どもたちの力だけではないと思います。

日頃からの先生方の力!かかわり方の工夫!!まさにこれですよね。

様々なペース、個性の子がいる中で、本当に難しいことだと思いますが、先生方の力のすごさを感じます。

熱心なのは当たり前ですが、その熱心さは「早期教育」「勉強」や「みんなと同じ」ということに注力するのではなくて、その子のペースを大切に・・・というところに注がれています。

この年代にしかできないこと(どろんこ遊びや自然と触れ合うことなど)を大切に、情緒をはぐくむ教育を大切にされていて。それが手に取るようにわかるので、安心してツグミを預けられるのです(#^.^#)

 

先生方、本当にありがとうございます・・・心から感謝の気持ちでいっぱいになりました!

 

こうして、種類は違っていても「先生」という同じ立場で物事を見ると、こども園の先生方からは学ぶことがたくさんあります。

その子にあった指導の仕方があり、導入も違っていて、絶対に工夫は必要で。

バトンのレッスン現場に置き換えて考えると、気になることはたくさんあります。

私自身の勉強不足も痛感しますが、そこで立ち止まっているのではなく、工夫をたくさんたくさん凝らしていこう!

そう決意した一日となりました。

 

見てください。

一年前は、みんなについていくのが必死・・・何をするのにも自信がなくて・・・

それが、今ではこんなに堂々と踊れるようになりました!

笑顔も自然と出てきますし、何より立ち姿からあふれ出る自信。

 

子どもの力って本当に素晴らしいですね。そして継続は力なり。まさにこれを体現してくれています。

本人の努力が実り大きく咲くのには、時間が必要です。

それを待てるか・・・待てないか・・・

保育もバトンも、やはり辛抱そして忍耐!

やり方を教えるのも、なぜできないかを指摘するのも、さほど難しいことではありません。

難しいのはそこから先なんですよね。

レッスン中の集中具合や、それを持ち帰って自宅でやる意識があるかどうか。

やはり練習してきた子は、その分上達します(^^)

 

 

私自身、子どもたちに「家で練習しておいでね」しょっちゅう言いますが、、自宅に帰ると目先の事だけで精いっぱい!

バトンの事務作業に追われ、家事に追われ、家はぐちゃぐちゃで(;^_^A

振付の勉強も、指導法の勉強も、メンタルの勉強も、やりたいことは山ほどあるのに・・・気持ちだけで終わってしまって行動に移せていません。

子どもたちには偉そうに言っているのになぁ、、と情けなくなります。

 

頑張る子どもたちに負けてはいられませんね!

台風の進路も気になりますが・・・今日も一日、頑張っていきたいと思います。


子どもの心

フェニックスでも、シュシュでも、幼児さんが数名います。

小さい頃から様々なお稽古事に触れ、自分に合うものはなにか?楽しいものは?を見つけられるというのは、とても恵まれていて幸せな環境だと思います。早期教育が全て良い、とは思いませんが、経験を積めるのは素晴らしいことです。

私自身も小さい頃は、母親がある程度教育熱心?だったのか、色々なお稽古事をさせてもらいました。

ピアノにお習字にモダンダンス・・・どれも楽しかったのですが、ピアノだけは苦手だったなぁ。。

 

幼児さんあるある。

レッスン中に「できない。。」「お母さんがいない。。」と涙してしまう子が時々います。

お昼寝が終わったところでグズグズだったり、何かわからないけれどグズグズだったり(;^_^A

こういった時、マニュアルや正解はありません。これが指導現場での現実です。

状況別対応マニュアル・・・、なんて、ありませんからね(笑)

 

学校の先生であれば、おそらく勉強会や交流会、研修会なども多いのでは?と想像します。

情報交換したり、今の時代にあった指導の仕方というものを専門家からレクチャーしてもらったり、様々なケースを知ったり。

でも、バトンの指導者同士では勉強会や研修会などの機会がほとんどありません。

正直なところ「我流」でしかなく、時々「これでいいのか??」と思うこともあるのですが、今は自分の考えや思いを大切にしています。

 

涙・・・になってしまった時、私はあえてドライな対応です。

周りから見ると「先生、冷たい」と思われているかもしれません。

泣いている理由も色々だと思うので、「どうしたの?」と聞きますが、その時に明確な答えを出せる子はほとんどいません。

しんどい・・・どこかが痛い・・・など、すぐに対応しなければいけない事態であれば対応しますが、それ以外の理由であれば「涙がとまったら戻っておいでね」といって、一旦休憩させます。

今選手クラスで頑張っている子たちでも、小さい頃は課題ができなくて泣いて泣いて・・・

そのたびに「泣くんやったら体育館から出て。」それはルールとして徹底していました。

体育館は練習する人のためのものであって、無駄におしゃべりをしたり、泣いたりするための場所ではありませんからね。

 

私も一応、4歳の子どもを持つ母親なので、すぐに膝の上に抱っこして「どうしたん?悲しかったんやなぁ、でも大丈夫やで」とヨシヨシトントンしてあげたい気持ちはやまやまなのですが(笑)、それは指導者の仕事ではないと思っています。

「今日はもうやめて、お迎えに来てもらおうか?」

「ずっと見ておく??今日は練習しない?」

経験上、そう聞いて「うん」となる子はほとんどいません。

泣いていても、ぐっとこらえて涙を拭いて、、またフロアに戻ってきます。

みんな、やりたいし頑張りたい気持ちはあるんですよね。ただ自信がちょっと足りないだけなんだと思います。

 

バトンは、成功と失敗がはっきりわかる競技です。

幼児なりに取れたり、クルンと回せたり、、「出来た!」を感じられる瞬間がとても多いのです。

同時に失敗もはっきりしていて、「出来ない・・・」となることも。

でも、その現実から目を背けていては、バトンの楽しさをしることは出来ません。

あえてドライな対応に徹しているのは「出来なかった・・・途中でやめちゃった・・・」という経験よりも、「出来たよ!」を感じてほしいからなのです。

たった一つでもいい。ほんの少しでもいい。「出来た!」「ほら、出来たやん!」この喜びの共有が大切で、それの積み重ねでしかないのかな。と思います。

 

 

 

 

それは幼児だけでなく、選手権を目指すレベルの子であっても同じです。

難しい技に「無理かも・・・」「出来ない・・・」という気持ちで向き合っていても、学びは少なく辛さは大きい。それを経験してほしいわけではないんですよね。

レッスン後、疲れ切った帰りの車の中では「今日も出来なかった・・・」というネガティブ反省会よりも、気持ちよく技が取れた感覚や、あそこはよかった!というポジティブ反省会をしてほしいな、と。

 

人間は、良いことよりも悪いことが記憶に残りがちですので(;^_^A意識して良い記憶を残すのは大切なことです。

 

「出来る」という自信を練習によって培うこと。その点をつないでつないで、一本の線にしていくこと。

1分45秒の曲という線にしていくこと。その線を長く長くつないで、自分のバトン人生にしていくこと。

 

そこにある大切なもの、どうか伝わりますように。

 

 

本が大好き!なツグミに、と両親が本棚をプレゼントしてくれました(#^.^#)

 

 

嬉しそうに本をしまっていますが、気になる本が出てくるたびに読んでしまう(笑)

片付けが進みません。

「ツグミちゃん~お手手が止まってるよ~」というと、この笑顔!

 

サワとツグミがいるおかげで、バトンの指導でも色々な経験が生かせます。

子どもたちと向き合う時に、心をしっかり感じようと思えますし、その成長のスモールステップがどれほど貴重かがわかります。保護者の方の気持ちにも寄り添うこと、思いを汲み取ること、これも自身が母になったからできるのだろうと。

(まだまだ足りないとは思いますが・・・)

 

 

何事にも意味があり、繋がっていると。

まさに人生は、毎日という点をつなぐ線なんだよね・・・と感じる日々です。

点を大切にしていきたいです。

 

 

 


体育祭

雨予報をくつがえし

超晴天!!本当に10月??と思うような暑さと日差しに恵まれた、サワの体育祭に行ってきました。

雨降らなくて良かった~、なんて、のんきに行ったものですから、準備不足がはなはだしくて!

水分はなくなるし、日傘も帽子も忘れるし、大変でした~(;^_^A

あまりの暑さに、一緒に見ていたママ友たちも、だんだんと無言になる始末(笑)

結局、最後までは観戦できずに、近くの喫茶店でかき氷を食べ、何とか復活するという事態になりました。

ママ友たちと「すごい一日やったな~」、なんて。

 

それでも私は、普段子どもと関わる時間が極端に少ない生活をしているので、こういった学校行事は大好きで。

都合がつく限り必ず参加しています。

勉強や部活のレベルについていくのが大変な毎日で、悩みも心配もあるのが事実。

ただ、そんな中でもイキイキと学校生活を送っているサワの姿を見るとホッとしますし、頑張っているなぁ、、と嬉しくなります。友達とワイワイしている姿、係の仕事に走り回っている姿。どの姿も愛おしい!

 

 

クラブ対抗リレー(もちろん、サワは出ていませんが(笑))は、堂々の二位!

よく頑張りました。

 

そして、お昼休み後に行われる応援合戦では、応援団のメンバーが「演舞」というものを行うのが恒例なのですが

今年は1~3年生まで、全ての応援団にバトン部の子がたくさん!!

あ。ちなみに、高校の体育祭は横割り(学年対抗)なので、非常に盛り上がります。

 

これまでは、夏休みは部活でほぼ埋まる、というのが当たり前だったバトン部ですが、働き方改革の影響により、かなり活動制限が出ています。

これまでは部活以外のこと(例えば短期留学だったり、、こうした応援団に立候補することだったり、、)は、なかなか両立できない現状があったのですが、今年は大きく変わりました。

1年生から3年生まで、気持ちがある子・やりたい!と思う子は、みんな応援団に立候補していたようで(#^.^#)

体育祭の日は、その演舞を見ることも楽しみの一つだったのです。

サワもその中の一人。すでに色々と「大変」を経験したので、「来年は部活に専念する!!」と宣言していますが(笑)それもまた、やってみなければわからなかったことですからね。

応援団の衣装づくりでは、私も翻弄され( ̄▽ ̄)・・・

布をもらってからそんな短納期で仕上げなあかんの!?というような、保護者あるあるを初体験しました。

 

でも、当日イキイキ踊っているサワを見ているだけで、そんな苦労も吹き飛びました~。

 

2年生の演舞は、実際にバトンを取り入れてもらったり、得意な側宙やソロ演技・3バトンの場面もあったり、見ごたえ充分でした!グラウンドなので足元は滑りますし、まぶしくてドロップミスもありましたが、それでもとってもよく頑張っていたと思います。

 

3年生は圧巻の演技!応援団だけではなく、3年生全員で取り組む「パネル」は自然と拍手が沸き起こるようなもので、感動しました。

 

♪女坂を上って通ったあの朝

眠い目をこすって歌った恩徳讃♪

今でも、ばっちり歌えます!そうなんです。私が在学中・・・よりもっと以前から、応援の歌などは変わらず伝統的に受け継がれています。

その空間に、サワがいる奇跡☆彡

生徒たちの学校愛を感じる瞬間・・・京都で歴史を紡ぎ続ける女子校の誇りがひしひしと伝わってくる演舞でした!

私も、まったく同じように感じながら、青春時代を過ごしました。今でも、この学校には感謝しかありません・・・

 

懐かしい写真(笑)

 

私の高校3年生、応援団の姿です。

 

当時は校舎の4階から、大きな絵を下ろすのが定番でした。

応援のクライマックスに、これをダーッとおろすんですよね。

盛り上がる瞬間!!

夏休みに、講堂の前に広げて、みんなで描いていたな~・・・

今は安全上の理由からか?この伝統はなくなってしまったようですが。

 

関西大会が近付いてきて、練習量の少なさが心配なのは正直なところです。

しかしどの学年の生徒も、イキイキとのびのびと体育祭を楽しんでいて

その姿をみると「クラブ、大会、結果が全てじゃないんだよね」と改めて感じるというか。

同世代の仲間と切磋琢磨しながら、キャーキャーいいながら

こうして学校生活を送れること、そこからたくさんの経験をして感情を知り、人との関わり方を覚える。

なによりも大切なことですよね(#^.^#)

 

個人的には、騎馬戦の迫力に驚きました(;^_^A、、

まさに女だらけの戦場!?本気と本気のぶつかり合い!!

 

来年の体育祭が今から楽しみです。

 

 

さて、こちらは余談で。

先日のブログに、ツグミが描いてくれた絵の事を話題にしました。

その翌日!出来上がってきたのは、こんな絵!!衝撃!!

 

こわ!!怖い!!私のイライラしている顔!!めっちゃうまいやん。。

子どもの観察力ってものすごいですねぇ。

 

その後、この絵が出てきたのでホッとしましたが。

 

あぁ。笑顔って大切・・・

それをキープするために、日々余裕のある生活が何より大切・・・ということですね(笑)


成長

お友達とランチへ(#^.^#)

たまにはこうした息抜きの時間も必要だなぁと感じます。

忙しい毎日なので「バトンしていないと落ち着かないんでしょ」

と言われることもありますが(笑)

こうして人と会ったりランチをしたり・・・

買い物も映画鑑賞も大好き!のんびりするのも大好き!なのです。

本当に忙しい時にはなかなか時間の捻出が出来ないこともありますが、意識して作っていかないと生まれない時間ですよね。

 

行先は、宇治の炭山にある「基牛舎」さん

その名の通り、元は牛舎だったようです。

 

 

ランチは1種類、デザートやオープンサンド(だったかな?)もありました。

こだわりのコーヒーや、特製ぶどうジュースなどもとっても魅力的!

のんびりした空間で、おちついて(いやいや・・・弾丸トークだったかな)過ごす時間は

かけがえのないものですね。気持ちもリフレッシュできました!

車がないと無理な立地ですが、また行きたいお店のひとつです。

 

金曜日から、レッスンがかなりハードなものになっています。

時間のない中で関西大会・宇治文化祭への取り組み、そしてエントリー募集中のコンテストと選手権

やることが多すぎて多すぎて・・・

でもこれは幸せなこと!迷っている暇はない!!自分にそう言い聞かせてひたすら前を向いています。

 

どんな時でも、一生懸命がんばるメンバーの姿が、私に力をくれるのです(#^.^#)

 

 

チームの取り組みであれば

どんな時でもコミュニケーションをたくさんとり、みんなで教え合ったり確認しあったり。

「仲間」の存在を年齢やレベルに関係なく大切にしている姿。

ソロの取り組みであれば

コツコツと黙々と取り組む姿。

それぞれが個人のことに取り組む状況で、「あの子は出来る」「私は出来ない」そういったこともうまれてきます。

みんな成長速度は違うわけですから、当たり前の事ですよね。

そこをどういった心で練習に向かっていくのか

人と比べての優劣ではなく、自分自身に向き合ってほしいな・・・私の願いであり、バトンを通して学んでほしいことです。

 

コミュニケーション力、人を認めて受け入れる心、自分との向き合い方

全ては大人になった時に、それらが長けていれば絶対に生きる力になると確信があるからです。

 

現場では必死なのでなかなか振り返ることが出来ませんが、こうしてブログを書いているとひとり一人の成長がしっかりと感じられて、とても幸せだなぁ。。。と感じています。

 

こちらはツグミの成長!

少しずつ絵にも色が入ったり、工夫が見られます。

お花がたくさん!

 

 

こちらは「一番星」

なかなか一筆で星がかけなくて、三角を組み合わせる方法を教えてみると、それが面白かったようで(笑)

 

いつか一筆で書けるようになるかな(#^.^#)?

 

 

バトンの練習も頑張っています!

ハンドロールができるようになり、面白いのかエンドレスでやり続ける(笑)!!

床が傷つくので、バトンはアイケーさんのフィアレスバトンを使っています。

 

 

ママ!ですって。嬉しいなぁ。

 

笑っているのが嬉しいな、素直にそう感じました。

どうしてもいつも忙しくてイライラ・・・なんていう、見せたくない母親になっていることが多い自覚があります。

子どもの記憶に残る「母親像」が、こうしていつまでも笑顔なら最高!!

そんな思い出が残せる母親でありたいなと思います。

 

 

私の持っている母親像は・・・

料理がうまくて、裁縫や編み物がうまくて。

ぽっちゃりしていておおらかで。かな。

病気になってからは全く変わってしまったので、、後半はつらい思い出のほうが多いですが。

 

 

生徒の成長、ツグミの成長、

私の宝物!!あ。サワの成長も(笑)・・・

 

 


ソロコンテストに向けて

アリーナレッスンに限らず、フェニックスバトンチームでは、

設定されたレッスンは誰でも自由に使うことが出来るシステムにしています。

指導対象は様々なので、「自主レッスン」という形になることも多いですが

練習したい!と思った時に、出来るだけ自由に柔軟に生徒たちが足を運べるような環境でありたいな、と。

とはいっても、最近の子どもたちは忙しい!!!

小学生・中学生・高校生・大学生、、

様々な学年が所属していますが、忙しさはみんな同じ。

どこでバトンをする時間を捻出するかは、とても重要な問題ですね。

そんな中、大学生二人は12月に行われる京都府バトントワーリングコンテストに向けて練習に取り組んでいます。

 

フェニックスバトンチームでは、高校生以上のメンバーを「シニア」と位置付けていますが

シニアになってからソロコンテストにチャレンジするのは容易なことではないようです。

(理由は様々ありますが・・・)

そんな中、自分たちで出場を検討し、チャレンジしよう!という勇気を持てるのは素晴らしいことですね(#^.^#)

今のところ、まだ数名しか取り組みは開始できていませんが、少し前にブログに書いたように

「迷ったのならやってみる!」の精神を忘れずに。

 

行動を起こす時、そこにきちんとした目標設定があり、まっすぐ取り組める心があれば

「ただなんとなく」やるより何倍も得られるものが多いと思います。

 

これはジュニアメンバーにも同じことが言えます。

ちょうどエントリーを決める時期ですので、まずは出場するのかどうか。

そして、出るなら何種目なのか。

保護者の方からもよく相談を受けますが、同じように言うことは

「2つ出るなら、単純に練習量は2倍必要だと思ってください」

これが当たり前のようで、特に子どもたちにはピンと来ていないことも多いんですよね。

 

もちろん、初挑戦の種目なのか、リベンジ種目なのかでも大きく異なってはきますが

リベンジだから練習量が少なくてもよい、、というのは大きな間違いで

どんな状況でも絶対的に必要な練習量というものがあると考えます。

とはいえ。

「無理せず、レッスン数を増やさず、その範囲内でチャレンジする!」

という考えも、あってよいと思います。

それは、各ご家庭での考え方や本人の意識を最終的に尊重すればいいわけで

一番良くないのは

「練習はあんまりせずに、でも一回のチャレンジで金賞を」

そんなバカな(笑)・・・

金賞という形に残る結果には大きな意味がありますが、どういったルートでそこにたどり着いたのかが大切ですね。

努力して、努力して・・・本人が「最大限頑張った!」と思えたなら

例え銀賞でも銅賞でも、そこには大きな価値があると思います。

その逆の場合は??

一発で決め切る力も、その子の持っている大きな財産かもしれませんが

やはりコツコツ積み上げた子と、そうでない子には・・・いつかどこかで、大きな差が出てくると実感しています。

そして、特にジュニアメンバーの場合は、子どもだけやる気でもダメで

送迎をしてくださる保護者の方や、見守る家庭環境もとても大切になってきます。

 

こうしてコンテストなど、具体的な目標ができてくると

「仕事で送迎が難しいので、今日はおじいちゃんに送ってもらいます」

「行く時はおばあちゃんで、帰りは私がお迎えに行きます」

等々、ご家族にも協力してもらいながら、レッスン数の確保をしてくださるご家庭も多いです。

ありがたいことですね!

 

子どもたちには

「頑張る気持ちがあるから、みんながこうして協力してくれるんやで。その想いにこたえようね」

「一生懸命、真面目に、コツコツ取り組もうね」

あえて言葉には出しませんが、ジュニアもシニアも、通常クラスも選手クラスも、学校部活と両立しながらのバトンメンバーも、シュシュもソレイユも、、どこに所属しているメンバーであっても、その心を大切にしてほしいです。

 

 

さて。ちょっとバトンから離れて・・・

大会後から約1週間、発熱&中耳炎でこども園をお休みしたツグミ。

すっかり回復!!しました。

高熱で寝込んでいる時はどうなることかと心配しましたが・・・

体を動かすことも好きですが、どうしても私が付き合う時はインドアの遊びになります。

(明るい時間に家にいないので(笑))

必然的に、折り紙やお絵かき、パズルなどで遊ぶことが多いのですが、最近はひらがなを書くことにハマっています。

結構いいお値段した、カラーの筆ペンを使いまくる(笑)!!

 

 

うん。読めないことはないですね(笑)

まだ左右の認識が甘いので、鏡文字がとても多いんです。

まぁ、焦ってなおさなくても、いつかなおるでしょ、なんてのんきな母!

 

そしてもう一枚

 

 

誰!?!?けいたくんて!!

 

おそるおそる聞いたら、、

「妖怪ウォッチのあまのけいたくん」

ですって( ̄▽ ̄)

 

 

子どもの作品は、絵も字も本当にかわいらしくて癒されます。

(そしてどんどんたまっていく・・・)

 

我が子の成長も、生徒の成長も、身近で感じることが出来る毎日に感謝しながら

今日も一日頑張りたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 


心の軸

連休最終日は八幡バトンクラブさんの発表会に寄せていただきました!

 

 

同じ京都で活動するチームとして、いつも仲良くさせていただいています(^^)

また、選手権に出ているメンバーたちは、同世代の選手と交流があったり、普段はなかなか経験できないバトンの世界での横の繋がりもあり、フェニックスバトンチームにとっても、とても身近な存在のチームです!

 

先生のカラーが溢れ、またメンバーみなさんの可愛くストーリー性のある演技に魅了され、あっという間の時間でした!!

 

先生、皆さん、お疲れ様でした!!

 

35周年、長い歴史ですね。

素晴らしいです✨

 

舞台を見ていると、フェニックスもまた発表会やりたいな~!!

そんな思いがフツフツと。。

 

終演後、見に来ていたフェニックスの生徒&保護者さんに

「うちも発表会やりたいなぁ~!」

と言ったら。。

「先生、絶対そういうと思っていました!!」ですって(笑)

 

読まれています( ̄▽ ̄)

 

メンバー一人ひとりにスポットがあたること。どんなレベルの子でも居場所があり、、長くコツコツ続けている子にもちゃんと見せ場があり、、

全ての演技に対して、観客の方からの温かい拍手!

これは、形に残る評価ではありませんが、金メダルや1位と同じ価値があると思います。最大の賛辞、敬意、ですよね。

 

だから、私はバトンが大好きなんです!

スポーツ、アスリートとしての評価。文化芸術としての評価。

どちらも受けることが出来、体験することができます。

 

同時に。。これはバトンをやる上で自身の永遠の課題だな、と思うのですが

「勝つためにやる」

「では勝てなかったら意味が無いのか?」

この問題と常に向き合っています。

 

チームの全国選考、、

個人の選手権、、

今のフェニックスにとっては、とても高い壁です。

どんなスポーツでも同じなのかもしれませんが、「この相手には絶対勝てないよね」

やる前から、その力の差が歴然ということはあると思います。

バトンも同じく。

 

では、私たちはどういった心でそこに向かえばいいのか?

最初から諦めて「どうせ無理やけど、、とりあえず出てみるか」

・・・違いますね。私は、そういった気持ちは一切持っていません。

そんな心であれば、努力の仕方が変わってしまいますから😅

可能性にかけて、最大の努力をする。

チャレンジしてくれるメンバーがいる限り、挑戦し続ける。

そこにはブレない軸を持っているつもりです。

 

ただ、勝つことだけが最優先ではなくて、、

勝負に挑み、勝ち負けの評価を受けると同時に、私たちは「自身の成長」という大きな財産を得ているんだ。

私の心の中には、常にその軸がズドン!!と通っています。

 

勝つから楽しい。

ゲームでもスポーツでも同じです。

そこに楽しさがあるのもよくわかっています。

以前、「勝つ楽しさを知らないから、やめてしまうんですよ」

そう言われたことがあります。

この言葉、言われた時にものすごく衝撃を受けて、以来頭から離れることはありません。

そうか・・・勝つ楽しさ。確かにフェニックスではそれを提供できていないんだ。

妙に納得しました。

同時に、そんな「今はまだ勝つ喜びを与えられないフェニックスに、なぜこれだけのメンバーが集まってくれるのか」を考えました。

やはり、メンバーにとっては「勝つこと」が最優先で唯一、ではないからだと思うんですよね。

 

バトンを通して

楽しい気持ちも、がむしゃらにやる気持ちも、

仲間との唯一無二な時間も、

壁に向かう苦しさも、乗り越えた時の達成感も、

全てが大切な経験であり財産です。

その一瞬一瞬に、一人一人の「成長」があります。

技術的にも人間的にも、必ず成長があります。

メンバー本人も、保護者の方も、そこに正しい理解があるからこそ人が集ってくれるのだろうと。

都合の良い解釈かもしれませんが、そう感じています。

 

永遠の5歳、チコちゃんにも登場するワードですが

「あるのは、無数の解釈。真実とはもっとも有力な解釈のひとつにすぎない」

何のために取り組むか、こういった問題にも正解はなくて

無数の解釈があるのだろう・・・そう思います。

 

競技をやめる勇気を持てなかったばかりに、就職する機会を逃したアスリートがどれだけたくさんいるか。

そんな問題も、某トップアスリートの著書で読みました。

勝たなければ意味がない、勝てないならやる価値がない。

そういった厳しい解釈の中で取り組んでいるトップアスリートはたくさんいます。

なぜか・・・一旦決意して始めた取り組みを途中であきらめることは、どうしても「逃げ」のような感覚にとらえられますが、決してそうではないと思います。

その時の正しい判断、周りからの声は色々あったとしても「これで間違っていないんだ」と思える心

勝った時も、負けた時も。

スポーツをする上で、選手の一番近くにいる指導者が、正しく方向性を示していくことも大切なのでしょう。

 

目標を持ち、可能性にかけ、生徒を信じること

そこに迷いはありません。

シンプルに「勝ちか負けか」「選ばれるか選ばれないか」

この評価を受けた時に、何も残らないで抜け殻になってしまうような弱い心ではなく

そこに対して全力で取り組んだ自分たちに胸をはり、成長を感じられるように。

 

ただ「楽しい」だけのバトンチームにはなりたくありません。

楽しいから勝てないんですよね。そういう周りの声が、心に突き刺さることも多々あります(笑)

 

フェニックスというチームに所属してくれている人の想いを背負っている私には、大きな大きな責任があります。

勝つ喜びを目指すのはもちろん!!

努力して努力して、それが報われる瞬間・・・

想像しただけで鳥肌が立ちます!!

きっと、一言では語れないくらいの感動がそこにあるでしょう。

せっかく集ってくれるメンバーに対して、その「勝つ喜び」を与えられていない私自身の力不足は常に痛感していて

足りないものだらけだな・・・自己嫌悪に陥ることもしょっちゅう。

勝つ喜びを味わいたい!その想いは実はものすごく強いんです(;^_^A

 

同時に、勝つことと同じくらい大切なものは何か。目に見えなくても、それがちゃんと心の軸にあるか。

バトンの素晴らしさ、この競技から得られること、全て。正しく理解できているか。

どんな状況でもそれを見失わずにいられる自分でありたいです。

 

 


文化祭

金曜日・土曜日と、サワの高校文化祭に行ってきました。

自身が在学中から始まり、バトン部の指導をさせていただくようになってからウン十年・・・

通い続けている学校なので、特別感は全くないのですが

学校行事の時は「保護者モード」になるので、少しだけ気持ちが楽。という感じでしょうか。

今売っているメッセージキットカット。

こういったメッセージをお菓子にのせて届けられるって素敵ですね!

今年、演技が復活したバトン部のメンバーに贈りました。

私が在学中(そのあともしばらくは・・・)は、バトン部として演技の場があるのは

普通のことで、広いグラウンドに着替え用のテントもたててもらい、

衣装や手具にも凝った演出を考えて、たくさんの人に日頃の頑張りをみていただいたものでした。

ある意味、クラスでの活動よりもクラブでの活動がメインだったような気もします(笑)

 

時代の流れもあり、練習時間の削減や、学校の部活としての正しい在り方、

クラブ員である前に、一人の生徒でありクラスでの役割や経験などをおろそかにしないことなど

様々な要因があり、近年は文化祭中にクラブでの活動の場を設けてもらうことは叶いませんでした。

2年前に一度復活したキリ、でしょうか。

同時に、生徒たち自身も「大会に集中したい」「余裕がない」など、、

気持ちがそう傾くのも、とてもよくわかります。

 

実は今年は!!

高校からバトンを始めたメンバーが入部してくれたこともあり

大会だけに偏るのではなく、多くの方々(特に、学校の先生方やお友達)に

日頃の頑張りを見ていただくこと、バトンの楽しさを知っていただくこと、

これらを目的として、演技の場が復活したのです!!

私にとってもとても嬉しい出来事でした。

 

普段、イベントや出演の機会が皆無のため、衣装がなくて

フェニックスのものをレンタルしました(#^.^#)

せっかく作った衣装ですから、こうして着てもらえる機会があるのは幸せです。

 

 

うーん。ワードプレスに変えてから、いまいち写真の大きさがうまくいかないなぁ。。

 

シニアメンバーが着る時とはまた違った魅力のワンピースになりました。

 

 

そしてこちらは、以前の大会で使った衣装。

「ブエノスアイレスの四季」を踊った時のものです!

 

快く衣装を貸してくれたシニアメンバーのみんな、どうもありがとう!

残念ながら、練習不足が響いて、演技的にはかなり乱れてしまい・・・

せっかくの衣装を生かすことが出来なくて申し訳なかったです。

でも思い出の衣装がこうしてまた日の目を見るのは、やっぱり嬉しいですね。

卒業生でもあり、フェニックスに在籍しているシニアメンバーも

わざわざ演技を見に来てくれていました。ありがとうございました♪

 

演技を見ていて、思ったこと。

やはり人前で演技すること・本番の経験を積むことって、本当に大切なんだなぁ・・・

簡単な内容で、ミスするはずのない要素ばかりであっても

練習不足だったり、場に慣れていなかったり、、それが顕著に演技にあらわれていました。

「大会だから頑張る」「結果が付くものだから必死になる」

のは、人として当たり前の心理ですね。

もちろん、本人たちは「文化祭だからまぁこれくらいでいいや」なんていう

いい加減な気持ちで取り組んでいたのではないんですよ!誤解のないように・・・

時間のない中、きっとやれることは全部やったのだろうと信じています。

となると、やはり経験不足。そこに尽きるのかな。

クラスのこと、委員会のこと、クラブのこと、、

みんな様々なスケジュールを分単位でこなさなければならない過密な当日スケジュールで

気持ちの切り替えがうまくできていなかったことも大きな原因だと思います。

たくさんのことを同時進行で行い、それに適応していくこと。

大人になれば当たり前のことでも、まだ高校生・・・難しさも痛感したことでしょう。

それでも、どの作品も最後のポーズは満面の笑み!!そうそう。それでこそバトン部です!

 

「バトントワーリングというスポーツに出会えた感謝の気持ちを

演技に込めたいと思います」

その気持ちをこれからも忘れずに・・・

私も同じく・・・

 

大切なSAKURAの衣装、やっぱり足長効果抜群ですねぇ。とてもきれいでした!

なかなか部活の範囲で出演の場を求めていくのは難しいのかもしれませんが

出演の種類は様々あると思います。

ソロコンテストに挑戦し、緊張の中で一つずつの技を決められる技量を身につけること、

心身ともに強くなること、、

小さい規模でも、どんな内容でも、人に見ていただける機会があるなら積極的に参加すること、

その経験が必ず人を強くするのだろうと実感しました。

同時に、それは高校生に対してだけではなくて、フェニックスメンバーにも同じことが言えます。

コンテストもイベントも任意で参加するフェニックス、「どうしようかな」と迷った時は

勇気を出して出る選択をしてほしいな。

もちろん、どうしても都合がつかない、練習時間が確保できないなど、個々の事情もあると思います。

時と場合により、冷静に判断していくことが大切ですが、迷った時はチャレンジ!!

そして、チャレンジすることを決めたのなら、全力を尽くす!!覚悟を決めて、最後までやりきる!

 

今回の高校生の取り組みから、私も色々と学ばせてもらいました。

文化祭後は21:00までレッスンだったのですが

帰宅後はひたすらYouTube動画を見る見る見る・・・

「イベント バトン」(笑)

どんな演技がキラキラ輝いて見えるのか、素敵な演技がたくさん!!

こうした地道な勉強を重ねることも、指導者にとって欠かせないものです。

宇治市民文化芸術祭も、チームの手直しも、ソロコンテスト、選手権も、

どれに対してもチャンレジするなら全力。まずは私自身が!!

 

今回は、ダンス部さんと同時発表で、着替えの兼ね合いなどから交互に演技する構成になっていました。

ダンス部さん、とてもレベルが高いので、見ていて私も勉強になることがたくさん。

そこで一つ気付いたことが。ダンス部さんって、踊る時(正面を向いている時)、まばたきしていないんですよ!!

いや・・・正確には、どこかでしているんでしょうけれど

わからないんですよね。目に吸い込まれそうになるというか・・・

この目ヂカラ、伝える手法、バトンにも生かせるといいなぁ。

 

 

オリジナルグッズ♪

今年は、新三郎帆布のカバンも発売されており、嬉しくなってそれも買いました!

 

可愛いカラーで、大活躍してくれそうです!

 

普段子育てそっちのけなので、せめて学校行事は・・・という気持ちで

二日間開始から終了まで( ̄▽ ̄)全て満喫しました。

祖父母や叔母、いとこもサワの頑張りを見に来てくれて、

サワ自身が毎日、学校、部活、委員会、友達関係の構築、、たくさんの経験をし

人間的に成長してくれている様子を見てもらうことができました。

実は、バトン部と掛け持ちで文芸部にも入っています(#^.^#)

 

 

 

文芸部の冊子。

ライトノベル的な手法でしたが、サワらしい文章が書いてありました。

他の部員さんの作品も読み応えあったなぁ。

 

クラスでのコーラスでは、その歌声に涙し、良い仲間に恵まれたことに感謝し

サワの個性を大切に認めてくれる今の環境・学校の雰囲気、本当にありがたいなと思います。

 

 

次は体育祭!これもまた今から楽しみです♪♪


だんだんと

10月末に行われるイベントに向けて、作品練習中です。

フェニックスバトンチームでは、レッスンに参加する曜日を固定していないので

自由にレッスン日やレッスン参加回数が選べる反面

「誰がいつ来るかわからない」「本番まで参加者が全員揃うタイミングがない(かもしれない)」

というデメリットがあります。

それを克服すべく、しっかりと細かい点を確認し、それをその都度共有する。

この作業が欠かせません。

 

幼児さんもレッスンにすっかり慣れ、お姉さんたちが踊っていても気にならず

集中できるようになってきました!

 

3歳・4歳という年齢で、自分たちのやることをしっかり理解できているのは素晴らしいなと思います。

参加し始めた頃は、お母さんの姿が見えないと泣いてしまったり

遊びだしたら止まらなくなったり

眠たい時間帯でグズグズになってしまったり

そんなこともありましたが・・・

だんだんと色々なことが出来るようになってきました!

低年齢から始める習い事、難しいことが出来るようになるよりもまずは

「楽しい!」「できるようになった!」の喜びを、大きく育てていきたいなと思います。

 

小学生たちは、新しい作品をたくさん覚えています。

 

 

 

パプリカ、今年は大流行ですね~。

バトンに限らず、どれくらいの団体が作品として使っているのかしら(笑)

 

水曜日のレッスン場は鏡があるので、振付を覚えるのには最適の環境です(#^.^#)

 

何でも積み重ね。日々のレッスンが全てですね。

京都府大会が終わった直後なので、そう痛感しています。

チームレッスンの時だけがんばってもダメで・・・

しっかり踊る、きちんと見せる、ミスをしない、体をしめる、ひきあげる、前を向く、表情・・・

チームレッスンの時は、全員でそろえるために様々な点を細かく指導します。

ただ、その時だけではダメなんですよね。その時は出来たように見えても、身についていません。

結局やりきれないままで終わってしまいます。

やはり日々の積み重ね!!

究極を言えば、柔軟の時も・・・挨拶の時も・・・日々の生活の中での姿勢や意識も・・・

そういったところの心構え、何を意識するか、丁寧さ、考えるチカラの積み重ねがあり

はじめて「身につく」のだと思います。

 

レベルの高いチームは、そういうところが長けているのだと。

たくさんのチーム演技を見て、改めてそう感じました。

 

 

上記は、特にジュニアが抱えている根本課題ですね。

「わかっているのに手を抜いてやらない」のではなく

「その大切さに気付いていない」「そもそもわかっていない」のであって

そこの指摘や導きは指導者である私やスタッフにかかっているのだと思います。

 

指導陣が「これくらいでいいか」という慣れになってしまわないように

そんな当たり前の気付きもまた、大会を経験したからこそ。

 

出来ることがだんだん増えていく喜びを共有することはとても大切です!

特に、幼児期のバトン指導には欠かせない指導ポイントだと考えます。

ただし、幼児期以降は「褒める」だけでは足りません。

褒めて育てるのは子育てでも指導でも大前提にあると考えていますが、

それだけでは時に「過信」を生むことがあります。

怖いですが、、物事には絶対はありません。

どれだけやっても完璧はないですし、成長に終わりはないのです。

できた!と思った瞬間の喜びは大切にしながら、そこで満足しない。

それが大切なんですよね。

年齢やレベルに合わせて、見逃してはいけないポイントをしっかり押さえられるような

そんな指導を心掛けたいと思います。

 




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