先生の想い

リハーサル

週末は通常レッスンに加えて、チームレッスンやイベントレッスンが入ります。

先週の土曜日は、26日に出演する宇治市民文化芸術祭のリハーサルを行いました。

 

その前には、みっちり3時間シニアチームレッスン。

 

毎シーズン、取り組むたびに色々な課題に直面します。

今年もまた同じで・・・

誰も手を抜いていないのに、実施が伸びない。

単に、練習量が少ないんだから仕方ないよね。という言葉で片付けるのは簡単なのですが、私たちはそれを分かったうえで、この難しいチャレンジをしています。

ドロップしたからダメ、ラインがずれたからダメ、ユニゾンが崩れるからダメ、ダメ出しがしたいのではありません。

ドロップしてもいい、ラインがずれてもいい、ユニゾンが崩れてもいい。

目指していることとやっていることが矛盾しているような気もしますが、いいんです。前を向いて、ミスを冷静に受け止めて、どうしたらよいかを考えて、また頑張ればいいのですから。

そこに気付きや工夫がなければ、それこそ「無駄な失敗」ですが、そこは頭と心をしっかり使えるフェニックスのメンバーですから、心配はしていません(#^.^#)

大会までに、きっとベストな状態に持っていけると信じています。

自分の意思でこの場所に立っているのですから、楽しまなけばもったいない!

私の中では、常にそういった感覚でバトンと向き合っています。メンバーにも、同じように楽しんでほしいな。

もちろん、楽しいことばかりではありませんし、しんどいなぁ、大変だなぁ、そう思うことも山のようにあります(笑)

サワにもツグミにも負担をかけているし、「普通のお母さん(って何?)」のように子どもと時間を過ごしたり、休日にはお出かけしたり・・・バトンをしてなかったらできたはず。そんな「もし」があるのも事実ですが、それは私自身の努力と時間の生み出し方でなんとかなるものだと思いますしね。

心を整えて日々過ごしましょう!!

 

 

シニアチームレッスンの後は、宇治文化芸術祭のリハーサルを行いました。

合同レッスンは初めての2歳児さんもいて、どうなるかな~と心配していましたが、とっても順調にすすみました。

お手伝いいただいた保護者の方、ありがとうございました!!

フォーメーションは覚えられるのですが、どれくらいの間隔で?というのは難しくて、どうしても固まってしまうんですよね。苦肉の策で考えたのがこちら。

 

 

一人ずつ、かぼちゃを作りました!

何色のかぼちゃかな??そのかぼちゃさんの前に立つんだよ~。

 

小さなコーンを置くことなども考えたのですが、舞台上の見栄えや、蹴っ飛ばしてしまうことなども気になって・・・

正解かはわかりませんが(;^_^A、この対応で乗り切りたいと思います!

 

 

リハーサルはたった1時間だけなので、細かい部分の確認をすることは出来ませんでしたが、流れはみんなが理解できたはず。26日が楽しみです!

 

笑顔で頑張れた人~!!は~~い!!

 

可愛い笑顔、はにかみ笑顔、みんなとってもいい顔をしていますね。

 

 

リハーサルの後は、ジュニアチームレッスン。

この日は色々と盛りだくさんでしたが、最後がジュニアチームレッスンで気持ちもピリッと引き締まり、とても良い練習ができたと思います。スタッフの先生も総出!!

スタッフの先生も午後からぶっ通しの現場で、疲れもあったはずです。

それでも誰一人それを見せることなく、ジュニアメンバーに真剣に向き合ってくれました。

 

普段、私だけではなかなか目が行き届かなく、手を入れることができない細かい部分。

スタッフの先生がいるからこそ、そういう部分をレベルアップすることができます。

 

関西大会まで、練習回数はわずかですが、、「成功はある!」と信じてやるのみ。

頑張りましょう!!

 

 

 

バトンには無関係(笑)、私のいい意味での現実逃避タイム

シルバニアファミリーのお洋服作りに挑戦しました!

可愛いなぁ。。バリエーション増やしたいですね~。

あくまでも、隙間時間を使って。なので限界はありますが、こういった「楽しみ」も忘れず、余裕のある日々を送るのが理想です!!

 

 

 

もっと作ってね~

お人形さんたちがそう言っているみたいですね(#^.^#)

 

 

今日も朝からレッスンです!そろそろ用意しようかな~。

 

 

 


文字の力

時々、レッスンで幼児さんからお手紙や絵をもらうことがあります。

物の管理にマメではない私ですが、生徒や保護者さんからいただいたお手紙は全部残していて・・・

ちゃんとファイルにしています。

自分が現役時代に使っていた衣装はもちろん、サワの衣装などにもあまり愛着がなく(笑)処分したり、レンタル用に回したり。大会のプログラムなどもほとんど残していませんし、口癖は「心のアルバムにしまったから、捨てるね!」これ。

 

でも、手紙は特別なんですよね。

それこそ、高校生の指導を始めた頃にもらったものや、スクールを始めたばかりの頃のものもあるんですよ。

読み返してみると、今はフェニックスのスタッフとして頑張ってくれているメンバーが高校生の頃に書いてくれたもの!!

今は選手クラスでがんばってくれているメンバーが小さい頃に書いてくれたもの!

いや~、、懐かしい・・・

 

昨日のレッスンでもこんなに可愛いお手紙をもらいました(#^.^#)

 

幼児さんから。上手な絵と、たくさんかいてくれた文章に感動~。。

 

一部抜粋で・・・

「バトンのせんせいへ

いつもバトンがだいすきです

りはさる(リハーサル!)あしただね

たのしみにしています

・・・・・・

がんばります

せんせいがだいすきです

またやさしくしてください

ずっとバトンはおおきくなるまでやめません」

 

最後の一文にズキューン!!

バトンはカタカナで書いてあったり、ちゃんと敬語を使えていたり。

普段から本をよく読んだり、こういったお手紙のやり取りをしているのかもしれませんね。

大きくなるまで(大きくなっても!)バトン大好きな気持ちを無くさずに、ずっと続けてくれますように・・・

 

 

少子化、お稽古離れ、お稽古の多様化、保護者さんや子どもたちのニーズの変化・・・

正直、この先バトン界はどうなっていくのかな?漠然とした大きな不安があります。

10年後どころか、5年後どうなっているのか、、モヤモヤと闇がかかったように感じることもあります。

「人」がいなければ続かないフェニックスバトンチーム。

こうした小さいトワラーの存在は、チームにとっても大きな希望です。

同時に、今頑張っている小学生・中学生メンバーやシニアメンバー、その子たちが長く続けてくれること。

2歳から30歳オーバーまで(#^.^#)細くてもいい、長く続けてくれるといいな。

常々言いますが、バトンへの向き合い方は人それぞれ。

濃くすることも、薄くすることも、可能なんです。

 

楽しいイベントや、楽しいレッスン!バトンには、楽しい♪瞬間がいっぱいあります。

しかし・・・

実際にソロコンテスト・チームにチャレンジすることを決めて、その練習が始まると、決して楽しくないコツコツした反復練習が待っていて(;^_^A

楽しくない、思っていたのと違う、、そういってバトンから離れてしまう子がいるのも、隠しようがない現実です。

 

楽しい現実と、楽しくない(と思われがちな)現実

いかに、そこを上手に進めていくかが、指導者の手腕なのかな、、とも思います。

できるようになると楽しいんですよ!クルクル回せるようになると楽しいんです(#^.^#)

その気持ちを大切にしたいな(#^.^#)

 

お手紙に話を戻して・・・

今は時代の流れを見ても、メールやLINEが主流です。

私自身もそのツールを多用しています。やっぱり、すぐにお礼を伝えられる、気持ちを伝えられるという点では、本当に便利な時代になったなぁという印象で、このツールがない生活は考えられないかなぁ。

でも、こうして紙でもらうお手紙。大会後にもらう色紙やメッセージカードなどもそうですが、形に残り、何度も見返せるもの。やはり格別な味わいがありますよね。

いつまでも色あせないというか・・・

 

紙はかさばるし、いつか老朽化してしまうし、と、写真やコピーで残すことも考えたのですが、やっぱり現物で保存しています(笑)せめてラミネートしておこうかな~。

年代的に、どうしても写真はプリントしたくなる、その感覚と似ているのかもしれません。

 

今日はシニアチームレッスン→宇治文化芸術祭リハーサル→ジュニアチームレッスン

大忙し!!

どのチームも作品も、笑顔で本番の舞台に立てるように、、レッスン頑張りたいと思います。

 

 


たくさんの成長

台風により延期になった幼稚園の運動会。なんと、延期になった日も雨・・・

でもこればかりは仕方がない!そしてもう変更する日はない!でも中止にはしたくない!

これまでの子どもたちの頑張りや、ご家族の想いを考えると、そういう判断になるのも理解ができます。

 

小雨になったり、ザーッと本降りになったり、また晴れ間が出たり・・・

先生方は雨雲レーダーとにらめっこ!

合間をみて競技を入れ替えたり、本当に大変そうでした( ;∀;)

お天気のご機嫌を伺いながらの運動会開催となりましたが、なんとか無事に終了!

バトンクラスのメンバー5人も、本当によくがんばりました!!

 

人数が少ないこと、そして2歳児さんがいること、様々な状況を考えて、幼稚園のバトンクラスの本番は、私も一緒に踊ることが多いです。この日もみんなと一緒に全力ダンス!!なので、演技中の写真は一切無し(笑)

ぼよよ~ん、と弾み・・・ポンポンでノリノリ~!!

写真がお見せできないのが残念です(笑)なんて。。

 

メンバー5人の保護者さんやご家族はもちろんのこと、先生方、お友達、たくさんの保護者の方から「可愛かったね!」「すごいね!」と声をかけていただき、子どもたちも嬉しそうでした(#^.^#)

こうして成功体験をし、少しずつ自信をつけていくんですよね。

みんなお疲れ様(#^.^#)先生からプレゼント!!

 

 

久しぶりに作ったバトンベア(あ、ベアは既成ですwwバトンを縫い付けただけ!)

バトンに関する贈り物の原点のような気がしますが・・・やっぱりかわいいなぁ。

 

運動会翌日は、代休を取るどころか園全体でお芋ほり!なんと元気な園児さんたちでしょうか。。

そしてたまたま火曜日でバトンレッスンがある日だったのですが、5人とも元気いっぱい!!

それが何よりですよね~。そして、レッスンの集中力もいつもよりアゲアゲ!でした(笑)

まさに経験による成長だなぁ、、と。

日頃のレッスンを見ていると、本番大丈夫かな、、と心配になることも正直ありましたが(;^_^A、気長に見守って下さった保護者の方に感謝です!本当にありがとうございました。次は文化センターの大きな舞台ですね!

引き続き、かわいい姿に癒され、楽しく成長を見守っていただければと思います。

 

ツグミが同じ年代なので、5人のすごさも実感しますし・・・子どもの可能性って本当に無限大!!

それを肌で感じる日々です。

 

ツグミはツグミで、11月に行われる競技会に向けてやる気満々!

これは普段着ですが、実は新調した衣装を毎日着て練習しています(笑)

本番までにお古になっちゃう・・・嬉しい悲鳴!

ツーバトンなんてしないのに、ツーバトン大好き( ̄▽ ̄)

一本で踊っていても、なぜか最後のポーズは二本持たないと気が済まない!

さぁ、どうなることやら。

 

 

こちらは週末のシニアチームレッスンの様子です。

 

子どもたちの成長を書くことが多いブログですが、シニアメンバーもぐんぐん成長中ですよ!

(体ではなく、心が。です(笑)!!)

社会人も多く、「自分」をしっかりと持っている年代の子たちを指導していて・・・

やりやすさと、大変さと。

実はこの両方の感情があります。これは正直なところです。

言わなくてもわかっているよね、やってくれるよね。というこちらの想いと

え。そこ伝わってないやん。というズレが生じるのはよくあることです。

そのたびに私が「なんで!?」という怒りや苛立ちの感情を持っていては先に進みません(笑)・・・

常々「なんでできないのかな」と冷静に考えるようにしています。

 

レッスンに向かう心にしても、こちらから尋ねたことに対する返答にしても、「正解」はひとつではありませんからね。

私が決める「正解」に合わせてほしいわけではなく、メンバーそれぞれが持つ「正解」を、私がどれだけ許容範囲を持ち理解できるかで変わると思うのです。

こうしなさい、ああしなさい、というのは楽なのですが、そこに相手の心がちゃんと素直についてこないようになっては・・・おしまいです。

気持ちよく仕事をして、気持ちよくコミュニケーションをとり、気持ちよく時間を過ごす。

自分だけ楽しければヨシ、ではなくて、みんなが楽しくやりがいを見いだせないと意味がありません。

 

対スタッフ、対メンバー、対保護者さん、、常にどんな人であってもそこに敬意を払うこと

丁寧に向き合うこと、理解しようと努めること、受け止めること、(受け入れるはまた別問題で)

 

私の立場に一番求められるものではないでしょうか。全ては、そこが根っこにあり、それをおろそかにした時に、チームは崩れ始める気がします。

 

この思いを書くのはどうしてか。それは・・・やっぱりスタッフやメンバーに伝えたいからかな。

バトンを通してという意味だけでなく、今より大きな社会に出た時、どんな場面でも必ず役に立つことだと思うからです。

高校生であれば、大学に行ってから。

大学生であれば、社会人になってから。

社会人であれば、立場が変わったり役職がついてから。

そしてその後あらたな人生を歩む時でも。

 

バトンがうまくなる、いい演技をする、そのことが最優先ではありません。

その練習過程で、心が成長すること。これが大切(#^.^#)

 

 

今日は会議、会議!の一日です。

これもまた、私の重要な仕事の一つで・・・

すべては自分のため。自分と同じくらい大切なフェニックスバトンチームのため。フェニックスのメンバーが活動できる協会行事のため。全部に意味があり、繋がっています。だからおろそかにしてはいけないのです。

がんばってきます(#^.^#)

 


チームレッスン

京都は無事に台風が通り過ぎ、一安心です。

関東地方、東海~東北は大変な状況でニュースから目が離せません。

被害が少しでも小さいことを祈ります。

 

昨日はこども園、高校、レッスンも全てお休みとなり、サワツグミと一緒に一日家で大人しく過ごしていました。

買い置きをしないので、食べるものは相当さみしくなりましたが(;^_^Aそれもまた経験でしょうか。

ツグミとエンドレスで遊んだり、サワと写真整理にいそしんだり

「バトンしていなかったらこういう生活なんだ・・・」と。

たまにはいいですが、やっぱり私は忙しい方が性に合うかな(笑)

 

台風を心配していた金曜日は、ジュニアのチームレッスンでした。

関西大会へ向けて手直しもようやく完成しました!

京都府大会以降のチームレッスンでは、これまで以上に子どもたちの色々な部分の成長が見えて、とてもやりがいを感じます。「どの部分が?」雰囲気を保つ、いつも以上に元気(笑)、練習のメリハリ、そして中学生の意識の高さ、そこに加えて16人全員の責任感の向上ですね。

人任せにしないこと。でも一人で抱え込まないこと。

 

正直なところ、フェニックスバトンチームのチームレッスンは極端に少ないと思います。

別にさぼっているわけではなくて(;^_^A、子どもたちの普段の生活・学校・部活、さらにはメンバーに入っていない子たちの通常レッスンもありますし、体育館があるなら毎日レッスンするよ!!ということは、現実的に難しいんですよね。

少ないレッスン回数の中で私が考えるべきことは、レッスン内容の優先順位を明確にすること。

そして、それを子どもたちにも理解させること。ですね。

全員で動く、フォーメーションを覚える、振付をそろえる、自信をもって踊れるまで踊りこむ。

これらを優先したいので、技練やセクションなど、個人スキルの部分にかける時間は京都府大会前より少なくなっています。

それを解消するために、個人課題のシートを渡して「隙間時間を生み出し、一人でコツコツ積み上げる!!」を子どもたちと約束しました。自分に向き合い、ちゃんと全員が課題をこなせば、自ずとミスはなくなるはずです(#^.^#)

チームとして大切なことは何だと思う?

ひとり一人に必要なことは何だと思う?

常に、うるさいくらい、子どもたちには問いかけます。

出てくる答えは様々ですが、そういう言葉を全員で聞いていると、良い変化がたくさん生まれるんですよね。

低学年でもキャリアが短くても、自然と責任感が生まれるように思います。

そして、高学年・中学生たちはさらに意識が高くなります。

誰かがしてくれる、のではなくて、自分が関わっているパートは、みんなで力を合わせてそろえる!!

そういった心意気・・・

 

まずは自分がやるんやで。人を変えるんじゃなくて、自分が変わるんやで。

誰もやっていないから、じゃなくて、自分が声を出していくねんで。

 

中から気付くこと、練習で思いついたこと、気になったこと、良くなったこと、みんなのほうから何でも先生に伝えてや。

先生一人の目だと気付かないことでも、16人の目があれば、もっとたくさんの気付きになるから。

 

そういったメッセージを発信できるようになったのも、子どもたちの成長した姿があるからこそ。なんですよね。

ジュニアチームを作ってから何年経つかなぁ。。チームの取り組みを始めた当初は、こういったメッセージを発信するなんて考えられなくて、目の前のことをやるのに私もメンバーも精いっぱいでした。

コツコツ頑張ってきた子どもたちの成長!これがチーム全体の力を引き上げていると痛感します。

 

なぜそうなれるのか。ただ続けているだけでは、なかなかそうはならないと思うんですよね。

やはり「素直に聞く」「信じてやってみる」「周りを見る」そして大きいのは「応援する」

この「応援」が実はポイントで。

場面ごとに技を任せられるメンバーは様々ですが、そのことに対してみんなが心の中で「頑張れ!」と応援しているのがよくわかるのです。チーム演技では当たり前のようで、、実は意識していなければできないことだと思います。

自分のことしか考えていない子であれば、そういったことには無関心で

もしそこで誰かがミスをすれば「なんで落とすの?」と思ってしまうことさえあるかもしれません。

他人を応援する心は、普段から意識してもたないと出来ないことなんですよね。

フェニックスのメンバーは、みんなそういった心をしっかりと持ってくれています。

それはチームメンバーだけではなく、フェニックスバトンチーム全体の雰囲気を振り返った時に感じられることなので、バトンを通してこういった心を育んでくれていることが何より嬉しいのです。

メンバーだけではなく、保護者の方も同じですね。

子どもたちの成長を楽しみ、それは我が子だけに向けられるものでなくて。

大きな「期待」ではなくて、大きくあたたかい「応援」という姿勢を守って下さっていることに、感謝の気持ちがわいてきます。

 

見てください、この姿!

 

中学生で集まって、ポーズ確認しといて~

私の指示はそれだけです。その間、私は小学生を徹底指導!

ちらっと様子を見てみると、一人ずつ見せ合いっこしたり、こうして写真に残して客観的に確認したり。

それも、時間をかけて「どうするこうする・・・」ではなく、さっと動いて行動に移せる。

これもまた、この子たちの成長であり信頼関係であり、、

 

チームの作品を作り上げるのには、たくさんの労力が必要です。

それでも、その労力をはるかに超えて、メンバーが私にくれる「喜び」があります。

だから私はチームの取り組みが大好きなんです!!

 

関西大会まであと3週間。

楽しいチームレッスン、成長をワクワク嬉しく感じながら、日々を過ごしたいと思います(#^.^#)

 

 

 


見守りの一日

良く晴れた日、ツグミの運動会でした。

日光にあたると、なぜあんなに疲労するのか(;^_^A・・・

保護者の準備係(ようは、運営のお手伝い)をしていたせいもありますが、昨日の夜は本当に疲れすぎ。

体が重くて重くて!!年齢のせいもあるのかなぁ。

 

かけっこも、冒険競技(障害物競走)も、綱引きも・・・どれも全部がんばりました!

ご褒美メダルに、にっこり♪

 

今大好きなチコちゃん!

 

ちなみに、こちらは一年前

少し、顔がお姉さんになったかな??どちらにしても可愛いです(笑)

親バカすいません!!!

 

 

ツグミの通うこども園の方針は「見守る」

もちろん、危険な時などは迷わず手助けするのですが、それ以外は基本的に子どもたちの力を信じて見守ることに徹底されているようです。

人より少し時間がかかったり、苦手なものがあったり、張り切り過ぎて失敗してしまったり、ギャラリーの多さに驚いてできなくなってしまったり・・・それでも、子どもたちみんな、小さな体で一生懸命頑張っています。

大人からみていると「あれは無理ちゃうかな~・・・」と思うような障害物でも、子どもたちはみんなやり遂げていました!

特に年長さんは、竹馬・鉄棒・縄跳び・マラソン・マット運動・・・

どれもみんながそれぞれのペースで達成!それを見守る大人たち、お友達がいて。

会場にはあたたかくて大きな拍手が生まれます。我が子の姿ではないのに、涙腺が緩んでしまう瞬間(;^_^A・・・

 

でもこれは、その場の子どもたちの力だけではないと思います。

日頃からの先生方の力!かかわり方の工夫!!まさにこれですよね。

様々なペース、個性の子がいる中で、本当に難しいことだと思いますが、先生方の力のすごさを感じます。

熱心なのは当たり前ですが、その熱心さは「早期教育」「勉強」や「みんなと同じ」ということに注力するのではなくて、その子のペースを大切に・・・というところに注がれています。

この年代にしかできないこと(どろんこ遊びや自然と触れ合うことなど)を大切に、情緒をはぐくむ教育を大切にされていて。それが手に取るようにわかるので、安心してツグミを預けられるのです(#^.^#)

 

先生方、本当にありがとうございます・・・心から感謝の気持ちでいっぱいになりました!

 

こうして、種類は違っていても「先生」という同じ立場で物事を見ると、こども園の先生方からは学ぶことがたくさんあります。

その子にあった指導の仕方があり、導入も違っていて、絶対に工夫は必要で。

バトンのレッスン現場に置き換えて考えると、気になることはたくさんあります。

私自身の勉強不足も痛感しますが、そこで立ち止まっているのではなく、工夫をたくさんたくさん凝らしていこう!

そう決意した一日となりました。

 

見てください。

一年前は、みんなについていくのが必死・・・何をするのにも自信がなくて・・・

それが、今ではこんなに堂々と踊れるようになりました!

笑顔も自然と出てきますし、何より立ち姿からあふれ出る自信。

 

子どもの力って本当に素晴らしいですね。そして継続は力なり。まさにこれを体現してくれています。

本人の努力が実り大きく咲くのには、時間が必要です。

それを待てるか・・・待てないか・・・

保育もバトンも、やはり辛抱そして忍耐!

やり方を教えるのも、なぜできないかを指摘するのも、さほど難しいことではありません。

難しいのはそこから先なんですよね。

レッスン中の集中具合や、それを持ち帰って自宅でやる意識があるかどうか。

やはり練習してきた子は、その分上達します(^^)

 

 

私自身、子どもたちに「家で練習しておいでね」しょっちゅう言いますが、、自宅に帰ると目先の事だけで精いっぱい!

バトンの事務作業に追われ、家事に追われ、家はぐちゃぐちゃで(;^_^A

振付の勉強も、指導法の勉強も、メンタルの勉強も、やりたいことは山ほどあるのに・・・気持ちだけで終わってしまって行動に移せていません。

子どもたちには偉そうに言っているのになぁ、、と情けなくなります。

 

頑張る子どもたちに負けてはいられませんね!

台風の進路も気になりますが・・・今日も一日、頑張っていきたいと思います。


子どもの心

フェニックスでも、シュシュでも、幼児さんが数名います。

小さい頃から様々なお稽古事に触れ、自分に合うものはなにか?楽しいものは?を見つけられるというのは、とても恵まれていて幸せな環境だと思います。早期教育が全て良い、とは思いませんが、経験を積めるのは素晴らしいことです。

私自身も小さい頃は、母親がある程度教育熱心?だったのか、色々なお稽古事をさせてもらいました。

ピアノにお習字にモダンダンス・・・どれも楽しかったのですが、ピアノだけは苦手だったなぁ。。

 

幼児さんあるある。

レッスン中に「できない。。」「お母さんがいない。。」と涙してしまう子が時々います。

お昼寝が終わったところでグズグズだったり、何かわからないけれどグズグズだったり(;^_^A

こういった時、マニュアルや正解はありません。これが指導現場での現実です。

状況別対応マニュアル・・・、なんて、ありませんからね(笑)

 

学校の先生であれば、おそらく勉強会や交流会、研修会なども多いのでは?と想像します。

情報交換したり、今の時代にあった指導の仕方というものを専門家からレクチャーしてもらったり、様々なケースを知ったり。

でも、バトンの指導者同士では勉強会や研修会などの機会がほとんどありません。

正直なところ「我流」でしかなく、時々「これでいいのか??」と思うこともあるのですが、今は自分の考えや思いを大切にしています。

 

涙・・・になってしまった時、私はあえてドライな対応です。

周りから見ると「先生、冷たい」と思われているかもしれません。

泣いている理由も色々だと思うので、「どうしたの?」と聞きますが、その時に明確な答えを出せる子はほとんどいません。

しんどい・・・どこかが痛い・・・など、すぐに対応しなければいけない事態であれば対応しますが、それ以外の理由であれば「涙がとまったら戻っておいでね」といって、一旦休憩させます。

今選手クラスで頑張っている子たちでも、小さい頃は課題ができなくて泣いて泣いて・・・

そのたびに「泣くんやったら体育館から出て。」それはルールとして徹底していました。

体育館は練習する人のためのものであって、無駄におしゃべりをしたり、泣いたりするための場所ではありませんからね。

 

私も一応、4歳の子どもを持つ母親なので、すぐに膝の上に抱っこして「どうしたん?悲しかったんやなぁ、でも大丈夫やで」とヨシヨシトントンしてあげたい気持ちはやまやまなのですが(笑)、それは指導者の仕事ではないと思っています。

「今日はもうやめて、お迎えに来てもらおうか?」

「ずっと見ておく??今日は練習しない?」

経験上、そう聞いて「うん」となる子はほとんどいません。

泣いていても、ぐっとこらえて涙を拭いて、、またフロアに戻ってきます。

みんな、やりたいし頑張りたい気持ちはあるんですよね。ただ自信がちょっと足りないだけなんだと思います。

 

バトンは、成功と失敗がはっきりわかる競技です。

幼児なりに取れたり、クルンと回せたり、、「出来た!」を感じられる瞬間がとても多いのです。

同時に失敗もはっきりしていて、「出来ない・・・」となることも。

でも、その現実から目を背けていては、バトンの楽しさをしることは出来ません。

あえてドライな対応に徹しているのは「出来なかった・・・途中でやめちゃった・・・」という経験よりも、「出来たよ!」を感じてほしいからなのです。

たった一つでもいい。ほんの少しでもいい。「出来た!」「ほら、出来たやん!」この喜びの共有が大切で、それの積み重ねでしかないのかな。と思います。

 

 

 

 

それは幼児だけでなく、選手権を目指すレベルの子であっても同じです。

難しい技に「無理かも・・・」「出来ない・・・」という気持ちで向き合っていても、学びは少なく辛さは大きい。それを経験してほしいわけではないんですよね。

レッスン後、疲れ切った帰りの車の中では「今日も出来なかった・・・」というネガティブ反省会よりも、気持ちよく技が取れた感覚や、あそこはよかった!というポジティブ反省会をしてほしいな、と。

 

人間は、良いことよりも悪いことが記憶に残りがちですので(;^_^A意識して良い記憶を残すのは大切なことです。

 

「出来る」という自信を練習によって培うこと。その点をつないでつないで、一本の線にしていくこと。

1分45秒の曲という線にしていくこと。その線を長く長くつないで、自分のバトン人生にしていくこと。

 

そこにある大切なもの、どうか伝わりますように。

 

 

本が大好き!なツグミに、と両親が本棚をプレゼントしてくれました(#^.^#)

 

 

嬉しそうに本をしまっていますが、気になる本が出てくるたびに読んでしまう(笑)

片付けが進みません。

「ツグミちゃん~お手手が止まってるよ~」というと、この笑顔!

 

サワとツグミがいるおかげで、バトンの指導でも色々な経験が生かせます。

子どもたちと向き合う時に、心をしっかり感じようと思えますし、その成長のスモールステップがどれほど貴重かがわかります。保護者の方の気持ちにも寄り添うこと、思いを汲み取ること、これも自身が母になったからできるのだろうと。

(まだまだ足りないとは思いますが・・・)

 

 

何事にも意味があり、繋がっていると。

まさに人生は、毎日という点をつなぐ線なんだよね・・・と感じる日々です。

点を大切にしていきたいです。

 

 

 


体育祭

雨予報をくつがえし

超晴天!!本当に10月??と思うような暑さと日差しに恵まれた、サワの体育祭に行ってきました。

雨降らなくて良かった~、なんて、のんきに行ったものですから、準備不足がはなはだしくて!

水分はなくなるし、日傘も帽子も忘れるし、大変でした~(;^_^A

あまりの暑さに、一緒に見ていたママ友たちも、だんだんと無言になる始末(笑)

結局、最後までは観戦できずに、近くの喫茶店でかき氷を食べ、何とか復活するという事態になりました。

ママ友たちと「すごい一日やったな~」、なんて。

 

それでも私は、普段子どもと関わる時間が極端に少ない生活をしているので、こういった学校行事は大好きで。

都合がつく限り必ず参加しています。

勉強や部活のレベルについていくのが大変な毎日で、悩みも心配もあるのが事実。

ただ、そんな中でもイキイキと学校生活を送っているサワの姿を見るとホッとしますし、頑張っているなぁ、、と嬉しくなります。友達とワイワイしている姿、係の仕事に走り回っている姿。どの姿も愛おしい!

 

 

クラブ対抗リレー(もちろん、サワは出ていませんが(笑))は、堂々の二位!

よく頑張りました。

 

そして、お昼休み後に行われる応援合戦では、応援団のメンバーが「演舞」というものを行うのが恒例なのですが

今年は1~3年生まで、全ての応援団にバトン部の子がたくさん!!

あ。ちなみに、高校の体育祭は横割り(学年対抗)なので、非常に盛り上がります。

 

これまでは、夏休みは部活でほぼ埋まる、というのが当たり前だったバトン部ですが、働き方改革の影響により、かなり活動制限が出ています。

これまでは部活以外のこと(例えば短期留学だったり、、こうした応援団に立候補することだったり、、)は、なかなか両立できない現状があったのですが、今年は大きく変わりました。

1年生から3年生まで、気持ちがある子・やりたい!と思う子は、みんな応援団に立候補していたようで(#^.^#)

体育祭の日は、その演舞を見ることも楽しみの一つだったのです。

サワもその中の一人。すでに色々と「大変」を経験したので、「来年は部活に専念する!!」と宣言していますが(笑)それもまた、やってみなければわからなかったことですからね。

応援団の衣装づくりでは、私も翻弄され( ̄▽ ̄)・・・

布をもらってからそんな短納期で仕上げなあかんの!?というような、保護者あるあるを初体験しました。

 

でも、当日イキイキ踊っているサワを見ているだけで、そんな苦労も吹き飛びました~。

 

2年生の演舞は、実際にバトンを取り入れてもらったり、得意な側宙やソロ演技・3バトンの場面もあったり、見ごたえ充分でした!グラウンドなので足元は滑りますし、まぶしくてドロップミスもありましたが、それでもとってもよく頑張っていたと思います。

 

3年生は圧巻の演技!応援団だけではなく、3年生全員で取り組む「パネル」は自然と拍手が沸き起こるようなもので、感動しました。

 

♪女坂を上って通ったあの朝

眠い目をこすって歌った恩徳讃♪

今でも、ばっちり歌えます!そうなんです。私が在学中・・・よりもっと以前から、応援の歌などは変わらず伝統的に受け継がれています。

その空間に、サワがいる奇跡☆彡

生徒たちの学校愛を感じる瞬間・・・京都で歴史を紡ぎ続ける女子校の誇りがひしひしと伝わってくる演舞でした!

私も、まったく同じように感じながら、青春時代を過ごしました。今でも、この学校には感謝しかありません・・・

 

懐かしい写真(笑)

 

私の高校3年生、応援団の姿です。

 

当時は校舎の4階から、大きな絵を下ろすのが定番でした。

応援のクライマックスに、これをダーッとおろすんですよね。

盛り上がる瞬間!!

夏休みに、講堂の前に広げて、みんなで描いていたな~・・・

今は安全上の理由からか?この伝統はなくなってしまったようですが。

 

関西大会が近付いてきて、練習量の少なさが心配なのは正直なところです。

しかしどの学年の生徒も、イキイキとのびのびと体育祭を楽しんでいて

その姿をみると「クラブ、大会、結果が全てじゃないんだよね」と改めて感じるというか。

同世代の仲間と切磋琢磨しながら、キャーキャーいいながら

こうして学校生活を送れること、そこからたくさんの経験をして感情を知り、人との関わり方を覚える。

なによりも大切なことですよね(#^.^#)

 

個人的には、騎馬戦の迫力に驚きました(;^_^A、、

まさに女だらけの戦場!?本気と本気のぶつかり合い!!

 

来年の体育祭が今から楽しみです。

 

 

さて、こちらは余談で。

先日のブログに、ツグミが描いてくれた絵の事を話題にしました。

その翌日!出来上がってきたのは、こんな絵!!衝撃!!

 

こわ!!怖い!!私のイライラしている顔!!めっちゃうまいやん。。

子どもの観察力ってものすごいですねぇ。

 

その後、この絵が出てきたのでホッとしましたが。

 

あぁ。笑顔って大切・・・

それをキープするために、日々余裕のある生活が何より大切・・・ということですね(笑)


成長

お友達とランチへ(#^.^#)

たまにはこうした息抜きの時間も必要だなぁと感じます。

忙しい毎日なので「バトンしていないと落ち着かないんでしょ」

と言われることもありますが(笑)

こうして人と会ったりランチをしたり・・・

買い物も映画鑑賞も大好き!のんびりするのも大好き!なのです。

本当に忙しい時にはなかなか時間の捻出が出来ないこともありますが、意識して作っていかないと生まれない時間ですよね。

 

行先は、宇治の炭山にある「基牛舎」さん

その名の通り、元は牛舎だったようです。

 

 

ランチは1種類、デザートやオープンサンド(だったかな?)もありました。

こだわりのコーヒーや、特製ぶどうジュースなどもとっても魅力的!

のんびりした空間で、おちついて(いやいや・・・弾丸トークだったかな)過ごす時間は

かけがえのないものですね。気持ちもリフレッシュできました!

車がないと無理な立地ですが、また行きたいお店のひとつです。

 

金曜日から、レッスンがかなりハードなものになっています。

時間のない中で関西大会・宇治文化祭への取り組み、そしてエントリー募集中のコンテストと選手権

やることが多すぎて多すぎて・・・

でもこれは幸せなこと!迷っている暇はない!!自分にそう言い聞かせてひたすら前を向いています。

 

どんな時でも、一生懸命がんばるメンバーの姿が、私に力をくれるのです(#^.^#)

 

 

チームの取り組みであれば

どんな時でもコミュニケーションをたくさんとり、みんなで教え合ったり確認しあったり。

「仲間」の存在を年齢やレベルに関係なく大切にしている姿。

ソロの取り組みであれば

コツコツと黙々と取り組む姿。

それぞれが個人のことに取り組む状況で、「あの子は出来る」「私は出来ない」そういったこともうまれてきます。

みんな成長速度は違うわけですから、当たり前の事ですよね。

そこをどういった心で練習に向かっていくのか

人と比べての優劣ではなく、自分自身に向き合ってほしいな・・・私の願いであり、バトンを通して学んでほしいことです。

 

コミュニケーション力、人を認めて受け入れる心、自分との向き合い方

全ては大人になった時に、それらが長けていれば絶対に生きる力になると確信があるからです。

 

現場では必死なのでなかなか振り返ることが出来ませんが、こうしてブログを書いているとひとり一人の成長がしっかりと感じられて、とても幸せだなぁ。。。と感じています。

 

こちらはツグミの成長!

少しずつ絵にも色が入ったり、工夫が見られます。

お花がたくさん!

 

 

こちらは「一番星」

なかなか一筆で星がかけなくて、三角を組み合わせる方法を教えてみると、それが面白かったようで(笑)

 

いつか一筆で書けるようになるかな(#^.^#)?

 

 

バトンの練習も頑張っています!

ハンドロールができるようになり、面白いのかエンドレスでやり続ける(笑)!!

床が傷つくので、バトンはアイケーさんのフィアレスバトンを使っています。

 

 

ママ!ですって。嬉しいなぁ。

 

笑っているのが嬉しいな、素直にそう感じました。

どうしてもいつも忙しくてイライラ・・・なんていう、見せたくない母親になっていることが多い自覚があります。

子どもの記憶に残る「母親像」が、こうしていつまでも笑顔なら最高!!

そんな思い出が残せる母親でありたいなと思います。

 

 

私の持っている母親像は・・・

料理がうまくて、裁縫や編み物がうまくて。

ぽっちゃりしていておおらかで。かな。

病気になってからは全く変わってしまったので、、後半はつらい思い出のほうが多いですが。

 

 

生徒の成長、ツグミの成長、

私の宝物!!あ。サワの成長も(笑)・・・

 

 


ソロコンテストに向けて

アリーナレッスンに限らず、フェニックスバトンチームでは、

設定されたレッスンは誰でも自由に使うことが出来るシステムにしています。

指導対象は様々なので、「自主レッスン」という形になることも多いですが

練習したい!と思った時に、出来るだけ自由に柔軟に生徒たちが足を運べるような環境でありたいな、と。

とはいっても、最近の子どもたちは忙しい!!!

小学生・中学生・高校生・大学生、、

様々な学年が所属していますが、忙しさはみんな同じ。

どこでバトンをする時間を捻出するかは、とても重要な問題ですね。

そんな中、大学生二人は12月に行われる京都府バトントワーリングコンテストに向けて練習に取り組んでいます。

 

フェニックスバトンチームでは、高校生以上のメンバーを「シニア」と位置付けていますが

シニアになってからソロコンテストにチャレンジするのは容易なことではないようです。

(理由は様々ありますが・・・)

そんな中、自分たちで出場を検討し、チャレンジしよう!という勇気を持てるのは素晴らしいことですね(#^.^#)

今のところ、まだ数名しか取り組みは開始できていませんが、少し前にブログに書いたように

「迷ったのならやってみる!」の精神を忘れずに。

 

行動を起こす時、そこにきちんとした目標設定があり、まっすぐ取り組める心があれば

「ただなんとなく」やるより何倍も得られるものが多いと思います。

 

これはジュニアメンバーにも同じことが言えます。

ちょうどエントリーを決める時期ですので、まずは出場するのかどうか。

そして、出るなら何種目なのか。

保護者の方からもよく相談を受けますが、同じように言うことは

「2つ出るなら、単純に練習量は2倍必要だと思ってください」

これが当たり前のようで、特に子どもたちにはピンと来ていないことも多いんですよね。

 

もちろん、初挑戦の種目なのか、リベンジ種目なのかでも大きく異なってはきますが

リベンジだから練習量が少なくてもよい、、というのは大きな間違いで

どんな状況でも絶対的に必要な練習量というものがあると考えます。

とはいえ。

「無理せず、レッスン数を増やさず、その範囲内でチャレンジする!」

という考えも、あってよいと思います。

それは、各ご家庭での考え方や本人の意識を最終的に尊重すればいいわけで

一番良くないのは

「練習はあんまりせずに、でも一回のチャレンジで金賞を」

そんなバカな(笑)・・・

金賞という形に残る結果には大きな意味がありますが、どういったルートでそこにたどり着いたのかが大切ですね。

努力して、努力して・・・本人が「最大限頑張った!」と思えたなら

例え銀賞でも銅賞でも、そこには大きな価値があると思います。

その逆の場合は??

一発で決め切る力も、その子の持っている大きな財産かもしれませんが

やはりコツコツ積み上げた子と、そうでない子には・・・いつかどこかで、大きな差が出てくると実感しています。

そして、特にジュニアメンバーの場合は、子どもだけやる気でもダメで

送迎をしてくださる保護者の方や、見守る家庭環境もとても大切になってきます。

 

こうしてコンテストなど、具体的な目標ができてくると

「仕事で送迎が難しいので、今日はおじいちゃんに送ってもらいます」

「行く時はおばあちゃんで、帰りは私がお迎えに行きます」

等々、ご家族にも協力してもらいながら、レッスン数の確保をしてくださるご家庭も多いです。

ありがたいことですね!

 

子どもたちには

「頑張る気持ちがあるから、みんながこうして協力してくれるんやで。その想いにこたえようね」

「一生懸命、真面目に、コツコツ取り組もうね」

あえて言葉には出しませんが、ジュニアもシニアも、通常クラスも選手クラスも、学校部活と両立しながらのバトンメンバーも、シュシュもソレイユも、、どこに所属しているメンバーであっても、その心を大切にしてほしいです。

 

 

さて。ちょっとバトンから離れて・・・

大会後から約1週間、発熱&中耳炎でこども園をお休みしたツグミ。

すっかり回復!!しました。

高熱で寝込んでいる時はどうなることかと心配しましたが・・・

体を動かすことも好きですが、どうしても私が付き合う時はインドアの遊びになります。

(明るい時間に家にいないので(笑))

必然的に、折り紙やお絵かき、パズルなどで遊ぶことが多いのですが、最近はひらがなを書くことにハマっています。

結構いいお値段した、カラーの筆ペンを使いまくる(笑)!!

 

 

うん。読めないことはないですね(笑)

まだ左右の認識が甘いので、鏡文字がとても多いんです。

まぁ、焦ってなおさなくても、いつかなおるでしょ、なんてのんきな母!

 

そしてもう一枚

 

 

誰!?!?けいたくんて!!

 

おそるおそる聞いたら、、

「妖怪ウォッチのあまのけいたくん」

ですって( ̄▽ ̄)

 

 

子どもの作品は、絵も字も本当にかわいらしくて癒されます。

(そしてどんどんたまっていく・・・)

 

我が子の成長も、生徒の成長も、身近で感じることが出来る毎日に感謝しながら

今日も一日頑張りたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 


心の軸

連休最終日は八幡バトンクラブさんの発表会に寄せていただきました!

 

 

同じ京都で活動するチームとして、いつも仲良くさせていただいています(^^)

また、選手権に出ているメンバーたちは、同世代の選手と交流があったり、普段はなかなか経験できないバトンの世界での横の繋がりもあり、フェニックスバトンチームにとっても、とても身近な存在のチームです!

 

先生のカラーが溢れ、またメンバーみなさんの可愛くストーリー性のある演技に魅了され、あっという間の時間でした!!

 

先生、皆さん、お疲れ様でした!!

 

35周年、長い歴史ですね。

素晴らしいです✨

 

舞台を見ていると、フェニックスもまた発表会やりたいな~!!

そんな思いがフツフツと。。

 

終演後、見に来ていたフェニックスの生徒&保護者さんに

「うちも発表会やりたいなぁ~!」

と言ったら。。

「先生、絶対そういうと思っていました!!」ですって(笑)

 

読まれています( ̄▽ ̄)

 

メンバー一人ひとりにスポットがあたること。どんなレベルの子でも居場所があり、、長くコツコツ続けている子にもちゃんと見せ場があり、、

全ての演技に対して、観客の方からの温かい拍手!

これは、形に残る評価ではありませんが、金メダルや1位と同じ価値があると思います。最大の賛辞、敬意、ですよね。

 

だから、私はバトンが大好きなんです!

スポーツ、アスリートとしての評価。文化芸術としての評価。

どちらも受けることが出来、体験することができます。

 

同時に。。これはバトンをやる上で自身の永遠の課題だな、と思うのですが

「勝つためにやる」

「では勝てなかったら意味が無いのか?」

この問題と常に向き合っています。

 

チームの全国選考、、

個人の選手権、、

今のフェニックスにとっては、とても高い壁です。

どんなスポーツでも同じなのかもしれませんが、「この相手には絶対勝てないよね」

やる前から、その力の差が歴然ということはあると思います。

バトンも同じく。

 

では、私たちはどういった心でそこに向かえばいいのか?

最初から諦めて「どうせ無理やけど、、とりあえず出てみるか」

・・・違いますね。私は、そういった気持ちは一切持っていません。

そんな心であれば、努力の仕方が変わってしまいますから😅

可能性にかけて、最大の努力をする。

チャレンジしてくれるメンバーがいる限り、挑戦し続ける。

そこにはブレない軸を持っているつもりです。

 

ただ、勝つことだけが最優先ではなくて、、

勝負に挑み、勝ち負けの評価を受けると同時に、私たちは「自身の成長」という大きな財産を得ているんだ。

私の心の中には、常にその軸がズドン!!と通っています。

 

勝つから楽しい。

ゲームでもスポーツでも同じです。

そこに楽しさがあるのもよくわかっています。

以前、「勝つ楽しさを知らないから、やめてしまうんですよ」

そう言われたことがあります。

この言葉、言われた時にものすごく衝撃を受けて、以来頭から離れることはありません。

そうか・・・勝つ楽しさ。確かにフェニックスではそれを提供できていないんだ。

妙に納得しました。

同時に、そんな「今はまだ勝つ喜びを与えられないフェニックスに、なぜこれだけのメンバーが集まってくれるのか」を考えました。

やはり、メンバーにとっては「勝つこと」が最優先で唯一、ではないからだと思うんですよね。

 

バトンを通して

楽しい気持ちも、がむしゃらにやる気持ちも、

仲間との唯一無二な時間も、

壁に向かう苦しさも、乗り越えた時の達成感も、

全てが大切な経験であり財産です。

その一瞬一瞬に、一人一人の「成長」があります。

技術的にも人間的にも、必ず成長があります。

メンバー本人も、保護者の方も、そこに正しい理解があるからこそ人が集ってくれるのだろうと。

都合の良い解釈かもしれませんが、そう感じています。

 

永遠の5歳、チコちゃんにも登場するワードですが

「あるのは、無数の解釈。真実とはもっとも有力な解釈のひとつにすぎない」

何のために取り組むか、こういった問題にも正解はなくて

無数の解釈があるのだろう・・・そう思います。

 

競技をやめる勇気を持てなかったばかりに、就職する機会を逃したアスリートがどれだけたくさんいるか。

そんな問題も、某トップアスリートの著書で読みました。

勝たなければ意味がない、勝てないならやる価値がない。

そういった厳しい解釈の中で取り組んでいるトップアスリートはたくさんいます。

なぜか・・・一旦決意して始めた取り組みを途中であきらめることは、どうしても「逃げ」のような感覚にとらえられますが、決してそうではないと思います。

その時の正しい判断、周りからの声は色々あったとしても「これで間違っていないんだ」と思える心

勝った時も、負けた時も。

スポーツをする上で、選手の一番近くにいる指導者が、正しく方向性を示していくことも大切なのでしょう。

 

目標を持ち、可能性にかけ、生徒を信じること

そこに迷いはありません。

シンプルに「勝ちか負けか」「選ばれるか選ばれないか」

この評価を受けた時に、何も残らないで抜け殻になってしまうような弱い心ではなく

そこに対して全力で取り組んだ自分たちに胸をはり、成長を感じられるように。

 

ただ「楽しい」だけのバトンチームにはなりたくありません。

楽しいから勝てないんですよね。そういう周りの声が、心に突き刺さることも多々あります(笑)

 

フェニックスというチームに所属してくれている人の想いを背負っている私には、大きな大きな責任があります。

勝つ喜びを目指すのはもちろん!!

努力して努力して、それが報われる瞬間・・・

想像しただけで鳥肌が立ちます!!

きっと、一言では語れないくらいの感動がそこにあるでしょう。

せっかく集ってくれるメンバーに対して、その「勝つ喜び」を与えられていない私自身の力不足は常に痛感していて

足りないものだらけだな・・・自己嫌悪に陥ることもしょっちゅう。

勝つ喜びを味わいたい!その想いは実はものすごく強いんです(;^_^A

 

同時に、勝つことと同じくらい大切なものは何か。目に見えなくても、それがちゃんと心の軸にあるか。

バトンの素晴らしさ、この競技から得られること、全て。正しく理解できているか。

どんな状況でもそれを見失わずにいられる自分でありたいです。

 

 




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