先生の想い

京都府大会

無事に京都府大会が終了しました。

お世話になった全ての皆様にお礼申し上げます!

本当にありがとうございました!!

 

 

趣味のブログは1日おきに更新できるのに、こちらのブログはなかなか・・・

理由は二つあります。

パソコンから更新していることと、ある程度カタい文章で綴るので、気持ちを整えないと書けない。

これですね。

Bluetoothキーボードも買ったことですし、スマホから更新できるようにしようかな、とも思うのですが。

(なんだか以前も同じようなことを書いた記憶が・・・?)

 

 

さて。

秋といえば京都府大会!

新しい作品のお披露目となる大会なので、気合も入りますし楽しみやワクワクも強いのですが、今年は直前にトラブル続出で、久しぶりにバタバタ(特に気持ちが)したように思います。

大会を3日後に控えた時期に、まさかの・・・メンバーの欠場があり。

そしてその頃、指導している学校の顧問の先生からも、どんどん届く

「〇〇さんが出られません・・・」の連絡。

どのメンバーが欠けても、大変なことに変わりはありませんが、特に学校団体だと

「えぇっ!!3年生・・・最後の京都府大会なのに」

「たくさんの技を受け持っていたメンバーなのに」

誰も悪くないのですが、やりきれない気持ちになります。

出られない本人が一番残念だろうなぁ、、

 

スクールの作品も、学校の作品も、直前過ぎてどうしようもない、、と思う反面。

最後の最後まで、出来ることがあるならやりたい。その線引きがどこなのか、どこまでなら可能なのか、、

考えていると気持ちがバタバタ。なんだか落ち着く暇もなく迎えた大会当日でした。

 

晴天に恵まれた17日!まさに大会日和でしたね。

暑いくらいの気候でしたが、体育館内は空調も効いていて、選手や観客の皆様は過ごしやすかったのではないかな?と思います。(フロアにいた私は、ちょっと肌寒いくらいでしたが・・・)

 

結果は、関係7団体全て

無事に演技をすることができ、それぞれとても良い講評もいただいて、また一つ経験から生まれた財産を得ることが出来たと思います。

実はこの「7団体」というワード、私の中では呪文のように唱えているものでして。

というのも、何年か前にありえないミスをしたからなんですね。

エントリーする団体数が多すぎて、うっかり一つのチームをエントリーし忘れるという・・・

今は全てエントリーなどの業務はパソコンで申請するのですが、書式を作りまくり、メールを送信しまくっているうちに「全部やった」と思い込んでしまって。

結局、その時は無事に出場できたのですが、冷や汗が止まらないくらいのありえないミスだったもので。

それ以来「関係7団体」が呪文で、絶対に書類が7チーム分あるか、申請メールには7団体分の添付がついているか、本番用CDが7枚あるか、、どんな時でも「7団体分」を数えるようにしています。

 

年齢のせいにはしたくありませんが、何度も確認しないと不安で、「・・・送ったよね。メール。」怖いのでパソコンをあけてメールチェック。

毎日、こんなことの繰り返しですww

(特に関西支部の大会は緊張します。。。失敗が絶対に回収できないので)

 

今回、私は進行部のサブチーフという立場でした。

これまでは長年チーフをしていたのですが、運営人員も若返りを!ということで、今年はサブチーフに。

リアルささやき女将として(笑)、チーフの先生のサポートに徹しました!

チーフは基本的に、司会者の横から動かず全体を見る。

細かい仕事やフロアのトラブル対応は、サブチーフが動く。のが通例です。

ささやき女将をしつつ、目を光らせてフロアのストーンを拾いに行ったり、モップをかけに行ったり、と、昨日は一日動き回っていました。

(観客の方の目に止まる仕事ですから、本来は私のような年齢よりも、若い方が動いている方がいいのだろうな、と気にしつつ、、)

 

 

 

お昼ご飯は、チーフの先生手作りのおにぎり♡

しかもこれ、私がカロリーメイトを食べようとしていたら

「コーチ!おにぎり食べませんか!?」と、自分の持ってきていたおにぎりを一つ分けてくれるという優しさから生まれたものなんです!!ありがたすぎます。

私、しょっちゅうカロリーメイトを食べていますが、別にカロリーメイトが好きなわけではなく(笑)何を食べるか考えるのが面倒なのと、食べるのが楽だからなんですね。

3mmのストーンを何百個も衣装に貼ったり、細かい布目の刺しゅうを何時間も刺したり、そういった細かいことは全く面倒に感じないのに、なぜでしょうか、、食事に関しては本当にダメですね。

箱を開けるのも、袋を破るのも楽!!しかも栄養もとれる(多分)!!

 

コンビニのおにぎりは、包装を剥いて海苔がついてこないように綺麗に包装を外して、、が面倒なんです。

だから食べる時は、海苔のないもので、剝かなくていいもの(わかりますかね、、塩むすびとか)一択(笑)です。

 

でも美味しいのは絶対に栄養バーよりおにぎりです。(そのくらいの味覚はある)

お言葉に甘えて「いいの!?食べる~!!」

手作りのおにぎり、とっても美味しかったです!

 

私がおにぎりを食べようとしているのを見た理事長が

「!偉いやん!おにぎり作ったん!」

※私がレベチで料理出来ないのは、協会内でも有名です。

「いえ、、、チーフの先生から分けてもらいました」

 

理事長から大きなため息と苦笑、いただきました(笑)

 

 

今年の京都府大会、目玉企画は228人で踊る合同演技でした。

正確には、ここに理事の先生方も加わって232人。

企画の中心で動いていたのですが、予想以上の参加に嬉しい悲鳴!どうやったら228名がスムーズに並べるか、どうすればわかりやすく指示が出せるか、試行錯誤の日々でした。

 

228人が一斉に移動すると時間がかかるので、一般の部の演技の最中に、合同演技参加者をサブアリーナに集めて整列してもらう、という案も出してみたんですね。

そのほうが絶対に移動自体は早く出来ると思ったので。

 

でも、その案を理事長に提案すると

「うーん、でもやっぱり、全部の団体見せてあげたいし、見てもらいたくない??だから、いいよ。そこは時間かかってもいいから、ゆっくりやろう。効率化目指す事ばっかりが良い大会じゃないし、大事なのはそこじゃないし、皆で見て、皆で応援して、皆で演技して、それが京都府のやり方だから。時間は使っていいよ」

さすがだな、、と感じました。

なんというのか、バトンというものに対する根本。根っこの部分が、ものすごく明確だなと。うまく表現できないのですが、詰め込んだり、効率化ばかりを求めたり、制限ばかりになったり、そういうことを押し進めるのではなく、もっと別の部分を大切にする「京都スタイル」が見えたような気がしたんですね。

 

 

設営が終わった後、闇練!

 

 

選手入館後は、サブアリーナで最終調整!!

理事長も、事務局長も、さすがのポージングですよね。美しいです!!

※ターンアウトは私が一番甘いですね。反省しなければ!!

 

 

合同演技は、私の無茶ぶりを嫌な顔一つせず(笑)引き受けてくれたシニアメンバーのおかげで、とても良い出来でした!!一列目にシニアメンバーがいなければ、絶対にあそこまでの演技は出来ていないと・・・。

 

みんな本当にどうもありがとう(#^.^#)

全身全霊で踊った直後に、まさかの合同演技で、シニアメンバーの疲労もマックスだったと思います。

私はせめてメイクヌナになって、扇風機で皆に風を送る役目を・・・(;^_^A

※メイクヌナ=韓国アイドルにメイクをするメイクさんのこと。いつも扇風機とブラシを持って、アイドルに寄り添っています。

 

動画をYouTubeにアップして、他府県の先生方にも見ていただいたところ、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。これだけの人数で、この統一感はすごいね!圧巻!だそうです。嬉しいことですよね。

 

理事長の来年の目標は「カンニングせず完璧に踊る」ことだそうで、企画部隊の私の目標は「ロールオフをもう少し複雑化」そして「フォーメーション変化」を加えることです。フェニックスメンバーは、次回もぜひ協力してください!

 

こうしたあたたかい協会の中で、大会を運営しながら、出場33団体の演技を全て前からみさせていただき、感じることがたくさんありました。

いつも同じように見ているはずなのですが、今年はより一層感じることが多かったんですね。

どうしてなのかなぁ、、自分自身の中にある、「バトン」への想いが、年々変化しているからかもしれません。

根っこは変わっていないのですが、その先に咲く花のイメージが、より明確になってきた感じでしょうか。

同じ根っこから、種類の違う花を山ほど咲かせたい!!と、がむしゃらにやっていた時期もありましたが、、

今はそれが落ち着いて、方向性が少し定まったような気がします。

 

3人の団体もいれば、37人の団体もいて、幼児さんもいれば、社会人もいて。

冷静に考えると、そもそも、これだけ違いのある作品を、同じ基準で審査するということはとても難しいことなんですよね。でもバトンってそういう競技なんです。

選手権であれば、審査基準がもっと細かく分類されています。

が、チームに関しては、まずは作品自体が自由ですからね。

「チェンジは最低でも〇回いれること」「構成は〇人」「このレベル以上の投げ技を全員で〇回は行うこと」「ロールセクションが最低でも〇拍あること」「フォーメーション変化は〇回以上すること」「衣装はこういったもの」「曲はこういったもの」他府県の大会規定はしりませんが、京都府大会に関しては、こういった作品規定のようなものはありません。※3名以上、という人数の規定や、フロアの大きさ目安などはあります。

 

 

自由な作品に対する審査は、本当に難しいだろうなと感じます。

どこが良いと感じるか、どの部分を評価するかは、審査員の先生によってわかれることもありますし

「あのチーム、ドロップ多かったのに金賞だった」「あのチームはミスがなかったのに銀賞だった」ということだってありえます。

どうして??と聞かれると「一部分にとらわれず、作品を総合的に判断しているから」という答えになるでしょうか。ドロップ数だけではなく、身体の使い方の質や作品のコレオ、全体完成度や難易度などをすべて加味した上で出てきている審査結果だということですね。

 

同じように採点競技であるフィギュアスケートのように、プロトコル(採点表)があり、それが誰でも見えるところに公開されていれば、、審査や出てくる点数に対する疑問も少しは解消されるかもしれませんが、なかなか難しいのだろうと思います。しかも、フィギュアスケートだと大きく3つに分けた得点のパートを、それぞれの専門家が担当して判断しているようです。バトンの場合、審査員の先生は全てを一人で見極めて判断し、瞬時に点数を出さなければならないので、とても大変だろうと感じます。

 

点数や賞の色ばかりにこだわっていた時期もありましたが、今は、同じ部門であっても、人数も色々。レベルも色々。作風も色々。この多様性が受け入れられるのが、バトンの良い部分だなと強く感じます。

 

運営側がそれを思うだけではなく、選手側もそれを感じてほしい。他のチームの良さを見て、応援し合ってほしい。その「良さ」は、バトンのスキルのことだけではなくて、色々な部分の「良さ」なんです。横の繋がりがほぼ皆無の業界ですので、その思考を変えていくためにも、今回の合同演技には大きな意味があったと感じています。所属の壁をこえて、皆でバトンを楽しもう!という原点ですよね。

 

 

理想は、参加団体が偏ることなく、参加33団体の全てがこの企画に興味を持ち、関わりを持ってくれることです。実現するためには、きっと地道な種まきが必要なのだろうと感じます。(まずは指導者同士が横のつながりを持つことから・・・)

 

今回、関係7団体のうち、ソレイユだけが銀賞でした。

形に残る結果だけを見ると「残念」だと感じるかもしれませんが、大切なのは、ここに至るまでの過ごし方。どうやって道を歩いてきたかが大切なので、結果が金でも銀でも、それは大きなことではないと思っています。

 

 

もちろん、メンバーにとっては「金賞」のほうが嬉しいことはわかっていますが、その色だったからがっかりする必要はないよ、と声をかけてあげたいのです。

これはソロコンテストでも同じ。どうやって本番を迎えたか、その道のりを一生懸命歩いたのなら、金でも銀でも銅でも、胸を張っていいのです!(^^)!

 

私がソレイユのメンバに、「胸を張って!」と思うのには訳があります。

 

驚かないでくださいね。彼女たちのレッスンは、月にたったの2回。それも1回のレッスンは2時間だけ。

振付を始めたのが4月末だったか、、

私が見ているチームの中では、ダントツにレッスン回数が少ないのです。

 

忙しい中高生たちですから、定期テスト前や学校行事、修学旅行や色々なこと、、でなかなか人数が揃わないことがあります。私も意識をして、振付速度はおそらく指導チームで最短にしていますが、それでも限界はあります。

 

 

色々なハンデを乗り越えて、あの少ないレッスン回数で、あそこまでの演技はなかなか出来ないと思うんですね。

やるかやるまいか、最後まで迷っていたツースピンの場面も、みんなの力を信じて任せるからね。思い切ってやってね!の言葉をそのまま受け止めて、見事その場面はノードロでした。

その他にも、苦労していた部分、何度も確認した部分、それらがフロアで美しい形で実施されていくのを見ていると、、それだけで胸が熱くなります。だから、私の中ではソレイユもピカピカの金賞です。

 

どのチームも、練習から見ていると、ミスが出やすいところがわかってきます。

 

ドロップミス、フォーメーションの乱れ、崩れやすい形、悪い流れが続く時、、チームや個人の弱い部分を見ているからこそ、その場面がまとまった時は「本当に頑張ったね・・・!」と心が震えます。残念ながらミスが出た部分ももちろんありましたが、本番、手を抜いて踊る子は一人もいない。というのが指導をし始めた時からの私の持論。

 

私自身が現役の頃「本番の演技を見て呆れた」「やる気が全く感じられない」そういって𠮟責されていたよそのチームを見たことがあり、「それは・・・本番手を抜くなんて、絶対にないのに、、」無関係ながらそう感じて、とても胸が痛くなったのを今でも覚えているからなんです。

精一杯やって出たミスなら、それは「良い経験」として受け止めて。

次こそは!!と心に刻み、練習を積めばいいことです。

ミスせずにうまくなるバトントワラーは、きっといないはず。(・・・いたらどうしようww)

 

次は関西大会。その日を迎えるまでに、イベントもたくさん控えています。

バトン以外で言えば、学生さんはこれから運動会や学校行事目白押しの時期ですし、社会人は9月上半期の決算?10月は異動時期だったりもするのかな?

私自身も、空いている土日が全くないほど、忙しい時期が続きます。(このまま年内忙しくなりそうでビビっていますが・・・)

 

タイミングの悪いことに、今年はツグミの運動会と、指導している幼稚園の運動会が重なってしまい、ツグミ渾身のソーラン節は見てあげられそうにないのが残念なのですが・・・こればかりは仕方がないです。

ツグミの応援は、サワや祖父母に頼むことにしましょう(^_-)-☆

 

バトンを続けていて、身についたもの

〇体力

〇超タフなメンタル

〇スルースキル

〇コミュニケーション能力

〇切り替えスイッチ

〇スケジュール管理

 

これを武器に、大好きな推し活も怠ることなく、また頑張りたいと思います!

 

 

 

 

 

 


第10回京都府技能ライセンス

晴天に恵まれた日曜日、技能ライセンス講習会が開催されました。

フェニックス、そしてシュシュから参加したメンバーは、見事全員合格!!!

全員が高得点での合格となり、100点のメンバーもいました。

長時間の講習は、心身ともにハードな面もありますが、得られるものが本当に多いと実感します。

 

 

 

一口に「講習会」といっても、様々な形式があります。

この技能ライセンス講習会は、実際に体験してみないとわからないのですが、本当に・・・本当に緻密に正確に丁寧に、時間をかけて講師の先生が一つ一つのスキルを教えてくださるんですね。

 

それこそ完璧になるまで、ものすごく手厚い指導を受けることができます。

受講人数にもよりますが、全体講習のあとは、級によっては完全マンツーマンでのクリニック(おさらい)タイムがあったり、苦手な部分や理解不足の部分を徹底的に「潰していく」講習会なんです。

 

その注意・アドバイスを聞き取って実施するだけの集中力は確かに必要なのですが、この講習を受講すれば「基礎の技術はもう安心!!」と胸を張れるくらい、それくらいの学びの時間なんです。

 

ジュニア層だけではなく、シニア層もルージュメンバーなどの大人初心者の方も、学校バトンがバトンの始まりだったメンバーも、本当は全員に受けてほしい、、冗談ではなくそう思えるくらい、貴重な貴重な機会なんです!!

 

私も学校バトンがバトンのスタートです。

私が子どもの頃はバトンはもっともっとマイナースポーツでしたし、お稽古事として知ることもなく。

たまたま入った学校にバトン部があり、華麗にサムフリップを連続でする先輩の美しい姿に一目ぼれして(笑)・・・それが私のバトン人生のスタート。

なので、実は「基礎技術」というものが全く身についていなかったんですね。

指導の道を志すようになり、一から勉強し直しました。

部活にもコーチはおられましたが、基礎の技術は主に先輩から教えていただいたり、見よう見まねでやってみたり。学生同士の技術伝達は、ある意味「伝言ゲーム」のような部分もあって(;^_^A

正しく伝わったり、ちょっと間違えて伝わったり、、

加えて、チーム主体でソロコンテストなどへの挑戦はしていない部活だったので、チームに入っている技しか練習しない、という偏った練習の仕方だったんです。

時間がない部活動のなかでは、それはある意味当然のこと。

今でもそういう部活の取り組みはたくさんありますので、それが間違っているというわけではないんですよ!

 

限られた時間の中で、必要な技術のみを徹底的に熟練するのが現状の部活バトン。

なので、技術の偏りはよくあることで、例えば

「トスイリュージョンが出来るのに、フィンガーをやったことがない」

→フィンガーってチームの振付に入りにくいからでしょうか。

「スリーバトンが出来るのに、ツーバトンはしたことがない」

→スクールだと、原則順序だてて指導していくので、ちょっと考えにくい。

 

こういった感じですね。

実際、学校バトンしか知らなかった私が、企業のバトンチームに入った時には、あまりにも知らないことが多すぎて「どこから手を付けていいかわからない状態」でした(笑)

※今思うと、そんな私を受け入れてくださったコーチも、先輩方や同期にも感謝しかないのですが・・・

当時、私はソロコンテストでいうと中級レベルくらいだったんですね。

先述した技術の偏りあるあるで、イリュージョンなどのトス系はできても、カットバックスやネックロールは存在すら知りませんでした。

入社後、「・・・え?ネックロール知らない・・・の・・?」

「え、転回できない、、んだね、、、?」

先輩方の間に流れた何とも表現できない空気感、今でも覚えています(笑)

スクールバトン出身なら当たり前に出来ることができなかった(というより知らなかった)ので、それはもう、当然の反応で。

 

こんな感じで、指導者になるには、あまりにも「正しい知識」が不足し過ぎていました。

社会人になってからライセンスを受講し、バトンの正しい握り方、正しい姿勢を一から学んだ過去がなければ、指導者には絶対になれなかっただろうと思います。

 

受講する前はなんだか不安そうだったり、ふわふわしていたメンバーも、先生方の徹底した掘り下げに必死についていく中で、どんどんと変わってくるんですよね。

一回りも二回りも成長するなぁ、、というのが技能ライセンスの印象です。

レベルや種目が多岐にわたるソロコンテストも、トワラーの成長に大きな意味を持ちますが、ライセンスはまた違った部分ですね。

自分が身につけたことをしっかりと出す。

一か八か、とか、その時の勢い!!とか、笑顔で乗り越える!!ということはできません(笑)

逆に言うと、やり直しもできますし、ある程度自分のペースで、一番良いところを見てもらえる。

自分の力を正しく判断していただける検定の機会はとても意味があると思います。

 

おそらく受講したメンバーは、自分のことを必死にやりながら

「次はあの内容か・・・」と一つ先の級が、目に入る部分もあったのではないかな。

ソロコンテスト同様、級が上がればレベルも高くはなりますが、高得点で通っていれば、心配することはありません!!また来年、次の級を頑張って受講してくださいね。

そしてまだ受けたことのない人は、ぜひぜひチャレンジしてください!

6級(入門レベル)で、大人トワラーの受講生もいらっしゃいましたし、年齢やキャリアは全く関係ありません。

長時間、バトンと向き合うことはなかなかない大人メンバーにこそ、良い機会として使ってもらいたいな~~。

 

ちなみに、検定は受けずに講習だけ受ける、という選択もできます(#^.^#)

検定試験とか、ちょっといいわ・・・でも習うのは興味あるな~という方もOKなんです!!

来年はさらに受講希望が増えますように・・・

 

 

そしてライセンス運営に、初めて参加してくれたフェニックスのシニアメンバー二人。

運営のお手伝いは強制ではありません。

任意、人の善意というか、心の部分に委ねているので、どうしても協力してくれるメンバーに偏りが出てきます。

これは私が今抱えている課題の一つです。

できるだけ「順番制」「強制」にはしたくないという、わがままな思いもあり・・・

「誰か運営手伝ってもらえないかな?」と声をかけた時に「やります!」と、自分から手をあげるのは勇気がいるのかもしれませんが、これもまたとっても貴重な機会なんですよね(#^.^#)

今までやったことがなくても、みんな積極的に手をあげてほしいなと思います。

なぜかというと、京都府バトン協会はとってもあたたかく、仕事がしやすいから!!

理事長の「プレイヤーも運営も楽しく、生涯バトンを」という理念がありますので、和気あいあいとした協会の雰囲気なんです。みんなが仕事に取り組みやすいように、新しい考え方もどんどん取り入れてくださる理事長のおかげで、京都府バトン協会はみんなのびのびと、仲良く明るい雰囲気だな~と、いつも感じています。

運営の仕事が初めてでも、みんなが優しく教えてくれますし、緊張することなんて全く無し!

今回の二人も、本当によくがんばってくれて・・・協会の先生方には

「一人で10人分働いてくれた!!」「気が付いて、サッと行動にうつせるのがすごい!」と、たくさんほめていただきました。

私も鼻が高いです(#^.^#)

 

指示一つに対して

〇言われたことだけやる

〇言われたことと、その先まで予測してやる

のは全く違いますよね。

 

例えば

「各級の練習場所に、デッキ用意しておいて」と指示をした時に

〇ただデッキを置いてくる

〇デッキを置き、電源を入れ、リズムボックス(講習で使う音源)を一曲リピートにして、流れるか確認して、音量のチェックをして、準備出来ています、の報告をする

この違いです。

 

この辺りの気の利き方は、フェニックスの中だけでは学びにくくて、こうして外部の仕事に携わって初めて学べるものかなと思います。

周りの先生方がどう動いているか。今、何かを必要としている人がいないか。仕事が無ければ、自分から「何か出来ることありませんか?」と聞きにいけるか。和気あいあいとした中であっても、礼儀やマナーは必須ですし、外部から来られる講師の先生への対応なども含めて、正しい行動と言葉遣いが出来るか・・・

小さな小さな、社会勉強であり、これが本当の社会に出た時に大いに役立つと思うんですよね。

ほぼボランティアのような感覚の中ですから「損得」を考えると、絶対にできない仕事なんです。

普通にバイトしているほうが、何倍もお金はもらえますし(笑)

損得だけで動かずに、「バトンが好き」「何かの形でサポートしたい」その思いがあるから動ける仕事。

時代的に見ると、そういう心の部分に頼る(人の善意に寄りかかる)仕事の仕方は、NGだということもわかりつつ、今はそこに甘えているのが現状です。これは協会が抱える問題かもしれません。

人件費などもしっかりと確保し、運営していくためには、潤沢な予算が必要で・・・

となると、プラス決算にするために参加者増が必須で・・・

一人でも多く参加者が増えてほしい・・・

と、先の話に繋がるわけですね(笑)

これはライセンスに限らず、チームも、講習会も、ソロコンテストも、選手権も、全て同じです。

参加者がいなければどうしようもないですから、、

(フェニックスもシュシュも同様の課題を常に抱えています)

 

 

会場となった太陽が丘は、現在プール営業中!

そしてグラウンドスポーツも盛んに行われています。

必ず出てくる駐車場問題・・・

先生方のお昼ご飯のためお使いに出たら最後、体育館近くの駐車場には戻れなくて、臨時駐車場に回されまして・・・(見たことのない場所でした)

講習が終わりかけの頃に、車を取りに戻ったら、私の車だけこんなことになっていました。

 

 

超広いサッカーグラウンドに、ポツン・・・(笑)

停めた時はギュウギュウだったんですよ!!

しかも写真ではわかりにくいですが、車の前輪あたりに、堂々とジュースのゴミが散乱していました。

マナーの悪い人がいるものですねぇ。

 

何はともあれ、無事に終了しホッとしたライセンス講習会。

次の大きな協会行事は、9月の京都府大会です。

そのための会議も明日から始まりますが、大会に向けて頑張っているメンバーの想いをしっかりと受け止めて、円滑に進められるように裏方頑張りたいと思います!

 

 

最後に。

今回2級の講師をして下さったのは、私の恩師でした。

2級受けていた3人とも、とてもいい子だったよ、頑張っていたよ~と、わざわざご連絡下さって、本当に嬉しくなりました。

こうして、外部の講習会に出て、自分の生徒やチームが褒めていただける時が一番嬉しいなぁ、そう改めて感じました。

コーチの愛の深さは以下のブログに・・・

(昔使っていたFC2ブログ。久しぶりに見ましたが懐かしい!!)

 

 

http://kyotobaton.blog71.fc2.com/blog-entry-2720.html


第41回関西バトントワーリングコンテスト

先週末、関西バトントワーリングコンテストが開催されました。

 

 

お世話になった関係各位に心よりお礼申し上げます。

体調不良や怪我でのトラブルもなく、

関係団体からエントリーしたメンバーは

全員無事に演技を終えたことに何よりホッとしています。

 

大会翌日は、朝から激しい頭痛に見舞われまして(;^_^A

(昔から偏頭痛持ち)

大きい仕事が終わった後はほぼ必ず、、と言っていいくらい

偏頭痛さんがこんにちは~。なんですよね。

慣れているのでなんとかやり過ごせるのに

今回はダメで・・・起きていられないくらいの頭痛と吐き気

薬を飲んで二時間ほど寝込みました。

大好きな推しさんの歌で痛みを紛らわそうとしたものの

「だめだ、今は頭に響きすぎて無理・・・」

我ながら重症・・・

 

時間が経てば収まるものなので、今はすっかり元気です(#^.^#)

 

メンバーは早速コンテスト翌日から、次の目標に向かって頑張っています!

コンテストや大会あるある。

生の演技を見ていると、練習したくなってうずうずするんですよね。

私だけでしょうか。

なんだかうまくなれる気がするというか(笑)

もっとやりたくなる!すぐにバトン練習したい!

そんな気持ちが湧きたってきて・・・

 

とても大切なことですよね。

タイミングって大切で

頑張りたい!今ならできそう!そういう直感に

素直に従うのは、とても有益だと考えます。

 

今回のコンテスト

発表会もあったからか?関係団体からの参加者が減ったなぁ、、という

印象だったのですが

身内だけでなくコンテスト全体がかなり参加数減少していて驚きました。

以前は3300人を超えており、コートも25まであったのに

今回は約1000人の減少??

コート数も最大で17でしたね。

 

少子化の影響か、コロナで少なからずトワラーが離れたことが原因か

理由はわかりませんが

少しずつでもバトン人気が上がっていくといいのにな、、と思います。

スクールだけでなく、部活指導にも少し関わらせていただいていますが

部員数も減っていますし、活動時間もかなり減りました。

時代なのかな~。。

教育改革で「部活動」自体の在り方が近年のうちに変わるのは明確ですし

ツグミが中学生になる頃には「部活動」が無くなっているかも。。

 

私個人的には、あくまでも教育活動の一環としての部活動、という考え方なので

部活への想いや在り方については冷静に見ていきたいと思いますが

やはり「習い事」としてのバトンが衰退していくのはとても心配で

10年後20年後、フェニックスバトンチームはどうなっているかな、、と

考えることもよくあります。

人がいなければ(しかも想いを共にしてくれる人)成り立たない活動なので。

 

普及発展を常に頭に置きつつも

なかなか具体的な対策が取れなかったり

自分の力不足が本当にもどかしいです。

 

話を戻しましょう。

 

今回のコンテスト、たくさんの変更点がありました。

まずは入場無料!そして撮影が自由!これは画期的・・・

競技の特性上、なんの制限もなく動画撮影が行われることに対する懸念が

ゼロではありませんが

バトンを広く一般の人にも知ってもらったり

気軽に楽しんでもらうには

こういう制限はないほうがいいのかもしれませんよね。

難しいところではありますが、、

メンバーや我が子を、不適切な動画撮影から守りつつ

バトンを一般に広く発展させるためにはどうしたらいいのかなぁ。

レオタードを着なければいけない、という規定が無くなると

そのあたりの不安は解消されるんですけれどね~

女子もオールタイツやパンツスタイルが選べたらいいのになぁ、というのは

以前から抱いている個人的な感覚です。

 

あとは写真ブースの開設

これもまた画期的ですが

なんせそこに保護者さんは立ち入れないので

撮るとしたら引率者。またはメンバー自身。

人数的に余裕があればいいのですが

今回はそれが難しかったので・・・

みんなを撮影してあげられなかったことが心残りです。

 

保護者さんも使えるところにブースがあればいいのに、と思いますが

人が殺到したり

有料の写真撮影ブースとの差別化も難しくなり

これまた簡単ではなさそうですよね。

 

でも、色々なチャレンジ、改革については

京都府バトン協会でも参考に出来るといいなぁ、、

そんなことを思いながら過ごした一日でした。

 

今回は、審査員も運営の仕事も外れていたので

久しぶりの(もしかして初めて・・・?)現場引率!

全体をわかっているつもりでも

実際にその場にいなければわからないことが山のようにありました。

 

「ほら。だから上はあかんねん」

「現場を知らんのに偉そうに・・・」

そんな嘆きがどこかから聞こえてきそうな(笑)

 

こうして自分で経験してみることも、時には必要なんですよね。

 

大会参加にあたっては、原則「運営人員」といって

1団体につき1名の協力が必要になります。

これはどの大会や講習会でも同じで。

フェニックスの場合は、団体数が多いので

必然的に協力人員も数の確保が必要なのですが

いつも率先してくれるシニアメンバーの存在が本当にありがたいです。

今まで一度も経験したことがないシニアメンバーは

次の大会でぜひやってみてください(#^.^#)

大会の裏側を知り、これだけの手が動いているんだという実感を得ること。

これは

私が現場を知らずにいたのと同じで

経験して初めて見えてくる大切なものがたくさんあります。

 

横の繋がりが極端に少ないバトン業界で

色々な団体の方と繋がれることは

実はとても楽しくて(#^.^#)視野も広がるのではないかなと思います。

 

そしてメンバー引率は、大学生4名!

みんな選手としてのキャリアは長いのですが

引率自体の経験は少ないので、少し心配していたのですが

先輩からの引継ぎも完璧で、、

当日は不安なく、細かい仕事あれこれを任せることができました。

 

実は引率の仕事が一番デリケートで、一番難しいんです。

なぜかというと選手に直接関わるから・・・

 

出番前に緊張している子もいれば

思ったような結果にならず落ち込む子もいて、

事務的にやればOKという仕事ではないからなんですね。

 

当日例えば遅刻があったり

忘れ物があったりしても

冷静に対応して、最善の状態でフロアにメンバーを送り出す。

本番前

無駄な声掛けはせず、でも事務的にならず

時には寄り添って

人の心がわからないと、この仕事はつとまりません。

 

初めてのコンテストの子もいれば

リベンジの子もいて

同じ種目・級を受けていても

結果は色々で

リアルに伝わる現場での緊張感

どれくらい受け止めてサポートできるか

本当に難しい仕事だと思います。

具体的作業のマニュアルはありますが

結局その先は、自分の心がどう動くかなんですよね。

 

コンテストが始まり、その様子を見ていると痛感するのですが

「たった1分」なんですね。

種目や級によって異なりますが

コンテスト課題曲は長くても2分までです。

「たった1分」「されど1分」

この1分のために、どれだけ時間と労力をかけるのか

バトンって本当に奥の深い競技だと・・・

 

ものすごくシンプルに見える入門ソロトワールでも

「なんとかなる」はなくて、やはり練習を積んでいる選手と

積み方が甘い選手の演技は全く違うものになります。

バトンが落ちなくても、全然違うんですね。

バトンの流れや回転のスムーズさ

選手から溢れる自信やパフォーマンスの強さ

身体の行き届き具合

この辺りが整っている選手を見ると

「あぁ、、ものすごく練習を積んだんだね、、」

その選手のこれまでの努力が演技の向こうに見えて

尊さすら感じます。全く知らないチームの選手にも

そういう感情が湧くんですよね。

指導者だからなのか、、母親の立場だからなのか、、わかりませんが。

 

バトンは芸術スポーツです。

スポーツですから「勝ち負け」があるのですが

コンテストに関しては他者との戦いではなく、自分との戦い!!

過去の自分に打ち勝ったのか

不安や苦手意識を克服するまで積んだのか

本番集中力を切らさなかったか

 

人との競争ではないので、メダルの色にはこだわらなくていい。

個人的な意見ですが、生徒にも、我が子にも、常にそう言っています。

自分に恥ずかしくないよう努力したのなら、それが何色のメダルでも価値があります。

今回、金賞に届かなかったのなら次回頑張ればいいですし

大切なのは「諦めずにチャレンジする気持ちを持てる」かどうか。

 

時間がかかって、苦労するメンバーも実際います。

後から始めたメンバーが自分を追い抜いていく時

その後ろ姿をどんな気持ちで見ているのかな、と

心の中を思うとついつい優しい声をかけたくなるのですが

グッと我慢して・・・

 

今が踏ん張り時やで。確実に、どんな時でも、誰から見ても、

正しいスキルが身につくように、諦めずに練習しよう。

後から振り返った時、この苦労が必ず財産になるからね。

 

あえてこの言葉をかけなくても

地に足を付けてコツコツ練習できる子は

必ず上達します。

 

そして演技後は

「どうだった?」「金賞だったよ!」

「おめでとう!」と喜び合ったり

「だめだった、、」というメンバーに

寄り添う言葉を探したり

年齢なりに他人を思いやることも

こういった場でたくさん経験しているんですよね。

 

母親目線で言うと

特にサワは器用ではないので

コンテストでは人の何倍も時間がかかり

人の何倍も努力しなければいけない子でしたが

経験を重ねるうちに

「自分は人より時間がかかるから、だからもっと練習しよう」

その気付きを得たようですし

それは一発で金賞を取れる喜びよりも

本人にとって大きな大きな学びでした。

 

「たった1分」のコンテストですが

どれだけ多くの学びや気付きがあるかというと

本当にプライスレスです(#^.^#)

 

というわけで。

トワラーにとって

非常に貴重な機会ですので

コンテストにはこれからますます

たくさんのメンバーが積極的に参加してくれるといいなぁ。そう思います。

級も増えますしね!!

年齢も関係ないので、

「シニアだからコンテスト卒業~」

「やってみたいけどハードル高いから、我が子には無理かな~」

不可能はありません(#^.^#)

 

次回の京都コンテストは来年の1月です!

まだまだ時間がありますから

計画的に次の目標に向かってみんなで頑張っていきたいですね。

 

 

今回、引率をしてくれた大学生が

ものすごく素敵な感想をくれました。

 

「どの子も、今この瞬間にたくさんのことを感じて、経験しているのがわかって

このことが未来のこの子たちを形作っていくのだと・・・

席とフロアの間を送り迎えしただけですが

そのわずかでも、貴重な尊い時間に関われたことがありがたく

とても嬉しく感じました。」

 

選手としても

引率としても

運営としても

大切なのは

全てのことを「他人事」ではなく、「自分事」として

考えられるかどうか

 

 

私自身もたくさん学びを得た貴重な一日でした。

 

 

 

日本代表選手団のサイン

サインしてもらう時のツグミは

私が推しさんのサイン会に行っている時と全く同じ光景・・・

ツグミはバトンが好きすぎて、オタクのようになっているんです。

「〇〇ちゃんに会えた!」「〇〇ちゃんの演技見れた!」

「〇〇ちゃん、全日本と同じレオタードでかっこよかった!」

(なんで覚えているのか・・・ww)

トワラーというバトン雑誌と、このクリアファイルを大切に抱き締めていました(笑)

 

 

バトンが好き、の気持ちを大切に

次はライセンス、そしてチーム!

休む暇はありませんが頑張っていきたいと思います(#^.^#)


新しいシーズン

発表会から早いものでもうすぐ2ヶ月!?

時間が経つのが早すぎて、驚きを隠せません。

休む時間はほとんどなく、すぐに次の取り組みが始まっているから

なおさらそう感じるのかもしれませんね。

 

あれだけ集中して行っていた取り組みですが、終わってしまえばあっという間です。

発表会直後は、色々な方から

「疲れは出ていないですか」

とお気遣いいただいたのですが

幸い、とっても元気に過ごしておりまして

今シーズンのチーム作品もようやく一段落!

忙しく、やることが多い人生は

とても充実していて幸せだなぁと感じます。

 

正直なところ

発表会直後は、少しゆっくりしたいな~と思いましたが

それについて具体的に考える暇はなく(笑)

発表会翌日から、次の仕事!

 

発表会が迫っていた時期は、なかなかチームのことを考える余裕がなかったのですが

ようやく少し落ち着いたかな、という感じですね。

 

発表会の事後作業としては

DVDの制作や記念パーティーの企画。

特にDVDについては、細かい部分まで業者さんと打ち合わせを重ねて

作ってもらいますので、相当な時間がかかります。

 

先日も試作第一弾を隅から隅まで見て

オンラインで打ち合わせをして・・・

発表会当日、私は舞台袖にいたのですが

舞台袖からも演技を見守るというよりは

次の段取りを上手袖のスタッフさんとインカムでやり取りすることがメインで

落ち着いて演技を見ることはできていなかったので

 

こんなところでミスが!!とか(;^_^A

こんな部分が案外目立つなぁ、、とか

 

ここはとっても揃っていて圧巻!!とか

笑顔が本当に可愛い~!!とか

 

 

長く残る記念のDVDですから

少しでもメンバーの良い部分が残してもらえるように

時間はかかりますが、打ち合わせを続けたいと思っています。

完成を楽しみにお待ちくださいね(#^.^#)

 

 

だんだんとイベントや団体活動も以前のようになっていますので

これから秋に向けて、社会は賑やかになりそうですね。

これからもフェニックスバトンチームは

大会だけではなく、イベントも大切にしていきたいので

イベントに参加できるところを探したり、営業活動も頑張らなければ!

そのためには、地域の方や、違うダンスジャンルの先生方と関わったり

色々なところで繋がりを作っておくことが大切なんですよね。

バトンの先生って、本当に何でも屋さんです(笑)!!

 

さて。発表会に話を戻して。

5年に一回の大きな取り組みでしたので

発表会のことを振り返ってみたいと思います。

写真を見ていても

一枚めくるごとに色々な思い出が蘇りますね~!!

 

衣装を着けての演技は、先に書いたように

基本的に舞台袖からしか見ていませんし

楽屋裏の様子も、メイクをしている様子も、ほぼ知らないんです。

丸一日、朝から晩まで一体私はどこで何をしていたのかな??と思うのですが(笑)

その時は必死!舞台袖に貼りつきで、司会の方と打ち合わせしたり

インカムでスタッフさんに指示を送ったり、、そんな感じで過ごしていましたね。

履きなれない7センチヒールで一日走り回っていたものですから

撤収の時は足が耐えきれなくなり、裸足でウロウロ・・・

周りの方にギョッとされる始末でした(;^_^A

※20周年の時も元気であれば、絶対に履き替え用の楽な靴を持っていかなければ・・・

 

そんなわけで、楽屋でのオフショットや

舞台で皆がスポットライトを浴びている姿

飛び切りの笑顔やアピールを見るのがとても嬉しくて

気付いたらカートに100枚単位で写真を入れていました(笑)

 

 

発表会後は、たくさんの方からメッセージをいただいたり

メンバー自身からもメッセージをもらったり。

SNSをまだ使わないティノやジュニアのメンバーからは

丁寧に書いたお手紙も、たくさんもらいました。

本当にみんな、ありがとう!!

 

嬉しいメッセージもたくさん、、

どれもこれも紹介したいところですが

私の心の中に大切な思い出として留めておきたいと思います。

 

ティノやジュニアのメンバーは、お手紙に加えてイラストも届けてくれた子が

たくさんいるのですが、もうどれも可愛くて!!

その画力に感心&とっても丁寧に書かれた文字に感動しています。

あぁ、そんな風に感じてくれているんだなぁ・・・とか

そうか、そういう部分が心配だったんだね。とか

普段のレッスンだけではなかなか汲み取ってあげられない部分も

お手紙でたくさん知ることができました。

 

シニアメンバーからのメッセージは、言葉一つひとつに重みがあります。

それはなぜか?というと

きちんと年齢を重ねているからだと思うんですね。

 

フェニックスバトンチームでは、高校生からシニアチームなのですが

ジュニアとシニアでは、大きく異なる点があります。

それは

「より自主性が求められる」

「チームのために出来ることを自分で探し、取り組む」

この二点。

 

中学生までは、バトンはあくまでも「習い事」の一つだと考えます。

自分で目標を持って、出たい大会に出て、先生から言われることを忠実にこなして

プレイヤーとしての最善を尽くすことだけでOK

それが一番大切なことです。

その取り組みの中から、忍耐力や精神力が身について

継続する力も、壁に向かう勇気もどんどんついていくんですよね。

チームに参加するメンバーであれば

「仲間のために自分が力を尽くす」ことは

その取り組みの中から自然と身に付きますし

チームの大会ではなく、イベントなどの参加だけであっても

年長者が年下を導き

年下は年長者を敬い、という構図は

どんな低年齢でも身につくものだと思っています。

 

このようにして、自分を高め人間性を身につけていくジュニア世代

その時期を経て、シニアになると先に書いたような

「自主性」を求められる場面が、本当にたくさん出てくるんですよね。

周りを見る目・良い意味で空気を読んで動く力も必要となります。

周りを見られるようになると、発表会も

「楽しい!」「頑張ろう!!」というプレイヤー視点だけで終わらずに

どれだけの人が関わっているのか

どれだけの力が動いているのか

どれだけの後方支援の手があるのか

 

これがはっきり見えるようになるんですね。

 

バトンをするのが好き!!はメンバー全員にある大前提です。

もちろん、私もそのうちの一人。

ただ、色々なことが見えてくると

単に楽しく全力で!!では済まないんです。

支えてくれる人のためにも・・・

応援してくれる人のためにも・・・

活躍を楽しみにしてくれる人のためにも・・・

一緒に頑張る仲間のためにも・・・

いい加減なことはできないし、恥ずかしいところは見せられない。

自分が出来ること、もっともっとあるはず!

 

この気持ちがあるから

シニアメンバーもスタッフさんも、フェニックスのメンバーって

みんな本当に自主的に動いてくれるんですよね。

 

あれとこれとそれ、やっといて欲しい!やり方任せた!

時にはこんな私から出る雑な指示でも、そうですね、、

大抵「一言えば十理解してくれる」という感じで

何歩も先のことまで、考えて段取りしてくれるんです。

この辺りは、一人ひとりの社会人経験から得たスキルも大きいと思います。

でも、これも歴史を振り返れば

創立から5年、10年・・・とフェニックスを支えてくれたたくさんのOGさんの

力があってこそ。なんですよね。

当時のシニアメンバーさんも、本当にしっかりしていて。

その姿を、学生や社会人一年目の頃に見ていたのが今のシニアメンバーですからね、、

背中を見て学んだことが、今、色々生きているのではないかなと思います。

 

メンバーの声

保護者の方の声

たくさんの言葉をもらう中で、私が飛び切り嬉しくなるのは

「バトンに出会えて本当に幸せです」

この言葉です!!

もう、このフレーズを見ると・・・

ホッとするんです。あぁ、私のやり方って間違っていないのかな、って。

安堵と共に、今までの苦労が吹き飛ぶんですよね。

単純です(笑)

 

バトンというスポーツに魅力を感じてくれることだけでも嬉しいですが

私が大切にしているフェニックスバトンチームでバトンに取り組み

「好き!」と胸を張っていってくれることが、とてもとても嬉しくて・・・

 

それを見た時には、いつも心の中で

「ありがとうを言うのはこっちです。。出会いに感謝・・・」

そう、頭を下げています。

 

 

20周年はどんな形になるでしょうか。

5年という月日は長いようであっという間で。

どのメンバーも環境や立場が変わっているだろうと想像しますが

みんなが色々な形でフェニックスバトンチームに関わってくれているといいなぁ、、

心からそう思います。

 

私はいつ現場から離れても大丈夫なように

後進を育てていくことや

チームの在り方を時代に合ったものにしていくこと

やることも考えることも山のようにありますが

「バトンを楽しむ」ために

「スキルアップ」そして

「目標を持つこと」

「自分自身に負荷をかけ続けること」

とても大切だと思うんですね。

これをメンバーにも伝え続けていきたいと・・・

 

 

4日後にはバトンコンテスト!

そしてみんなが楽しみにしている夏休み!

私もこの夏は思いっきりアクティブに楽しみます!

そして

ライセンスに合宿に秋の大会に、、

ワクワクしますね。

 

これからもチーム一丸となって

フェニックスバトンチーム、前進していきたいと思います!


発表会当日

では引き続き発表会当日編。

 

案外バタバタしていると撮り損ねるプログラムとチケット

記念に一枚撮影しておきましょう!

 

 

雨が後ろにずれてくれたおかげで、当日は快晴!!

良かったです。

この光景が、雨だったら、、と思うと

もう出だしからテンションが下がりますからね。

 

写真業者さんがおっしゃっていたのですが

「先生、晴れ女ですか?」

どうかな、意識したことはないですが、確かに大きな行事では

雨に見舞われない気がします。

 

業者さん曰く、5年前も雨予報だったんですって!

それがズレたか何かで、当日は快晴でした。

 

 

 

みんなで手分けしてメイク中

舞台メイクは特殊なので、この辺りも何度も打ち合わせを重ねて準備しました。

 

 

あまり見る機会のない舞台裏、楽屋の様子です。

スムーズに進行するように、綿密に準備がされています。

衣装替えに手間取ると、曲の進行が遅くなり

見ている方も退屈するし、司会でつなぐのも限界があるし、、

この衣装早替えがうまくいくかどうかが

発表会成功の大きなカギを握っているのは間違いありません。

 

これら全て、舞台裏お手伝いのお母さんたちが工夫してくださいました。

5年前のノウハウをもとに

Zoom会議を重ねたり、現場で打ち合わせしたり

皆さんお仕事等でお忙しい中、本当にありがとうございました!

私は舞台下手袖に貼りついていて

曲出しの合図や司会の合図、全体の流れを見ながら動かすのに精いっぱいで

楽屋に顔を出す余裕はゼロなんです。

信頼している皆さんですから、安心してお任せすることができました(#^.^#)

 

行方不明になりがち、でも絶対に必要なバトン!!

こんな風に置き方まで工夫してもらっています。

 

 

舞台裏お手伝いの方のファインプレーはいくつもあります。

やはりどれだけ準備をしていてもイレギュラー対応が必要なんですね。

人間がやることなので、、

それに的確に対応してくださるファインプレー連発!

小さいメンバーの、予想していなかった直前にトイレ行きたいコールにも

当日シューズ忘れた!という対応にも

「えぇ!?今!?」とこちらが驚くより先に

ファインプレーで解決してくださる神対応。。

本当にありがとうございました。

 

 

舞台の上はというと、これは小さいメンバーが

立ち位置を間違えないための工夫です。

それぞれにアイテム(ブドウやバナナなど)を決めて

そのアイテムを取りに行く。そしてまた同じアイテムが

貼ってある場所に戻る。

舞台上に、ラミネートも貼ってあるんですね。

この工夫のおかげで、とっても上手にフォーメーションが作れました!

果物さんを作ってくれたのは、保育を専門に学ぶシニアメンバー

さすがのクオリティ!!

 

 

お花のアーチも、発表会二日前に保護者の方が

綺麗に仕上げてくださいました。

私、造形物作るのが苦手なので、とても助かりました!

スカスカの観葉植物だったアーチが

お花たくさん!の可愛いアーチになりました。

 

 

ちなみにこのアーチ

机や家具の角にぶつからないためのクッション材に

色々な造花や葉っぱをつけて作りました。

これを8個作るために、100均の造花を買い占めて

そのお店の造花コーナーをお榊と仏花だけにしてしまったのも

今では懐かしい思い出です。。

 

 

貴重な舞台袖ショット、これは私からの目線です。

こちらも載せておきますね。

 

 

受け付けの様子

こちらも保護者の方が守って下さっています。

開場と同時にどれくらいの混雑になるかな??と

心配していたのですが、色々と導線を工夫してくださったおかげで

大変スムーズだったようです。

大きなトラブルもなく、対応してくださったことに

改めて感謝します!

 

お願いしていなかったにも関わらず

進んでお客様の誘導をしてくださったり

車いすの方対応でドアの開け閉めを手伝ってくださったり

その場にいた保護者の方もたくさんのことをお手伝いしてくださいました。

 

こういった会に足を運んで、一番に印象に残るのは

やはり受付なので、、

そこの部分を穏やかに丁寧に努めてくださって

本当に助かりました。ありがとうございました!!

 

たくさんのお花も、ロビーを彩ってくれました。

 

 

ここに掲載した以外にも

たくさんのお花をいただきました(#^.^#)

サボテンも枯らしてしまう私ですが(笑)

お花の綺麗さはもちろんわかりますので

本当に嬉しかったです!

会場に彩りを添えていただき、また

「おめでとう!」の気持ちをたくさん寄せていただき

本当にありがとうございました。

 

 

美しいこちらのお写真も・・・

 

 

 

当日のバルーン

開場時間に向けて、準備も着々と進みます!

 

 

リハーサルが終わって軽食タイム

こういった光景も、コロナ禍では考えられないことで

我慢や制限の多かった時期を過ごした子どもたちにとっては

とても新鮮で楽しい時間なのかもしれません。

 

 

だんだんと日常の風景が戻りつつあります。

制限が解除されて本当に良かったです、、

つらく長い、我慢の3年間でしたよね。

 

 

最後のメイク直し

みんな頑張ろうね~

 

 

 

開場前の様子

 

 

 

いつも一緒に頑張って下さる京都府バトン協会の先生方

招待したお席には、先生方の推しさんの写真と

私からの感謝のメッセージ&心ばかりのプレゼントを・・・

皆さん喜んでくださって良かった!!

 

 

 

代わりに、こんな風に応援してくださいました(#^.^#)

私の推しさんのパネル!!

舞台挨拶の時は、ライトの関係であまり客席が見えておらず

見つけることが出来なかったのですが

こんなにたくさんの推しさんに囲まれて幸せです。

 

 

私が今回、絶対にやりたかったこと。それがスローガンイベントでした。

スローガンイベントって何??と思われそうですが

韓国アイドルの応援では、よくあるんですね。

スローガンと呼ばれるメッセージボードを掲げて

アイドルを応援するのです。

 

発表会は、見に来てくださることのことを

一番に考えるのが普通かもしれませんが

私の中ではそれと同じくらい大切にしていた

「メンバーに私からの、ご家族からの、お友達からの愛を届けたい」

これを実現するために、何かできないかなぁ、、

考えて考えてたどり着いたのが、スローガンイベントでした。

 

サプライズですので、スタッフの先生にも内緒。

お世話になっている印刷屋さんにお願いして

紙質もサイズもすべてにこだわったスローガンがこちらです。

 

 

 

リハーサルももちろんできませんし

成功するかどうかも一か八かの勝負!

舞台業者さんにも、司会者さんにも

「スローガンでサプライズ、、」がイマイチ伝わらないまま

ドキドキでやってみたのですが・・・

 

結果は??どうだったかな。アイドル気分を味わってもらえたかなぁ。

会場を埋め尽くすほどのお客様、とまではいかなかったので

若干寂しいですが

センター付近に集まって下さっている方

そして会場の後方まで

皆さんのご協力でスローガンイベントが(多分)成功しました!

 

実は私からのメッセージムービーは

「おしまい」のあとに

「後ろを見て!」というメッセージがあったんですね。

それを上映担当の方に伝えるのをうっかりしていて

おそらく、「おしまい」でムービーは終わり、電源オフ、となったようで、、

あるはずの「後ろを見て!」がなかったもので

・・・・・・????の時間が出来てしまいました(;^_^A

そこが少し後悔なのですが

司会の方が「後ろを見てください~!」ととっさに案内してくださったおかげで

なんとか・・・なんとか?形になった?かな。

 

 

スローガンイベントだけではなく

全メンバーを紹介する動画もとても素敵で

アンケートには「ムービーが素敵でした!」のご意見も

とても多かったです!

少し尺が長いかなぁ、と心配もしたのですが

テンポの良い曲だったので

見ていても飽きることなく、とても楽しく見ることができました。

費用はかかりましたが、大きなスクリーンで投影して正解!!

見ごたえのあるメンバー紹介だったと思います。

 

 

みんなの笑顔が大好きです。

 

 

楽しい中、閉幕した発表会

たくさんの思い出がみんなの胸に刻まれていると嬉しいです。

 

 

 

お忙しい中、兵庫県から恩師が駆けつけてくださったり

私にバトンを初めて教えてくださったコーチが来てくださったり

どの方からも、「良かったよ!!」「大成功やね~!!」

そんな言葉をたくさんかけていただきました。

 

無事に終わったことでもちろんホッとしたのですが

やっぱり「良かったよ」の声は嬉しいですね。

生徒さんの笑顔、みんな素敵だった!と

メンバーをほめてもらえるのが何より嬉しいのです。

小さいメンバーの頑張りも

シニアメンバーの貢献も

スタッフの先生の尽力も

関わった全員の努力も

そういうことが

演技から伝わっていたなら嬉しくて・・・

 

特にそれが恩師からのお声がけだと

頑張ってきた苦労が報われるというか、

やってきたことが間違っていなかったのかなと思えるというか。

 

 

先生方からの差し入れも、オタク味満開(#^.^#)

ありがとうございました!!

 

 

 

ロビーの混雑が怖くて、今回は出演者によるお見送りをしませんでした。

その代わり、一分でも解散を早くして、見に来てくださった方々とメンバーが

楽しく過ごす時間を設けたい。

外であれば、密も避けられますし

衣装のまま解散すれば、みんな思い思いに写真も撮れます(#^.^#)

私自身も、来てくださった恩師にお礼を直接伝えることができたり

メンバーと一緒に写真を撮れたり、、と嬉しい時間を過ごす事ができました。

 

周りを見ると

見に来てくれた方と抱き合って泣いているメンバーの姿がたくさん!

特にシニアメンバーは泣いている子が多くて・・・

いつも明るく元気なみんなですが

ものすごい緊張感の中で取り組んでいたんだろうということが

その姿から伝わってきました。

見慣れた顔を見つけて、緊張の糸か途切れるという感じでしょうか。

ホッとした、、無事終われた、、そういう姿をたくさん目にしました。

 

秒で解散!を徹底したので、私からの長い挨拶は無し!

「みんなお疲れ様!よく頑張ったね!」おしまい!!

一年間このためにやってきて、・・・あっさりし過ぎ??

もう少し何かないの??と言われそうですが

その代わりに前日にメッセージは届けましたので・・・

みんなにその思いが伝わっていると信じています。

 

ダラダラ長い話よりも

大切な人たちと、大切な時間を過ごしてほしい。

その思いを実現できてよかったと思っています。

立場的に前に出ることが多いですが、人前でダラダラ話すのは好きではなくて(笑)

 

 

本当にお疲れ様でした!!

 

 

みんなのおかげでこの日を迎えられました!

頑張りに心から感謝します。

 

 

 

撤収作業は、保護者の方とシニアメンバーが

ものすごいスピードで行ってくれました。

荷物増やしてごめん、の光景( *´艸`)

 

 

私の自宅が近いのが幸いして

みんながドライブスルー方式でどんどん荷物を運んでくれます。

正直、足の踏み場もない荷物量でしたが

翌日はひたすら片付けと洗濯に徹したおかげで

床が見えてきました。

 

落ち着いてもらったお手紙を読んだり

プレゼントを開封したり

各方面にお礼メッセージを送ったり・・・

 

チケットの半券に書いてくださったお客様のメッセージを仕分けしていると

それを見ているだけでもニコニコ笑顔になって

アンケートを読んでまた笑顔になって

「いつも応援しているよ」

「可愛い〇〇ちゃん、大好きだよ、がんばって!」

ご両親から、おじいちゃんおばあちゃんから、ご親戚から、お友達から、、

本当にたくさんの温かいメッセージを送っていただき

感謝しかありません。

 

 

 

 

たまたまかもしれませんが

私がもらったメッセージカードは星や月のものが多くて!

私の大好きなモチーフなんです。星と月。

なぜ?と誰からも聞かれていませんが、説明させてください(笑)

 

最推しさんのお名前は「Moonbyul」

ムンビョル、と読みます。

Moon→月

byul→韓国語で星の意味

というところから、彼女のアイテムが月と星で表現されることが多く

私の中でも大好きなアイテムなんです!!

(すいません、バトンに関係ない話題でした)

 

 

発表会翌日は、片付けの合間に第二の我が家へ。

平等院すぐそばにあるお蕎麦屋さん「観月」

同級生のお店なんです。

ずーっと同じ学校で、バトン部でも一緒に過ごした親友

今回の発表会にも足を運んでくれていました。

ご家族ぐるみで協賛もいただいたので、お礼と無事終了の

報告を兼ねてお蕎麦を食べに行ってきました。

 

とっても美味しいので、ぜひ皆様もお近くに行かれた際は

お立ち寄りください~。おすすめです!!

 

 

お蕎麦屋さんの親友も

先生方も

保護者の方も

皆が口をそろえて言ったことがあります。

 

「・・・前回と雰囲気全然変わったよね~!」

 

そうなんです(笑)

10年前の発表会は、オープニングはハープの生演奏と

ダンサーさんの祝いの舞からスタート!

 

そして5年の発表会は、メンバーのピアノの生演奏

その生演奏に合わせてシニアメンバーが演技をするというスタートだったんです。

 

もともと、バトンというと「パレードの先導」とうイメージが強いからか

発表会のオープニングというとパレード曲だったり、マーチの音楽だったり

そういうものが使われるのが多かったんですよね。

実際、10年前はハープの演奏のあとに

元気いっぱいのマーチのリズムの曲だったと記憶しています。

 

そういう一般的なイメージから離れたいな~という思いで考えたのが

5年前。他にはないオープニングにこだわりました。

そして今回は??

バリバリノリノリの韓国アイドル曲!

ふり幅の大きさに、私自身もびっくりですが

 

5年間の間に何があったの・・・?と

色々な人に聞かれました( *´艸`)

そうですね、コロナがあり、、沼に落ち、、

その沼が思いのほか深く底なしで

いまだにズブズブしているのです。

 

 

プログラムの挨拶にも書きましたが

今回はしんみり、ではなく

POPに!元気に!明るく!舞台を作り上げたかったので

その意味では大成功だったのではないかと思います。

 

また、舞台の挨拶でもお話したように

大切なものをたくさん持ち、それを全て大事にしようね、という

フェニックスバトンチームの理念も

しっかりと伝えることができた会ではなかったかなと思います。

メンバーの輝くような笑顔が

その理念を具現化してくれていたと・・・

 

 

良いチームだね!

20周年が今から楽しみです!

皆さんの笑顔が印象的でした!

そういった嬉しいコメントの数々に励まされ

また今日から・・・ですね。

 

次の発表会は2028年

具体的な日はもちろんまだ決まっていませんが

5年間を私たちはどのように過ごすのでしょうか。

5年後の発表会にどのような目標をおくのでしょうか。

 

私はそうですね、、

まずは今回失敗したダイエットを成功させること!

そして今回は断念した、みんなと一緒に踊る!を

たった8拍でもいいので実現させたいなぁ。

ダイエットは、忙しくなるので自然と痩せるかな??と思っていたのですが

実はその逆!!

ミシン作業が多かったこと、座ってひたすらパソコンなど

手持無沙汰になり何かとお菓子をつまんでしまったり

ちゃんとご飯を食べない代わりに、常にちょこちょこ何かを

口にしていたせいで、全然痩せませんでした(笑)

 

もっとこうしたかったな~

これもあれもしたかったな~

 

諦めたことも多かったので、それも実現させたいし

 

もっとこんな風に見せ場を作ってあげたらよかった!

こういう作品なら、もっといいところ出せたかな、、

作品や振付に反省が残るところも多いので

そのあたりもしっかり整えながら

 

まだまだ!と思っていても

目の前の行事をこなしていると、きっとあっという間です。

5年後には、今小さい子たちが中学生になったり

シニアメンバーの層はより厚くなったり

より円熟味が増したり

 

ルージュメンバーももっと増えているかも(#^.^#)

母娘共演も増えるかな??

 

新しい仲間が増えることも期待して

今いる仲間が続けてくれることも期待して

 

京都府バトン協会の理事長先生がいつも仰る言葉

「バトンへの関わり方は無限大だからね!」

この言葉、私大好きなんです。

プレイヤーとして

裏方として

保護者として

応援する立場として

立場が変わる人はいるかもしれませんが

みんなが何かの形でフェニックスに関わってくれていると

とても嬉しいなぁと思います。

 

 

無事に我が家の推しさんギャラリーの仲間入り!

 

 

存在感抜群です!

 

 

 

ポスターを入れ替えてみたり・・・

師匠名言!!!

この名言Tシャツ作ったら欲しい人いますか(笑)???

 

 

 

 

最終的にはすいません、こちらに落ち着きました。

フェニックスどこいった・・・?

 

 

 

来週から早速チーム始動です!

今年は発表会イヤーだったこともあり、色々例年とは変更がありますが

どんな時でも一貫した理念「大切なものをたくさん持ち、大事にしようね」

これは持ち続けていきたいです。

私自身がまずそうなのですが

バトンだけでなく、娘も大切、推しも大切、趣味も大切、、

色々な大切があるんですね。

欲張りに全部を大切にしようとしています。

バトンを持つ時間が限られると、より、その時間が愛おしくなりますし

時間を一分一秒大切にしよう、自然とそう思うんです。

 

コンサートも行くし

旅行も行くし

習い事もするし

遊びにも行きます。

子どもにもバトン以外から学ぶ時間を持ってほしいと思うから

遊びも習い事も大切にしてほしい。

偏らずに、広い視野で

多様を受け入れる許容を持ってほしい。

 

メンバーにも、その思いが伝わりますように。

 

 

これからもフェニックスバトンチームは

オンリーワンのカラーを大切に(#^.^#) 

仲間を自分を大切に・・・

 

前進を進めていきます!

今日の一歩から、20周年へのスタートです。

頑張りましょう!

 

 

 


発表会前夜

まずは無事に発表会が終わったご報告をさせていただきます!!

2023年5月5日

宇治市文化センター大ホールにて開催した

フェニックスバトンチーム15周年発表会「Travel」

無事に終了することができました。

 

関わって下さった全ての皆様にお礼申し上げます。

本当にありがとうございました!

 

翌日はさすがに予定を入れておらず、各方面へのお礼と挨拶、

片付けと洗濯、そして事後処理に充てていたのですが

身体がバッキバキ・・・

特に何もしていないのになぜ??と考えたところ

慣れない7センチヒールで一日過ごしたことが原因だと判明しました。

足だけではなく全身がバキバキです。

 

ただ立っていただけの私でこれですから

リハーサルも含めて全曲を二回踊ったメンバーの疲労は

どれほどのものでしょうか。

それでも、学校だったり部活だったり仕事だったり遊びだったり

休む間もなく頑張っているメンバーも多く

そのパワーに感心しています。

見習わなければいけませんね。

 

私もたくさんの方から

「お疲れ出ていませんか??」とお気遣いいただいたのですが

ありがたいことにとっても元気です(笑)

自分でも体の丈夫さと、色々な部分のタフさは自負していますが

この時ばかりは丈夫な体を与えてくれた生みの母に感謝します。

高校二年生の時に母親が亡くなっているので、いつもは

「お母さんが早くいなくなったせいで、料理も片付けもできない」と

母を悪者にしているのですが(笑)、、

※きっといつかバチがあたります。

 

何かを成し遂げようとする時

一番必要なのは丈夫な体。動き続けるタフさ。これかもしれません。

 

さて。無事に本番を終えたので書きますが

成功にこぎつけるまでに色々なことがありました。

 

部長を務めてくれたシニアメンバーには話しましたが

1か月をすでに切ってからおこなった会館との打ち合わせで

「えーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

という事態が発生し(今となっては笑い話ですが)

冗談抜きで椅子から落ちそうになり、声は頭のてっぺんから突き出て

もう凍り付いたんですよね、、そんなことある・・・?状態!!

 

楽観主義者である私も、さすがにこれはヤバイぞと

「ごめん、緊急で相談したい事がある。集まれる?」

とスタッフと部長さん招集(;^_^A

 

その後、緊急ミーティング、、からの

みんなの対応の早いこと。この辺りは、さすが社会人のメンバーです。

かなり大幅な変更もあり、費用面での心配がまた増えたことと

時間的にスムーズに進むかどうか

そしてサプライズ企画が成功するかどうか・・・それが心配でした。

 

 

結果は、会の成功が示してくれた通り全て順調。ほぼ全てが計画通り!!

もちろん、次回に向けての改善点などはたくさんあるのですが

今回企画したものに関しては、ほぼ全てが予定通りでスムーズだったと思います。

 

さて、書きたいことも載せたい写真もたくさんあるので

前夜編と当日編に分けて書きますね(#^.^#)

 

 

前日のリハーサル風景です。

 

衣装も全てつけて

司会は私が代行しながら行うリハーサル

ここまでくると、大声で怒鳴ることはもうありませんが

細かい部分には最後までこだわります。

 

同時進行でこの時ロビーでは

有志の保護者の方とスタッフの先生が

当日の準備を着々と進めてくれているんです!

 

 

 

 

大きなバルーンアーチ!とても素敵です(#^.^#)

会場の顔となり、観客の方を迎える準備も万端です。

企画、取りまとめ、発注、風船を膨らます作業、組み立てなどなど

全て保護者の方がして下さっています。

 

キラキラ輝く15の文字!そしてフェニックス!!

 

 

 

バルーンの前でポーズ

私、圧倒的に写真に入ることが少なくてさみしいので(笑)

これはしっかり撮っておこうと思いまして。良い記念になりそうです。

 

 

久しぶりにお習字しました。。

100均の筆では毛先に限界があり、イマイチの出来です。

自分的には全く納得できていません。

 

 

 

ロビーデコレーションには、私のこだわり!?

メンバーのパネルと、スタッフの先生方の等身大パネルを設置しました。

全メンバー58人!以前作ったものよりわざと小さいサイズにして

可愛さをアピールしてみました。

 

後ろ姿も可愛いです!

 

 

 

 

そしてこちら

 

 

一瞬???となりますが

等身大パネルの裏側は、こんな状態なんです。

手作りっていう感じがしますよね~ww

費用を抑えるために、手作りしているのでこのありさま!

 

どうやって作るの!?とよく聞かれますが

アプリと100均一の材料で出来るんですよ。

支柱のみ、業者さんから買うのですが、それも安値です(#^.^#)

 

スタッフの先生に、最後まで「それ、要りますかね・・・?」

と苦い顔をされていたこちら

 

 

 

wwwwww

ロビーデコレーションの目玉だ!と自分で勝手に思っているのですが。

どうですか。なかなか本格的に作れていると思いませんか(笑)?

私の手作りなのですが、2日で7体作ることができて

どんどんオタクスキルが上がっているように感じます。

(全くどこにも需要のないスキルです)

 

 

私のパネルを見た人からは

「先生、お腹出してなかなか攻めたファッションですね!」

とか

「スタイルいいですね~!!」

なんて。言っていただくのですが・・・種明かししますね。

これ、私じゃないんですwwwww

 

実は、私の最推しさんのパネルでして

そこに私の顔をくっつけているんですね。

厚かましすぎる合体で申し訳ありませんが

発表会後は、最推しさんの等身大パネルを自宅で愛でられるという

最高のご褒美付き。

 

私かと思いきや・・・

 

 

ジャーン♪可愛い!

 

角度もなかなかうまくいきまして

案外気付かれなかったことに驚きです( *´艸`)

(再度お詫びしますが、厚かましい合体ですいません)

 

 

 

立て看板は、今回保護者の方が作って下さいました。

最初は諸事情により、設置しない予定だったのですが

やはりあると記念になりますよね。

作っていただいて正解でした!

短納期で仕上げていただき、本当にありがとうございました!

 

 

前日リハーサルが終わったあとは

私からメンバーひとり一人に、メッセージとクッキーのプレゼント

そしてご家族の方にお願いしていたメッセージを渡しました。

ご家族からのメッセージはとても嬉しく励みになったメンバーも多かったようです。

ご協力ありがとうございました!

発表会当日、お守りとして持ってきている子も多かったと聞き

とても嬉しく思いました!!

 

クッキーは私の学生時代の友人が心を込めて焼いてくれました。

 

バトンと15の吉数とそしてTravel

私の要望を全部詰め込んだとても素敵なデザインです。

 

 

嬉しいお手紙も添えてくれる気配り、、優しいなぁ。。

 

実はこの友人、バトンの全国大会・優勝常連高校の出身。

バトンがとーーーーーーっても上手なんです!!

だから、彼女が焼いたクッキーを食べると

バトンのイベントも大会もうまくいく。いつもそう思いながら発注しています。

お店が大阪なのでなかなか足を運ぶことが難しいのですが

宅配でも対応してくれるので助かっています。

 

ちなみに彼女には大学の時に出会ったのですが

初めて彼女がバトンをしているところを見た時に抱いた感想は

「・・・早すぎて何してるかわからん」

という、バトン未経験の方によくある感想。それくらい上手なんです。

でもそれを全く鼻にかけず、全然レベルの違う私にも優しくて・・・

そこからの長い長いお付き合いです。いつもありがとう!!

 

 

そして私からのメッセージには

メンバーそれぞれの推しさんのお写真を付けました。

 

はい。この中に3名、ネタ枠の推しさんがいますがわかりますか?

 

 

全体解散のあとは、シニアメンバーで残って打ち合わせ等々。

待ちくたびれちゃった二人

いつも待たせてごめんね。

もう少しだから待っていてね~。

 

 

 

リハーサルと準備を終えて、はいチーズ!!

 

 

 

私はリハーサル後、ロビーの様子をちらちら気にしながら

ムービー上映の確認に立ち会いました。

大きなスクリーンで見る映像は圧巻!

当日、みんなが喜ぶ顔を想像すると嬉しくなって、、

私は動画編集全く出来ないので(推し活ではやっていますが)

こういう部分を担当してくれるメンバーがいるのは

本当に心強いです。

 

 

 

みんな解散した後は、サワツグミと三人で。

疲れも見せず、2人とも良い笑顔です!

正直、発表会が直前に迫ってからは

全く台所に立たず、全てのものを「買って解決」していたので

この日も何を食べたのか、、全く記憶に残っていません。

サワツグミには、私がバトンをする以上、色々なことを我慢させることになり

常にどこかで罪悪感があるのですが

おかげさまで「バトン大好き」と口をそろえてくれるので

ありがたいことだなぁと感じます。

 

仕事とプライベートの線引きが全くなく

常に夜は体育館で

朝昼は副業もしていて

ふっと振付が出てくるとそれが夕飯時だろうが踊り始めるし(笑)

「今振付来てるから話しかけんといて」なんて

勝手なことばかりしているので反省も多いです。

20周年に向けての5年間は

もう少し仕事を整理して、家庭と仕事の切り分けをするのが目標の一つです。

 

話を戻しましょう。

 

前日リハーサル、設営準備を終えて

いよいよ・・・明日が本番。

サワツグミが寝た後に、一人で残りの作業をあれこれしながら

約1年間のことを振り返っていました。

 

特に年が明けてから、、2月以降はしんどいことが多かったです。

発表会作品の練習もいよいよラストスパート行くで!!という時に

移籍者が立て続けに出たり

そういう時っていくらメンタル強靭で平和主義の私でも

かなりダメージを受けるんですよね。

そうなると不思議なもので

作品の仕上がりも間に合わないような気がしてきて

出来が良くない部分にばかり目が行って怒ってばかり・・・

怒った後は「レッスンの雰囲気良くなかったな~、、」と一人反省し

自分に余裕がないせいだなぁ、、と自問自答してまた落ち込む。

マイナスの事象が起こるのは、全て自分の行動が引き起こしていることだと

自覚をすればするほど落ち込んで

まさに負のスパイラルでした。

 

それでも、立ち止まっている時間がなかったのが幸いだったかもしれません。

時間があったら、きっと弱い心に負けていましたね。

グズグズしている時間がなかったこと

自分の力をマイナスではなくてプラスの事象に使いたい、と強く思えたこと

これが歩みを止めずに頑張れた原因の一つだと思います。

 

大切にすべきは

コツコツ頑張ってくれるメンバーです(#^.^#)

 

会を作り上げるために過ごした一年間

発表会の構成も

衣装も

曲も振付も

要となるペーパーアイテムも

日々の連絡事項や細かい段取りも

 

私が一人で背負ったものは何もないなぁ、と

発表会前夜にしみじみ感じました。

 

それって、すごくないですか?

「こんなことがしたいねんな~」というと

サッと動いてくれるメンバーがいて

一言えば十理解して先のことまでやってくれて

気付きの遅い(仕事が遅いともいいますが)私に

これ、どうしますか。ここもやっておいた方がいいですよね。

そうやって動いてくれるスタッフや部長さんやシニアメンバー

そしてお手伝いをお願いしたお母さん方もそれは同様で

「先生、これってどうしますか??」と

聞いてくださったからこそ気付いたこと・対処できたことが山盛りでした。

 

それら全てが

お金がもらえるアルバイトや仕事ではなくて

完全にボランティアだということがすごいんですよね。

みんなが気持ちで動いているのがわかるたび、ありがたいなぁ、、と

一人でしんみり感じていました。

もちろんそれは、メンバー全員に通じることで

一人ひとりに自覚が芽生えて、練習をがんばってくれて。

自分のために、というよりは

チームのために。フェニックスのために。

発表会成功のために。どれくらいの時間と努力を

みんながかけてくれたのか

その成果を発表するのがいよいよ明日・・・!

 

絶対に成功させたい。

絶対に失敗できない。

 

もう、頭の中はこのことでいっぱいです。

一番心配なのは時間の進み方

かなりタイトなプログラムだったので

何かトラブルで時間が押したら終わりやな、、

かといって巻きすぎると、メンバーが落ち着いて舞台に立てないし

大丈夫かな、、予定通り進められるかな、、

 

前夜ほとんど眠れなかったのは、このせいですね(笑)

ずーっと頭の中に心配事があるんです。それが取れなくて!!

寝ても嫌な夢ばかり見ては起きる、そんなことの繰り返し。

 

でも「楽しみたい」自分もどこかに残っていて。

欲張りですよね。

5年に一回、、

次の20周年を自分がどんな状態で迎えるかなんて想像もできませんし

元気かどうかも、命があるかどうかも、わかりませんからね。

そしてこのメンバーで迎える発表会は

間違いなく今回で最後。

5年後も同じメンバーが同じ状態で揃っていることはあり得なくて

このタイミングで集ってくれた全員と

楽しい時間を過ごしたい。みんなの全力パフォーマンスを

余裕を持って見守りたい。そう思うのは自然なことかもしれません。

 

 

一番苦労した点は??と聞かれると

うーん。悩みますが、、やっぱり衣装でしょうか(笑)

私はミシンを使うので、なんでも作れる!!と思われている方が多いかもしれませんが

「好き」と「得意」は別のものなんですよね。

私は洋裁大好きですが、得意ではなくて

衣装のデザインや試作、うまくいかなくて何度繰り返したか・・・

洋裁を習っているので、その先生に相談しながら

かなりの労力をそこに費やしたんです。

(エンディングの衣装は、全然違うデザインだったんですよ!)

タイトすぎる。動きにくい。複雑すぎる。布が無駄に必要になる。

試作をすると、そういう部分がしっかりと見えてくるので

労力もコストもカットしながら、それでも少しでも良い物を。

その一念ですよね。

布の買い出しに行って、物価の値上がりを痛感したことも懐かしい思い出です。

3年程、出演がなかったせいで衣装を新調する機会もなく

買い出しそのものがかなり久しぶりでしたから。

え、コロナ前ってこんな値段じゃなかったのに・・・

びっくりしながら布を仕入れて。

布を手配しない衣装に関しては

10周年の時のものを解体して作り直したり

限られた予算で形にするために

無駄は出来るだけ省かなければいけません。

リメイク衣装がたくさんあったのですが、メンバーは気付いたかなぁ。

チャーリー、京舞り、Geneなど・・・

髪飾りもリメイクしたものがたくさんありました!

 

誰にも言っていませんが、実はエンディング衣装は

帽子を付けたかったんですね。

より客室乗務員風というか、イメージを膨らませるために。

でも労力や残された時間を考えて、諦めました(笑)

時には諦めも肝心で。

本当はスカーフもなかったのですが、あれがないと完全に

ピンクチームは「プリキュア」

ブルーチームは「青魚」

になってしまう、、スカーフは絶対欲しい、、

というこだわりから、「・・・要りますかね?」の反対を押し切って

私が勝手に作りました。

 

さらに、本当は最後の登場シーンで

私は機長さんのコスプレをしたかったのですが

これもまた無駄な費用!削減!の仕分けに乗り、断念(笑)

代わりに、地味な衣装替えをしていたのですが皆さん気付いてもらえましたか??

(挨拶とラストは衣装が違うんです。そして最後の集合もまた・・・)

 

当日司会のアナウンスにもあったように

衣装に関しては、作業が好き!な私だけでは到底手が足りず

ミシンを扱えるメンバーも限られているので

お母さんにお願いしたり、おばあちゃんにまで手伝ってもらったり

その分野なら得意です!という方が率先して手伝ってくださいました。

衣装づくりに合わせて小物も・・・

特に後半戦は、仕事量がパンパンになっている私を見かねて

「何かお手伝いあったら言ってください!」と

声をかけてもらえることも多くて、本当に多くの人に助けられてここまで来たなぁ、、と

改めて振り返る前日の夜(いや、明け方??)

 

衣装も、作品も、みんなのレベルも

5年前とは全く違う。グンとレベルが上がっている!

私の中にある手応えが観客の方に伝わりますように。

 

心配していたお天気も味方に付いてくれて

いよいよ発表会当日です!

続きは、当日編で。

 

 

 

 


あと2日!

いよいよ5年に一回の大きな行事が2日後に迫ってきました。

実はまだまだまだまだやることがあります(笑)

何をそんなに??と思われるかもしれませんし

私自身もそう思うのですが

 

この期に及んで、まだ

「もっと、、これもしたいし、、あれも準備したいし、、」

とやりたい欲が収まらないのが最大の原因です。

 

もちろん、不可能なこともありますが

わざわざ遠方から来て下さる方や

この日を楽しみにして下さっていたご家族の方や

何より頑張ってきたメンバーたちが

少しでも楽しめるように、思い出に残るように、もっと工夫が

出来ないかなぁ、、頭の中はそのことでいっぱいです。

 

発表会作業に加えて通常業務もありますし

バトンコンテスト関係の仕事も山積!

レオタードの作成も、発表会衣装と同時進行で進めないと

間に合いません。

学校関係は6月にチームの大会があるのでその作品仕上げや

京都府大会の作品振付などなど

いやはや、、本当にバトンの先生って「何でも屋」という言葉がぴったり。

常々思います。他のスクールの先生方ってどうやって業務をこなして

おられるんだろう・・・

業界あるあるかもしれませんが、横の繋がりが特殊というか。

「ほぼない」に等しいんですよね。スクール同士の交流会とかもないですしね~。

何が言いたいかというと、モデルケースが無いんですね。運営の。

どの先生方も、ものすごい仕事量と内容を一人でこなしておられるので

私なんてまだまだ・・・と思うことが多いです。

 

すぐにスタッフの先生やシニアメンバーを頼ってしまうし

発表会の準備に至っては保護者さんにも甘えっぱなしですし

衣装作成にあたってはおばあちゃんまでご協力くださったご家庭もあり・・・

本当にありがたいことです。

こういった大きな取り組みをしたから改めて気付くこと。

人が、フェニックスバトンチームを育ててくださっていると

実感し、頭の下がる日々です。

 

これだけ後方支援の手がありますので

2日後は、絶対に良い発表会になり大成功で終わる!!

その成功イメージを頭に置きながら・・・

 

睡眠も食事も細切れなので

実際には「疲れている」はずなのですが

全くそれを感じないのは、きっとテンションが一番上の部分で

保てているからですね。

終わったら・・・とりあえず寝ます(笑)

 

今でももちろん寝ているんですが

全く熟睡できないんですよ!

日頃からショートスリーパーで

短時間で質の良い睡眠を取れるのが自慢なのに

今は全然ダメですね!

心配事が多いからかなぁ・・・

寝ても夢を見て起きるし

どこかで「寝ている場合じゃないでしょう」というメッセージがあり

なんとなく罪悪感を感じるんですよね~ww

心理的圧迫、それを超えてもやりたい「好きな事」があるって

すごいですよね。我ながらバトンが、フェニックスが、好きなんだろうなと思います。

 

やることがあるなら、ブログなんて書いている場合じゃない!と

それこそツッコミが入りそうなのですが

発表会を直前に控えた高揚感とか緊張感は

今しか味わえなくて

今しか言葉に出来ないんです。

これがね、終わってから書こう!と思うと、絶対に書けないんですよ。

記憶もやっぱりどんどん上書きされていくので。

5年に一回しかない、この貴重な感覚を

ここに記録しておきたいと思います。

その代わり、今日は時間制限付きにしました。

(タイマーをかけていますww)

いつもは想いが出てくるままに

整理することなく、ダーッとタイピングするのですが

今日は時間制限あり。

この後、あれも、、そしてこれも、、それからあれも、、

作業が山のように残っていますので!

 

準備期間は約1年間。

のんびりしていた時期もありましたし

「なんとかなるやろ~」で進んでいた部分もあります。

早め早めを意識していたはずなのに

やはり10周年の時とは、何もかもが大きく違っていました。

そこの考察が浅く、10周年ベースでほとんどのことを進めたのが

今回の反省点の一つですね。

人数も、レベルも、やりたいことも、

世間の状況も、経済状況も、何もかもが

5年前よりは「増えて・上がって」いたこと・・・

うっかりしていました。

 

5年前や10年前の発表会DVDを見ていると

その時の精一杯がそこには記録されています。

今回も私たちの精一杯を。

記録に残して、またこれから歩みを続けるために・・・

「こうしたらよかったね」「もっとこうだったね」

という反省は、終わってからいくらでもできますので

今は自分たちの全力を!

そしてそれをメンバーに求める以上は私自身も全力を!

口だけではなく、行動で示していくんだ、、

ここ数日はその思いが私の体と頭を動かすエネルギーになっています。

 

メンバーは今どんな気持ちで過ごしているかな、と想像します。

ワクワクしてくれていると嬉しいなぁ。

ここまでの歩みを振り返ると、決して順風満帆ではなく

メンタルが不安定になったメンバー

練習に来れなくて大変な思いをしたメンバー

怪我に泣いたメンバー

病気で練習がストップしてしまったり

もう本当に・・・色々ありましたね。

 

私自身も色々ありましたww

ネガティブな思いも、本当に、、

こんなに色々起こる?私前世に何か悪いことした??

全部ブーメランで、私のした悪行が今帰ってきているとか??

と、真剣に悩んだ時期もありましたが

「もういいや」

と投げやりにならずに、冷静にここまで歩んでこられたのは

今フェニックスを愛して全力で取り組んでくれる

大切なメンバーたちがいたからなんです。

 

頑張っているメンバーの顔を思う時

些細なこと(自分にとっては些細ではなくても)にとらわれている時間が

本当にもったいない。

その時間を大切なメンバーに想いを寄せて過ごしたいし

自分のエネルギーはマイナスのことに使うのではなく

プラスにしてメンバーに還元したい。そう強く思うんですよね。

 

メンバーがいなければ

それも、ただのメンバーではなく、頑張ってくれるメンバーがいなければ

とっくに「店じまい」していたかもしれません(笑)

 

保護者さん、ご家族の皆様も

2日後の本番を楽しみにして下さっているでしょうか。

特に当日お手伝いをお願いしている保護者の方には

本番舞台を見ていただくことができず

本当に心苦しいのですが・・・

皆様の力がなければ、舞台は成功しません。

メンバーがスムーズに舞台に上がれるために

そして観客の方が、気持ちよく発表会を楽しめるように

何卒、よろしくお願いいたします。

 

発表会の練習には行っているけれど

いったいどんな演技なのか??どれくらい上手になっているのかな?

保護者さんの立場では、そういう感情があるかな?とも想像します。

 

ご安心ください。どの子も、どのメンバーも

本当に成長しています!!

「大丈夫?間に合うの??」という時期を経て

合同レッスンなどで皆の意識が高くなり

おそらく、一人ひとりがレッスン以外の部分でも

コツコツ努力を積んでくれた成果だと感じます。

 

もちろん

年齢やレベルには差があって当たり前なので

発表会にかける熱量も、差があって当たり前です。

そこをイコールにするのは不可能!

※ちなみに、私はメンバーの中で一番熱量が高い自信がありますww

 

それでも、一つの目標に向かって1年間をかけて準備する

なかなか日常生活では無いシチュエーションだと思いますが

そこに関わる中でメンバー全員、

何か気付きを得て

努力をして

また見えることが増えて

そうやって成長しています。

これこそが財産だと。

 

 

先日、小学生中学生メンバーのチームメンバーには話をしたのですが

5年前はまだまだ小さくて

自分は一生懸命踊っているだけだったかもしれないけれど

その時、たくさんのお姉さんが助けてくれて

練習でフォローしてくれて

作品の中でも中心を担ってくれて

だからこそ、舞台に立てたでしょ?

大会の作品とかも同じだよね。

今度はみんなが。その役を担う時なんだよ。

幼児さんや、小学生低学年さんたち

その子たちを引っ張ってね。

 

このメッセージがどれくらいその子たちに届いたかはわかりませんが

続けるってそういうことだと思うんですよね。

自分もみんなに助けてもらったから、優しくしてもらったから、今度は自分が。

 

シニアでも同じだと思います。

ある程度の年齢になると、「大きな環境の変化」は少ない毎日ですし

バトン以外にもたくさん考えることが増えるとは思いますが

常に感じてほしい。

「私はメンバーのために、チームのために何ができるかな」

その余裕がなくても、自信がなくても、

「自分は全力で取り組めているかな」

「自分を認めてあげられているかな」

「「自」を「他」にまで、広げられているかな」

そういう気持ちを大切にしてほしいです(#^.^#)

 

 

本当は

もっともっとやりたいことがあったんですよね~

みんなでカウントダウンの動画を撮ったり・・・

記念Tシャツを着て記念撮影したり・・・

お互いの演技を見合いっこして、認め合ったり・・・

ジュニアシニアの交流時間も作りたかったし・・・

決起集会(笑)もしたかったし・・・

メンバーからのメッセージ動画も作りたかったなぁ、、

衣装ももっともっと工夫したい部分があったし

ロビーデコレーションの案も集めて

もっともっと実現させたかったなぁ、、

 

 

まぁ、でも。諦めも肝心です!

残り2日間で、出来ることを限界までやりたいと思います。

(すっかり忘れていた舞台挨拶用のスーツとパンプスは用意しました)

 

 

昨日、ずーっと悩んでいたティノのチーム曲が

空からフッと舞い降りて

肩の荷が一つおりました。

頭の中では新しい作品の振付イメージを浮かべながら

100%発表会の事、残り20%で埋めて

2日間を過ごしたいと思います。

(エネルギー過多の人間なので120%が通常運転)

 

そろそろタイマーがなりそうなので

次は推しブログへ・・・(これは日課なのでやめられないw)

その後は6時間のレッスン!もう最終レッスンです!!

頑張りたいと思います。


週末の出来事

ホームページのトップ画像を、心機一転新しくしました!

みなさんお気づきでしたか??

発表会の記念Tシャツを着る時は、自然と心が引き締まるような。

私自身は、そんな気がしています。

 

土日共に大忙しのフェニックスバトンチーム!

まず土曜日は、発表会衣装仕分けという大仕事が待っていました。

数えるのも恐ろしい、、気が遠くなるような着数ですが、それを事前に用意した一人ずつの衣装袋に仕分けていきます。

単に仕分けるだけならそれほど困難ではないのですが、この衣装というものが手作りだったり、リメイクだったり、、とまずそこでかなりの壁!

仕分け作業の土曜日までに完成していない衣装もあり、私はひたすらミシン。

そしてその横で、スタッフの先生やシニアメンバーが紙を片手に仕分け、仕分け・・・

 

 

 

人数の少なさを見かねて、保護者さんも加わって下ったおかげで、予定していた時間よりも大幅に短縮して終わることが出来ました!!

お手伝いしてくれた全ての皆さん、感謝です(#^.^#)ありがとうございました!

「後日お渡し」になっているメンバー、もう少し待っていて下さいね!

今も必死で作業中ですので、、※やってもやっても終わらない・・・(笑)

 

全てを個人持ちの衣装にしてもらうのが一番早くて効率も良いのですが、そうなると参加費プラス衣装代。

個人が負担する費用は、そうですね、、2~3倍くらいでしょうか。

もしくは衣装や髪飾り、小道具にこだわらずシンプルにまとめるか。

色々考えるのですが、やっぱり費用は抑えたい。それに衣装にもこだわりたい。

欲張りになった結果、15年前の発表会から衣装は9割をレンタルで賄っています。

 

できるだけコストを抑えるために、5周年や10周年で使った衣装を解体し、別の衣装にリメイクしているものも多いです。余り布の活用も、最大限頑張りました!!

もちろん私一人では絶対に不可能な取り組みなので、まずは私が試作品を作って、その型紙をグレーディング(必要に応じた大小の型紙に展開する)し、型紙を量産します。

同時進行で計算の得意なメンバーが、布の必要用尺を割り出し購入、それを手分けして裁断。

手縫い隊とミシン隊にわかれて、分業作業を進めていきます。

 

今はミシンが家にないという声もよく聞きますし、あったとしても使えるかどうかはまた別で。

どうしてもミシン隊が少なくなりがちなのですが、そこで表れるのがメンバーのお母さんやおばあちゃん

お裁縫の得意な方が、「やりますよ~!!」と快く引き受けてくださるのです。

どれくらい、そういった手に助けていただいたかわかりません。

発表会の舞台で、手伝ってくださった衣装が登場した時、少しでも喜んでいただけるように、演技もしっかりと仕上げなければいけませんね。

 

リメイクだけで見ると一部で一曲。二部で一曲。三部で四曲。

さぁ、メンバーのみんなはリメイク衣装に気が付くかな??

 

たくさんの手間と、思いと、チャレンジが詰まった衣装たち

大切に使いましょうね!

多少の不具合と、糸処理の甘さなどは見逃していただいて・・・(;^_^A

 

 

朝から作業とレッスンで疲れていた土曜日でしたが、翌日は今年二回目の出演イベントがありました!

前日夜もレッスンをしていたのに、メンバーは疲れも知らず元気いっぱいです(#^.^#)

 

こちらのイベントには、昨年ご縁があって声をかけていただいてから、数回お世話になっています。

慣れてきたこともあって、昨日の本番は今までで一番良い出来だったように感じます。

人数は一番少なかったんですけれどね、、

少しパワー不足になるかな??と心配していましたが、一人ひとりがしっかりと責任を果たしてくれました!

 

可愛いですね~!

会場の皆さんにも、たくさんの拍手で応援していただきました!

ありがとうございました。

 

 

 

ソロトワールも披露しました。

サリュートがしっかりと出来ましたね(#^.^#)

バトンの中では、基礎中の基礎、一番大切な「挨拶」

簡単な動作に見えるかもしれませんが、きちんとした形を守らなければ美しいサリュートにはなりません。

姿勢も良くなり、一人ひとりの成長を実感する瞬間です。

 

 

 

こちらはダンストワール!

コンテストの規定演技も、こうした衣装で踊るとまたイメージが変わりますね。

後ろで見守る司会担当の私。

目線がもう、孫を見守るおばあちゃんみたいですね。

 

 

 

バトンを始めて日が浅いメンバーも、幼児さんも、堂々と演技出来ました!

こうやって人前で演技をするたびにグングン上手になりますね。

 

 

まさに経験が人を作る、こういうことだと思います。

これは水野先生が生前よく仰っていた言葉です。

関西の仕事をするたび、ことあるごとに

「経験が人を作るから」

と聞かせていただきました。

とても心に残っていて、物事に取り組むたびに思い出します。

やらないほうがもちろん楽なことだったり、避けて通った方が身を守れそうだな、別に私じゃなくても出来るよね、物事に対しての言い訳はいくらでもできるのですが

「経験が人を作る」

経験することでしか、得られないものが必ずあるのです。

 

積極的にイベントに出てくださいね!

コンテストにチャレンジしましょう!

ソロからも逃げず!

チームもがんばって!

ライセンスもありますよ!

実際の行事はもちろん、指導アシスタントも、イベント引率も、バトンの勉強も、人との関わりも、役割を引き受けることも、「経験」した人は、目に見えないですが財産が増えるとわかっているから、常にそういったメッセージを発信しています。

 

 

スマイルが可愛い!

一人小さいメンバーは、お姉さんたちと一緒でプレッシャーが大きく、とても緊張したようで・・・

笑顔ガチガチでしたね(;^_^A

 

 

 

 

この日は、高校生&大学生の二人が、メンバー引率を引き受けてくれました。

私は反対の袖で司会と音響を担当していたのですが、何の不安もなくメンバーを預けることができました。

引率も回数を重ねるたびに、良い意味で要領よく無駄なくこなせるようになっているようです。

 

 

何より感心するのは、「穏やかに」引率が出来るということでしょうか。

実はこの日、色々と変更点があり私自身はその調整にバタバタしていたんですね。

走りながら「〇〇やっといて!で、それからこれをこれでこうしといて!時間絶対見てな!!」

雑な指示の出し方しかできなかったにも関わらず、バタついた雰囲気をメンバーに伝えることなく、穏やかに、でもテキパキと!お願いしたことを全て完璧にこなしてくれました。

 

おそらく、それを見ているからかな。

高学年さんの気の付き方がもう素晴らしい!

周りを見て動くことが徹底できています。

年下メンバーへの声掛けや、練習不足で不安があるフォーメーションを袖で確認したりなど、、

またその高学年さんの姿をみて、低学年さんも幼児さんの手を繋いだり、荷物を持ってあげたり、、

 

「こうしてね」と言われなくても、見て学ぶんですよね。

 

すれ違った方には挨拶をする、楽屋をシェアする時は気持ちよく譲り合う、髪飾りをつけてもらったらお礼を言う、トイレに行きたい時、何か困ったことがあった時に、自分から助けを求められる、自分の荷物は自分で持つ、今は何をする時間かな??と周りを見て合わせた行動を取る、

 

大人からしたら当たり前のことでも、なかなか小さい頃からそれを経験できる機会ってありません。

バトンを通して、多くのことを経験し学んでほしいと思います(#^.^#)

 

躍動感があり、大好きな一枚!!

素敵な写真の数々は保護者さんご提供です。

 

 

 

 

小さい体で一生懸命パフォーマンスをしている様子は、見ているだけで心が動きますね。

 

 

はい、ポーズ!

 

私はいつもの定位置、横からメンバーの様子を見守るのですが、驚いたことがあります。

それは、一人ひとりの笑顔の輝きです。

 

キャリアの長いメンバーは、いつも安定のキラキラ笑顔!!

ただ、メンバーによっては、まだまだ自分に自信が持てなかったり、振付に不安があったり、、キョロキョロしてしまうこともあれば、笑顔まではなかなか、、ということもあるのですが

 

昨日はみんなが本当に輝いていました。

胸をはって堂々と、笑顔もいっぱい!

うわぁ、、上手になったなぁ、、純粋に、そんな感想が浮かびました。

何でかな?慣れている場所だから??色々と考えたのですが

やはり、「たくさん練習したから」というのが一番大きいと思います。

発表会の演目をアレンジして披露したのですが、もう何度も何度も揃えたり振付を確認したりしているからこその、安心と安定感。それが自信になり、笑顔を生むきっかけになり、昨日の素晴らしいパフォーマンスに繋がったたのではないかなぁ。

ドロップミスもほとんどなし!!やはりミスのないバトン演技は、見ていてとても気持ちが良いですね(#^.^#)

 

土曜日の衣装仕分け後に行った発表会レッスンでも、メンバーの成長をとても大きく感じました。

土曜日はジュニアしか見ていませんが、全曲通しをしてみて、初めて全ての曲の形が見え、やりたいことが明確になりました。そこからの、日曜日の素晴らしい演技!

 

正直なところ、発表会に向けて不安も大きく、やらなければいけないことの多さに頭を抱えていたのですが、「うわぁ、、これ、早く観客の方に見ていただきたい!!」そんな感情が(#^.^#)

 

 

まだまだこれからですが、メンバーが様々な経験と、それにより得た財産を

ぜーーーーんぶ出し切る発表会にしたいですね!

 

 

私も諦めずに頑張ります。やることは山盛りです!

(といいながら、、明日明後日と完全オフにさせていただきますww)

 

 

 


左利きのエレン

先日は、発表会本番舞台を使用して大変貴重なレッスンの時間を過ごしました。

出演者全員、あのレッスンがあったからこそ気付くことが出来た危機感。

そうですね、、出演者だけでなく、それは私も全く同じことです。

「なんとかなるかな」ぼんやりと、そんな言葉で片付けてしまっていた部分も正直あったのですが、、、

 

なんとかなんてなりません。その現実を突きつけられた感じがします。

 

練習できていなかったり(主にドロップミス)、振付やフォーメーションが覚えられていない部分に対して、「なにやってるの!!!」と大きな声を出してしまう場面も多かったです。

 

しかし、冷静に考えれば

「いつもとは違う照明で、バトンがほとんど見えなかった」「いつもより大きい場所なので、移動導線もイメージが違っていた」「久しぶりに全員そろってフォーメーションに入ったので、勝手が違った」「練習は積んだのに、環境がミスを引き起こした」

数々の要因が確かにあります。

それを確認し、今後のレッスンで解消するための材料を見つける舞台レッスンですので、声を荒げたのは私の未熟な部分なのだと感じます。

 

また、振付やフォーメーションが覚えられていない、、という問題に対しても、全員がそうだったのではなく、中にはしっかりと練習をしてきているメンバーもいました。

そのメンバーに対して、頑張ってきたことを認めて、プラスの声掛けが出来ていれば、またもっと良くなったのかな、、とも。

 

指導というのは、本当に難しいです。

優しさと甘やかしをはき違えてはいけないと思うが故、また、「良い発表会にしたい」という自分の中でムクムク大きくなるイメージに、少しでも近付きたい、、その想いが、時に先走ってしまうのかもしれません。

頑張っているメンバーの「見えない部分の努力」をどれだけ私が感じられるかが大切ですね。

 

全ての出演メンバーに言いたい事ですが、努力している人の演技って、わかるんですよ。

例えスキル的に甘い部分があったり、ドロップミスがあったりしても、「前はここまで踊れなかったのに」「しっかり前を向いて踊れている」「ミスからの立ち直りがスムーズで安定感がある」

これが出来るのは、練習を積んだ人だけなんです。

簡単なロールオフであっても、なんとなく周りと合わせればいいや~と思っている人と、しっかり何度もその部分を練習してきた人とでは、パッと見た時の輝きが違うんですね。

練習を積んだ人は、堂々としていて、本当に輝いています。

それが入門レベルであっても、選手レベルであっても。

 

だから、練習をしてほしい。誰にも見られていないから練習しない、のではなくて、その逆なんです。

誰にも見られていなくても、自分のために練習を積むんですね。

見えないところで努力出来る人は、本当に強い人だと思います。

派手なパフォーマンスでもない、練習やってます!!アピールでもない、気持ちをしっかりと持ち、冷静にコツコツと積み上げられる人は、うまくなります。バトンは根気と継続のスポーツですから。

 

練習の後は、スタッフの先生や練習スケジュールを組んでくれるシニアメンバーさんと、反省会。

地元宇治にある、とてもおいしいお肉のお店です(#^.^#)

 

 

美味しいものをいただき、英気を養って。

問題点が明確になってきましたので、ここから先は決めたスケジュールをもとに、全員の「頑張る力」を何倍にもパワーアップして、5月5日まで走りぬきたいですね!!

 

 

暗くなるまで反省会、、頑張りました。

 

何かと偏りがちな私を、いつも中道に戻してくれるのがスタッフの先生やシニアメンバーさんです。

上に書いた「認めることの大切さ!!」も、シニアメンバーさんとのやり取りの中で、気付くことが出来ました。

スタッフの先生も、シニアメンバーさんも、私とは母と娘のような年齢差ですが、そういった若い人たちから刺激や気付きや喜びをもらえる今の立場、、なんて素晴らしいのでしょうか。

時間も不規則で、仕事には終わりが見えず(笑)、大変なこともありますが、つくづく幸せな仕事だなぁ、、と感じます。繋がる人が多い分、たくさんの喜びをもらうことができますから。

 

15周年の発表会。つまりは、私が独立してから15年。

あっと言う間ですね、、

今、発表会のプログラムあいさつ文を考えながら、ちょっと頭を整理したくてブログを書いているのですが、指導を始めた頃と今では、何もかも変わっている気がします。

(もちろん、自分では良くなっていると信じていますがww)

 

特に独立したての頃は、若さや世間知らずゆえの情熱!!みたいなものがあって、今よりもかなりスパルタだったと思います。

「センターに陣取って、大きな声で指示と叱責を飛ばしまくるコーチ」がかっこいい!なんて勘違いしている時期もあったなぁ、、今当時を振り返ると、本当に恥ずかしいのですが。

 

そんな私の考えを大きく変えたのは、一冊の本との出会いでした。

 

スラムダンク勝利学。

ご存知の方おられますか??

 

読むことになったきっかけはちょっと覚えていないのですが、なんせ、この本を読んだ時にものすごい衝撃を受けたんです。内容の全てが心に刺さって、何度も何度も読み返しました。

本の後半に「コーチの資質」という章があります。

そこを読んでいるとなんていうのか、心が震えるというか、、

今までの自分は、「スキルの指導」「他人からの評価」「金賞をとること」だけを大切にしていて、指導者が持つべき本質を完全に置き去りにしていたんだな、と気付かされたからなんですね。

筆者曰く「コーチとは人の成長を助け、向上をサポートすること」

こう一言でまとめてあると「その通りだ」で終わるのですが、この本ではさらにそこを深く掘り下げています。

 

コーチ

COACH

この言葉は

Comprehension(理解力)

Outlook(前途の見通し)

Affection(愛情)

Character(性格)

Humor(ユーモア)

の頭文字から来ていると言われています。

 

この本を読んでから、私の指導の軸が出来上がりました。

今は、その軸を大切に、一回一回の現場を通して、知識と経験の幅を広げている途中です。

 

具体的に言うと

【理解力】

メンバーを理解し、ひとり一人がどのような性格なのか、どれくらいの力を持っているのか、力を発揮できるのはどういった場面か、苦手なのはどういう部分か。それを可能な限り把握することを心掛けています。

 

【前途の見通し】

大会に照準を合わせ、メンバーの心技体を本番に合わせていくために、どのような練習スケジュールが適正か。今必要なのはなにか。どこを改善し、進んでいくべきか。体育館の調整も、イベントや大会スケジュールも、事務的に処理するのではなく、メンバーが最善の方法で練習できるように、、と考えながら行っています。

特に今のような発表会まであと〇〇日・・・!という状況だと、このOutlookがとても大切です。

 

 

【愛情】

これはもう、改めて書くまでもありませんが、私はメンバーひとり一人が大好きです(#^.^#)

愛おしく、大切な存在であり、常に愛情をもって向き合いたいと思っています。

 

 

【人間性】

私自身がどのような理念を持ち、バトンに向き合っているか。指導理念はどのようなものなのか。これを明確にし、軸をブラさないこと。そして何より、「メンバーは自分の鏡」であるということを常に意識すること。

私がルーズであれば、チームも自然とそうなるでしょうし、、

私が周りに礼儀を欠くような姿勢を取っていれば、メンバーもきっとそうなってしまう。

ゆるゆるダラダラと踊ってしまうメンバーがいるということは、私自身の見本がダラダラなのかもしれません。

その点は、年齢がね、、と言い訳をしたくもなるのですが(;^_^A

常に人と丁寧に接したり、感謝の気持ちを言葉と態度で示したり、フェニックスバトンチームに対しての責任感をきちんと持ち、実行していきたいと思っています。

それを見てくれているメンバーも、自然とそうなってくれると信じて。

 

【ユーモア】

これを一番大切にしているかもしれません(笑)

ミスを怒鳴ったり許さなかったり、厳しい課題を課すレッスンも一つの指導スタイルだと思いますが、辛いだけですよね。

 

私はユーモアセンスも大切にしたいと思いますし、辛いばかりでなく、バトンが楽しい!もっと練習したい!!という環境作りが理想です。

この本にも書いてあるのですが、スポーツに失敗は付き物なのに、その嫌な記憶が消えることはなかなかなくて、本番が来るたびに「失敗したらどうしよう」が付きまとう。

そういう時、ユーモアセンスのあるコーチからの「楽になれる一言」がポンとかかるとどうでしょう。

自分でもユーモアを思い出して思わずクスっと笑ってしまったり。

そんなリラックスしたモードになれるのも、日頃からユーモアにあふれ、楽しさが身近だからなんです。

 

筆者の辻秀一さんにハマり、この方が書いた本を片っ端から取り寄せて読み漁りました。

そしてどうしても直接お話が聞きたくて、京都府バトン協会で講演会をしていただくところまでこぎつけました(笑)素晴らしさを理事長先生にアピールし、他の先生方にもプレゼンしまくり、無事に講演会をすることが出来たんです。

 

好きになると一直線!は、この頃から??

もしかしたら、辻秀一さんが私の最初の推しなのかもしれません(#^.^#)

 

直筆のサイン!スラムダンク勝利学の見開きに書いていただいたものです。

これは保管用なので、常に読めるようにあと二冊家には在庫があります。

 

 

そして、その辻秀一さんが書いた本で、比較的新しいものがこちら

 

みなさん、「左利きのエレン」というマンガはご存知でしょうか。

天才になれなかった全ての人へ、というキャッチコピーがついていて、私はその時点でかなり惹かれました。

なぜかというと、私もバトン業界では「天才」でも「有名人」でもなく、「凡人」だというコンプレックスを常に抱えているからなんですね。

(敢えて現在進行形にしているのは、今でも時々そういうネガティブな波にのまれる時があるから)

 

才能はないけれど、デザイナーに憧れて情熱にあふれている光一と、天才・エレンについて書かれたマンガです。

2人の葛藤や、ライバルとしての関わり方、そしてそれぞれが進んでいく道、、

 

 

私はマンガを全部読んだわけではないのですが、辻秀一さんの本はもちろん読破しました。

見開きに書いてあった「自己肯定感よりも大切な、あなたらしさに気付くためのロールモデルを提示する。息苦しさに悩む全ての人にエールを送る一冊」

もう買うしかない(笑)

 

第二章「人は葛藤の中で生きている」

第四章「自分力を持って生きる」

 

書いてあること、全てが刺さりました。

才能か、努力か。

個人か、チームか。

ジェネラリストか、スペシャリストか。

普通か、特別か。

主役か、脇役か。

若さか、熟年か(笑)。

 

これら以外にも

自分にはないものをうらやましがったり、そもそも持つ力が違うのに勝手にライバル視してみたり、「こうでないとダメだ」と思いこんだり、思い通りにならない現実に苛立ったり、

 

 

この仕事に出会えて幸せだ!と前述したこととは矛盾しますが(苦笑)、、

葛藤の中で生きていた私ですが、この本を読んで、色々なことがストンと落ち着いたんですよね。

 

いわゆるポジティブシンカー(どんな時でも前向きに考えよう!!)で、無理に自分を奮い立たせていた時期もありましたが、それもやめました。

しんどい時はしんどいし。無理な時だってあるし。

そういう時は周りを見ると、助けてくれる人たちが必ずいるから、もっともっと頼ったらいいんだ・・・

そう思えるようになったのも、この本を読んだからかもしれません。

先生だからいつだって完璧で、ちゃんとしていないと!!そんな勝手な呪縛から解き放たれて、今は指導をしている時も、バトンのことを考えている時も、楽しい時間のほうが長いです。

よその先生みたいに、すごい技を見せてあげられるわけでもなく、勝手にそういう部分でネガティブになることも多かったのですが、人からどう見られるか、だけではないですし、技が出来ない分、私にしか出来ないことが絶対にある。そう気付いたんですね。

私にしか出来ないこと、、それは、ひとり一人に丁寧に向き合うこと、コミュニケーションをマメに取ること、歩みを止めず物事を継続すること、バトンの魅力を発信し続けること、人を大切にすること。

 

無理しているわけではなく、これが私の自然体なんです。

 

人目を気にして行動するのではなく、人に気を配って行動をする。

同じように思えて全く別のものです。

前者は相手が主体。後者は自分が主体。

こういった考えも、本を読んで得た学びなんですね。

 

 

今、発表会の練習を進めながら感じる一つの壁が、「コミュニケーション不足」

メンバー間も、それがあるのではないかなぁと感じます。

理由は「みんな自分のことで精一杯」これに尽きますね。

私も同じで・・・

自分のやることの多さに振り回されて、作品一つひとつに丁寧に向き合えていなかったこと、これがものすごく響いています。

 

自分らしさを何より大切にしながら

大切なもの、大切な場所、大切なメンバー、そのメンバーに繋がる大切なご家族のために、全ての人に気を配って行動・発信していきたいなと強く思います。

 

そしてメンバーにも、「まずは自分が楽しむこと!その域に至るまで練習を積むこと!そして、それと同時に人に気を配り行動すること」を忘れずにいてもらいたいです。

 

 

 

 

 


嬉しいこと

発表会のフライヤーが完成しました。

 

 

 

前回発表会とは打って変わって、思いっきりポップなデザインにしてもらいました!

作品・衣装・印刷物・溢れて収まらないアイデアなどもそうですが

「何かを一つの形にする」ことの難しさ!!

これはもう、言語化に悩むくらい、時間も手間もかかっていることで・・・

発表会であれば、観客の方には「完成」したものを、心から楽しんでいただきたい。

その想いだけなのです。

キラキラ輝くメンバーを見て、バトンの楽しさや、メンバーが一生懸命取り組んでいることを知ってほしい、、

 

ただ私は、完成形や当日の拍手だけに感動するのではなく、そこに至るまでのメンバーの努力に、敬意と感謝を忘れずにいたいと思っています。

もうね、、本当に。一つ一つの大変をあげたらキリがありませんが、形にするのは楽ではありません。

 

フライヤー一つとっても。

パッとデザインが降りてくるわけではなく、担当してくれたシニアメンバーが、毎日苦心して生み出してくれたものだと思うと、本当に愛着が湧きます。

振付も、、衣装も、、舞台のアイデアも、、

出来上がったものを買うのは楽ですが(笑)。

メンバーにも、そういった気持ちをちゃんと持っていてほしいなと思います。

全てのレンタル衣装、手作りの方が色々不具合!?もあるかもしれませんが、どれだけ手がかかっているか。

たくさんの振付は、スタッフの先生方がどれだけ苦労して作ってくれたものか。

感じられる人は、きっと衣装も振付も大切にしてくれるよね、と信じています(#^.^#)

 

舞台に向けて、出来るだけ無駄な費用は抑えつつ、やりたいことは諦めない!という信念のもと、小道具も手作りです。

 

 

レッスン前、お花畑にタイムスリップ!

どんなものが完成したのかは、5月5日、本番の舞台で披露しますね。

たくさんの方に見ていただきたいです。

ご興味のある方は、メンバーを通じてチケットのお取り寄せをお願いいたします。

藤岡に直接メッセージいただいても結構です(#^.^#)

 

いよいよ本番まで50日を切りましたので、できるだけメンバーが頑張る姿をブログでも発信したいと思っています。一回に書く文章が長いので、なかなか毎日更新とはいきませんが・・・

最近は、朝起きたらまず、趣味について掘り下げるブログと、こちらのバトンブログを書くのが日課になっています。

一回で書ききれない時は、下書きに入れておくのですが、頭の中でも日中、「あれ書いて、、これ書いて、、」とイメージすることも多いんです。

これをやると「実際に書いたっけ??ん??頭の中だけ??」と混乱しますね。

カギ閉めたっけ・・・?と同じ現象でしょうか(;^_^A

年齢を痛感する瞬間です。

趣味のブログは違うサーバーなので、絵文字やデコレーションがしやすく、もう少しライトな感じで書けるのですが、こちらはひたすら文章のみ。

読者にとっては読みにくいだろうなぁと思いつつ・・・

今のところサーバーを変更する労力もないので、読みにくいブログですが、お付き合いくださると嬉しいです。

 

今日のタイトルは「嬉しいこと」

バトンをしていて「嬉しい!」と感じる瞬間はたくさんありますが、その中でも上位にある「嬉しい!」はなんだと思いますか??

 

メンバーが苦労している技が取れた時?

作品が完成した時?

イベントや大会が無事に終わった時?

結果が残せた時?

 

 

いえいえ・・・

実はどれも違うんです。

誤解のないようにいえば、どれも嬉しい!に違いないのですが、、、

もっともっと、嬉しいを感じる瞬間があるんですね。

 

 

それは、メンバーが頑張っている姿を見た時。

頑張っている日常を共有してもらえた時。

なんです。

 

どういうことか、というと

例えば

「学校の作文で、バトンのことを書いたので、先生にも見ていただきたくて!」という連絡が保護者の方から届いたり。

 

「お楽しみ会でバトン披露しました!!」と嬉しそうに聞かせてくれたり。

 

「将来の夢に、バトンの世界チャンピオンって書いたよ」と見せてくれたり。

 

レッスンではなかなか見えてこない、日常生活でみんなが頑張っている様子や、その中にバトンが存在しているという事実。これがもう、本当に嬉しいんです。

 

うわぁ、、バトンを通して、こうやって感じてくれているんだなぁ。

バトンが好きなんだなぁ、、

 

そしてこれは、バトンに限ったことだけではないんですね。

学生メンバーであれば

「生徒会で頑張っています」

「受験で第一志望に合格しました」

「部活(バトン以外)で、代表メンバーに選ばれました」

「新しい習い事を始めました」

「勉強がんばっています!」

「新しいバイトに挑戦しています」

「大学生活が楽しくて仕方ない」

そんな報告も多くて(#^.^#)

 

社会人メンバーやスタッフの先生であれば、昇進報告や、大きな仕事を任されるようになった報告、資格試験の合格、後輩が出来て指導する立場になったことなど

 

主婦メンバーやスタッフの先生なら、新しい生活のことや、子どもの成長・・・

 

 

どんなことでも、メンバーやスタッフの先生の「ハッピー」を見たり聞いたりする瞬間が、本当に嬉しいんです。

以前から、バトンが絡んでいればとても嬉しいと感じていましたが、最近はそこにバトンがあろうがなかろうが、皆が一生懸命で、そして笑顔で、キラキラ輝いている姿であれば「私も幸せ!!」と感じるようになっています。

 

チャレンジしていた技が取れた!という報告も、とってもハッピー!

オタク活動の詳細報告も、とってもハッピー!

家族旅行の様子を見せてもらえるのも、とってもハッピー!

大切な人との時間を過ごしている様子を共有してもらえるのも、とってもハッピー!

発表会出演メンバー、約60人

その一人ひとりの長い人生の中で、わずかな時間かもしれませんが、大切な時を一緒に過ごし、そしてハッピーを共有できること・・・

改めて感じますが、本当に嬉しいです。幸せです。

 

今の時代、わざわざ報告がなかったとしても各種SNSで、みんなの日々の「ハッピー」が見えることが多いですよね。

いつも「幸せおすそ分けありがとう~」とニコニコしながら見ています(#^.^#)

私も時々、オタク満開のSNS投稿をさりげな~く入れてみますが、それに対しては誰も反応なし(爆笑)

きっといじりにくいんでしょうね。先生がオタクって・・・ねぇ。

もう少し、料理と、ツグミサワとのハッピーを投稿できればいいのですが、なんせネタがないんです。

(バタバタした日々を反省するきっかけになるのも、みんなの穏やかな日常だったり。)

 

 

こういった感情が、日に日に深くなるのは、おそらく自分が年齢を重ねているからでしょうね。

フェニックスを愛し、ここに集ってくれるメンバー全員のことが、本当に大切です。

子どものような、、孫のような、、愛おしい感情で溢れます。

感覚的には、孫に激甘のおばあちゃんみたいですね(笑)

何しても可愛いし、何しても愛おしいし、成長を感じるたびに涙が出るし、うちのメンバーが一番上手!!キラキラやん!!よく頑張っているね、これからも一緒にがんばろうね、、

大切なメンバーたちが、気持ちよくバトンに打ち込めるよう、どうすればいいのか、何が最善か。

思考やアイデアにも限界のあるキャパの私ですが、考えない日はありません。

褒めるだけではもちろんダメで、時には厳しく。そして感情的にならず冷静に。

話を聞き、その立場を理解し、そして周りとどう繋げばみんながスムーズに動いていけるのか。

本当に、、考える時間はいくらあっても足りませんね。

 

メンバーに激甘だといわれるフェニックスなのは、私自身が常にこういう感情を持っているからかもしれません。

前にも書いたかな。同業の先生に「生徒を褒めたらだめですよ、安心して甘えが出て、そこで成長止まりますからね」って言われた時に衝撃を受けましたから・・・そうなんだ、、

 

その考えで行けば私は全然ダメな指導者ですが、このスタイルは変えられないし、変わる気持ちもありません。

 

いつまで現場に立ち、いつまで命があるかはわかりませんが、もうアラフィフですから、もう人生の折り返し地点にいるのは間違いない!

となると、日々起こるストレスに心を囚われて鬼のような顔で現場に立つよりも、たくさんのハッピーを拾って過ごすほうが絶対に幸せです。ユーモアも、ハッピーも、大切にしながら!!

 

 

・・・とまぁ、こんなことを今は書いていますが、迫りくる発表会に向けて、余裕がなくなってきたら・・・?

きっと怒鳴ってしまいますね(;^_^A

「なんで出来ひんの~!!!ちゃんと覚えてきなさい~~~!!」って。

 

ハッピーを拾い、メンバーやスタッフの先生とも楽しく過ごしながら、それでいて完成度の高い発表会を!!

めちゃくちゃ無謀かもしれませんが、今の私が見ている未来は、そこです。

しっかりと心を整えて、進んでいきたいと思います。

 




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