先生の想い

一虚一盈

一虚一盈。いっきょいちえい。

 

一虚→ある時はむなしい

一盈→ある時は満ちる

 

空しい時と、満ちる時から、感情などは常に変化し、予測し難いという喩えです。

 

できれば、どんな時でも前向きで明るく在りたいですし、明日も自分にとって「良い一日」になればいいのにな、と思いますが、こればかりは一虚一盈。

どんな明日が来るかは、誰にもわかりません。

良い一日かもしれないし、悪い一日になるかもしれないし。

気持ちも同じで、元気かもしれないし、そうでないかもしれない。

変化があって当たり前のものなんだ、と、ありのままの自分を受け入れようと思っています。

 

時間が無くて焦る、、練習が少なくて焦る、、連絡が少なくて不安、、

やることがたまっていって、一つ片づけてもまた新たな問題が出てきて、、

 

もう大人なので、感情的になることは滅多にないのですが、それでも時にはため息をつきたくなる時があります。

立場的にも、自分の理想と照らし合わせても、そういった時こそ「明るく前向きな」自分で在りたいと思うのですが。そうして無理をしていると、いつか限界が来そうなんですよね。

なので、最近は「こういう時(ネガティブな時)があってもいいんだよ」と自分を甘やかすことにしています。

いつもだとダメですけれど。時々は・・・。

人間ですから、腹が立つこともあるし納得できないこともあるし。

子どもっぽい感情が出る時だってあります。

一虚一盈・・・

 

 

ブログを再開してみると、毎日書きたいことがたくさん出てきます。

具体的な行事のことはもちろん、メンバーやスタッフの先生、大切な人たちの頑張りを、発信したくて仕方がありません。

もとはといえば、ブログもホームページの開設も各種SNSでの発信も、根本にあるのは「頑張っているメンバーの姿を、たくさんの人に見てもらいたい!」そこなんです。

そう思うと、更新頻度が落ちるのは、メンバーの頑張りを見落としているということにもなります。

書かずにいた頃は、どれだけのことを見落としていたのでしょうか。

(見る余裕がなかった、のほうが正しいかもしれません)

 

実際に衣装作りや、その他やらなければならないことはたくさんありますが、ブログの更新やSNSの運用も、私の大切な仕事だと思っていますので、これからもコツコツ積み上げたいと思います。

 

 

昨日は指導している幼稚園のバトンクラスでお別れ会を行いました。

今年度のクラスは、年長児さんが多かったのですが、残念なことに小学生になってもバトンを続けたい!という子はゼロで・・・

寂しいことですが、春からは一年生!たくさんの新しいことにチャレンジして頑張ってほしいと思います。

 

 

私は一人4役!?

司会に音響に撮影に裏方に・・・と、大忙しでした(笑)

 

 

 

短い時間の発表会でしたが、バトンでの思い出が少しでも出来たのなら幸せです。

4月からは、また小さなお友達との新しい出会いがあるかな?

ワクワクしながらレッスンを楽しみたいと思います。

 

 

そしてこちらは先週日曜日

公私ともに仲良くさせていただいている同じ京都府バトン協会の先生にお声がけいただき、「八幡バトンフェスティバル」に参加させていただきました!

 

 

 

日頃、あまり関わることのない他団体のトワラーさんとの楽しいひととき!

年齢も、レベルも、作風も本当にそれぞれでしたが、皆が皆を応援して・・・

会場があたたかい拍手に包まれて、笑顔に溢れていたように思います。

 

主催された先生の「競技バトンだけでなく、こうしたバトンの繋がりや楽しみも大切にしたい」そんな思いがたくさん伝わってくる、アットホームなフェスティバルでした。

 

参加メンバーは、何を感じ取ってくれたでしょうか。

経験すること、自分で感じること、考えること、とっても大切ですね。

この経験が一人ひとりの財産となりますように。

そして、忙しいスケジュールの中、参加をしてくれた全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。

本当にどうもありがとう!!

 

 

 

シニアメンバーの後ろ姿。

ジュニアの演技を見守る姿が、もう保護者さんのソレです!!

 

 

可愛さに思わず手を振ってしまう(#^.^#)

わかる・・・私も、客観的に見ていると、ついつい手を振りたくなります。

単に、低年齢だから可愛いというのではなく、一生懸命だから可愛いんですよね。

小学生も、中学生も、高校生も、シニアも、ルージュも、「一生懸命」が見える演技には、やはり全力で手拍子をしたくなるし、拍手を送りたくなります。

もちろんそれは、身内だけに限ったことではなくて、他団体さんだったとしても同じです。

そこにバトンの妙技!とか、ハイレベルなものがなかったとしても、自分たちなりの世界観というか。チームカラーというか。それが見えた時、やっぱり心が動くんです。

勝ち負けや、金銀銅賞がつくスポーツとしてのバトンと

楽しむエンターテインメントとしてのバトン

どちらも大切にしたいなぁと思う私は、欲張りでしょうか。

 

 

それから、この話題。

15周年の記念Tシャツが完成しました!!

黒地にブルーとグリーンが映えますね。

 

クールな色合いなのですが、キツくならずに凛とした雰囲気になったのは、選んだ色と、曲線を中心にしたデザインのおかげだと思います。品のあるものにしてほしい、という私の願いを叶えてくれた、本当に素敵なデザインです。

スタッフの先生とシニアメンバーさんが時間をかけて考えてくれて、素敵な形になりました。

本当にどうもありがとう!!細かいやり取りや配慮、丁寧な仕事ぶりに感謝しています。

 

一つのアイデアを形にするのは、簡単なことではありませんが、何なら、発注数の取りまとめや、業者さんに発注するデータ作成など、ほぼ全ての部分をみんなで手分けしてやってくれるのです。ありがたい・・・

 

私は、最終確認だけ(笑)

 

このことに限らず、フェニックスバトンチームでは、スタッフの先生やシニアメンバーの力で成り立っている部分が本当にたくさんあるんですね。

実は、Instagramの写真も、私は一切作っていないんです。

よく色々な方(特にバトンの先生とか・・・)から

「インスタとかの更新、すごいですよね~、写真も素敵だし」

と言っていただくことがあるのですが、いやいや・・・私、一切やっていないんです。

正直にそう言うと、とっても驚かれます(;^_^A

 

写真加工は、広報担当のシニアメンバーが。

そしてそのための写真撮影も、シニアメンバーが。

文章の部分や、投稿そのものは私がやっていますが、それ以外は全てメンバーがやってくれています。

 

さらに言えば

「そういう広報的な部分、若いメンバーに任せたらどうですか!?」

とアイデアをくれたのも、スタッフの先生でした。

.「確かに!!それいいかも!!」

 

残念なことですが、年齢的にもだんだん・・・

世間とのズレが出てくる私が、何でもかんでもやるよりは、特に現場に近い部分は若い感性に任せた方が絶対にいいです(#^.^#)

こればかりは、いくら頑張っても難しい部分で、年齢に逆らって頑張るよりは、それを受け入れるほうが自然ですからね。

 

 

白バージョンも作りました。

 

 

 

胸元ロゴもご紹介!

 

 

最近、トルソーを購入したので、張り切って使ってみました。

それにしてもトルソーって高いですね、、

新品の値段に驚き(!)、これは無理だ、、と。中古で我慢(笑)

でも一台あるととても便利です。

子どもサイズもあれば嬉しいですが、置く場所も必要なので、今は我慢しています。

 

 

この白バージョン

私からスタッフの先生に日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントしたものです。

実は日曜日のレッスンでは、このTシャツを着て写真を撮りたかったんですね。

もちろんメンバーも。全員で一緒に。

 

ぴしっと揃ったお揃いの新調黒Tシャツを着たメンバーに囲まれて

爽やかな白でそろえたスタッフの先生と私

これからさらに気持ちを高めて頑張るぞ~!!の意味も込めて、全員で写真を撮りたかったのですが、それは私の想像だけで終わってしまいました(笑)

 

なぜか??

理由は簡単です。

 

それだけ、現場では時間の余裕がないということなんですね。

 

え、写真を撮るだけでしょ?そんな簡単なことが出来ないの??

と思われそうですが・・・

出来ないんですよ。

一分一秒、みんなが本当に一生懸命なので、「記念撮影したいなぁ」なんていう呑気な時間は存在しないのです。

平たく言えば

「私の自己満足を優先するか」「メンバーの貴重な時間を大切に使うか」

優先順位はどちらか、ということなんですね。

 

圧倒的に後者です。

 

脳内で「やりたかったこと」を想像し、時には諦めていくことも大切(笑)

皆との記念撮影は脳内想像で残しつつ・・・

 

 

忙しさを言い訳にしたくないなぁと思いながら、時間がない!!と急ぎでラッピング(といっても、袋に入れて、名前を書いて、シールを貼っただけ)したら、袋に書いた字は読めず、お気に入りのハングルマスキングテープは読んでもらえない(当たり前ww)というオチ付きのプレゼントになってしまいました。

みんな本当にごめん!少しでも感謝が伝わればいいのですが。

 

これもまた、私の頭の中では

「ちゃんと感謝のメッセージカードを書いて、、綺麗にラッピングして、、直接手渡しして、、」

と、脳内想像・理想があったのですが、全くその通りにはできませんでした。

 

 

何事も受け取る側の立場に立って考えることが大切ですね!

私ももらう側だったら、自分の名前やマークは丁寧に書いてほしいと思うだろうし、フランス語のマスキングテープだったら「・・・なんて書いてあるの??読めへん」となります(笑)

 

今の私の仕事能力やスピードでは、理想としていることの半分もこなせないのかもしれないな、と。

ようやく気付いた今日この頃です。

 

毎日

現場・打ち合わせ・現場・事務仕事・現場・衣装・・・

そんな慌ただしい毎日ですが、発表会まで60日を切り、焦る気持ちと同時にすでにさみしい気持ちもあります。

始まりがあれば終わりがあるし、永遠に続く楽しさや幸せはないですからね。

だからこそ、時間を大切にしなければ。そして、周りに感謝を忘れないように。

 

この大変な時期も、過ぎ去ってしまえばきっと懐かしい思い出になるんだろうな、、

楽しまないともったいないですよね。

素晴らしいスタッフの先生とメンバーに囲まれていますので、目の前には大変な課題が山積みだったとしても、きっと発表会は成功する。

自分の心がそう言っているので、直感を信じたいと思います。

 

今日も現場が二つと、打ち合わせと、そして詐欺写真(!)撮影など。

スケジュールは山盛りです。

心を整えて、過ごしたいと思います。

 

 

 

 


幼児期レッスンに思うこと

最近、趣味の方でかなり依存度が高くなっていたアプリを思い切って削除しました。

削除のきっかけは些細な事だったのですが、無くなってしまえばなんてことはなく・・・

そのアプリのことを思い出しもしない(笑)

朝起きたらまずはそのアプリをチェック。

その後はスマホを持つたびにそのアプリを開いて、新着がないか確認して・・・

夜はそのアプリを一通りチェックしてから、、そんな生活で

「いや、見るの一瞬やし」なんて子どもみたいな言い訳ですが、一日トータルするとどれくらいの時間をそこに費やしていたのか、、考えると怖いですね。

 

削除なんて、勇気ときっかけがあればとても簡単なことです。

あれだけ時間を費やしていたのになぁ、、一瞬で無くなるものなんだね、と、SNS社会の不思議を実感した次第です。

スマホ使い始めたばかりの中学生みたい!?ですね。

不要なものはどんどん削除していきましょう。

それが自分の生活を守るためでもあり、大切な時間を無駄にしないコツでもあります。

 

 

なのに時間はやっぱり足りなくて、衣装の納期に青ざめています。

昨日は現場のレッスンが無かったので、一日の大半をミシンと向き合い過ごしましたが、まだまだ残っています。

おそらく5年前の私なら

「多少、始末が汚くてもいいわ。縫い方もおかしいけど、、まぁ、舞台だから遠目だし!!売り物じゃないから」

それが、今は洋裁を習っていることもあり、やはり最低限の美しさとか、、始末とか、、そういったことも気になるようになってしまったんですよね。

もちろん良いことなのですが、やはりそういう部分に手をかければかけるほど、時間も必要になるわけです。

少しでも効率よく、急ぎで作業を進めようとすると

「待ち針をいちいち打つ手間」

「チャコペンで印をつける手間」

「打った待ち針をミシンかけの時に抜く手間」

この辺りを省くことになるのですが、スピードを優先すると安全性や美しさなど、何かを失うことになります。

 

・・・バトンと同じ。

よく、ロールやコンタクトのスピードを追求する選手は、何かを犠牲にしていると言われるのですが、それと同じかもしれません。

 

案の定、縫い目が曲がったり、待ち針をミシン針で踏んでしまって大変なことになったり・・・

課題もやることも山積みです。

ブログなんて書いている暇ないでしょ!?とツッコまれそうですが、これはこれで必要な時間。

頭の中のスイッチの切り替えとぐちゃぐちゃになっている頭の整理ができますからね。

 

 

今日の話題は、幼児期の習い事について思うこと。

 

フェニックスバトンチームには、幼児クラスがあります。

現在の生徒さんは5~6人くらいかな?

毎回のレッスンが、安定した癒しの時間かというとそうではなくて(笑)

 

今日はあの子がイヤイヤ期・・・

今日は別の子がグダグダ・・・

今日は参加した全員がもう、あっちゃこっちゃ大騒ぎ

と思えば、今日は全員がめっちゃ集中している!すごい!!

 

と、こんな感じです。

バトンの指導には一定のマニュアルがないと個人的には思っていますが、幼児クラスに関してはその最たる部分ですね。

 

まずはお母さんと離れられるように・・・

勇気を出してレッスンに参加できるように・・・

バトンが楽しいものであるように・・・

先生のお話が聞けるように・・・

お友達の存在を知って関わりを持つように・・・

ルール・お約束を守れるように・・・

継続してレッスンに参加できるように・・・

 

 

幼児期の習い事を通して、身につけてほしいことはたくさんあります。

全て大切ですが、私が一番思うのは「継続」これでしょうか。

 

「土曜日はバトンのレッスンがあるよ」

ということを幼児さんが理解するためには、継続したレッスンへの参加がとても大切!

とはいえ、忙しい現代社会ですし、各ご家庭の事情も様々あります。

この辺りはジュニアやシニアメンバーと同じで、本当に今の子どもたちは忙しい!!

 

加えて、なかなか「毎週毎時間同じ場所で」というレッスン環境を提供できていない問題もあります。

これは運営のことなので、私自身の責任です。

言い訳にしかなりませんが、発表会の合同レッスン・チームの合同レッスンなど、、多くのチームを指導する中で、体育館は限られており、どうしても不定期になってしまうのが課題でもあります。

 

幼児さんのレッスンは50分です。

まだこの世に生まれてたったの3年、、4年、、そういう真っ白な子どもたちが、50分も集中してバトンに取り組むのは実際に難しくて。

集中力が切れてしまうことも多いのですが、それでも大丈夫です。

大切なのは、コツコツ継続することだと思っています。

 

とはいえ、なんでもOKではなくて、習い事をする上でのルールなど、守ることもありますね。

そこのけじめのつけ方がとても難しいなぁ、、と、指導をしていると感じます。

 

 

そんな時に参考になるのが、こういった専門書です。

これは定期的に発行されている情報誌なのですが、大変参考になる話題が多く、毎回、隅々まで目を通しています。

「豊かなスポーツライフをサポートする情報誌」なので、スタッフの先生たちや保護者の方にも回覧で回したいくらいです。(興味のある方は、いつでもどうぞ!お貸しします)

 

今回の特集は

「ユーモアでノビノビ柔らかく、でも、やってはいけないことをしたら・・・」

まさに今の悩みにピッタリ!!

 

 

この、ユーモアでノビノビ柔らかく、、というスタイル。

実は私、保護者として3年程、体感させていただきました。

どこで??というと、、

 

 

こちらです(#^.^#)

私とツグミの恩師!!

先日、小学校の代休を使って、久しぶりにご挨拶に行ってきました。

 

ツグミは3歳の頃から、1年生の夏まで、恩師のスクールで開講されている「親子バトンクラス」に在籍していました。「親子」ですから、私も一緒にステージに立たせていただいたり、期間は短かったですが、たくさんの思い出があります。

 

写真でツグミが手に持っているのは、最後に出演させていただいた発表会のパンフレットなのですが、今もしょっちゅう見返すので、ボロボロで・・・

破れてはセロテープで補強して。寝る前に見たり、学校に行く前に見たり、ビックリするくらいの「SPARKLEファン」!!メンバーさんの名前も全部覚えて、出演演目も覚えて(踊れるww)、、

DVDに至っては、見過ぎて司会のアナウンスまでほぼ完ぺきに覚えています。

 

 

恩師のスクールは兵庫県にあります。

保育園時代、毎週月曜日のレッスンに行くために、朝8時40分頃家を出て、片道1時間10分ほどの三都物語!

往復2時間半、毎週通い続けました。

 

肝心のツグミはというと・・・

バトンが好きで、先生が好きで、お友達が好きで、というベースはあったのですが

頑張れる日もあれば、全くやる気が出ない日もあり、、

バトンを持たずに、ずーっと見学をして終わった日もあったなぁ、、

懐かしいです。

 

先に書いたように、幼児でレッスンに集中!なんて出来るわけないのですが、私は「自分」を軸にして物事を考えてしまっていたので「ちょっと・・・この時間と労力、わかってる!?」と目が吊り上がる日もありました。

帰りの車の中が説教部屋になりそうな日も・・・

 

 

でも、そんな時はいつも恩師が助けてくださっていたんです。

実はこれも、後から気付いたことで。

「ツグミちゃん、今日も来てくれてありがとうね~!」

「レッスン楽しかったなぁ!」

「見てただけやけど、賢いからちゃんと覚えられてるし、先生心配してないよ」

「今日もいっぱい頑張れたな~!」

「ママにポテト買ってもらいや~」

「飛行機見えるといいな~」

※京都では近くで飛行機を見ることがないので、兵庫に行くと飛行機の近さに驚きと喜びを覚えていたツグミ

 

そして私にだけ、そっと

「怒ったらあかんで。こうやって足を運ぶだけで、ママもツグちゃんもすごいんやから」

「また来週待ってるしな」

 

思い出して書いていると、なんだか涙が出そうになります。

 

行っても気分が乗らずにレッスンに参加できなかったり

うまくできなくて癇癪を起したり

この距離と時間は意味があるのかなぁ、、なんてネガティブに感じていたこともありましたが、そんな時はいつも恩師の言葉が私を救ってくれました。

 

コツコツ続けること

それって簡単なようで本当に難しいことですね。

 

ツグミは親子バトンの3年間でバトンの楽しさを身体中で感じることができました。

一年生になった夏に発表会があったのですが、小学生になった以上、平日午前中のレッスンに通うことはできません。

卒園のタイミングで、退会・・・寂しいなぁ、、と覚悟をしていたのですが

「発表会出る??」と声をかけてくださったって。

それをツグミに伝えた時の嬉しそうな顔!

 

ぴょんぴょんしながら

「うん!!!出る出る出る!!!」

その姿を今でもはっきり覚えています。

 

 

コロナ禍真っただ中で、府県を越えての移動も制限があり、本当に限られた回数のレッスンでした。

動画で覚えて、動画を先生に送って見ていただいて、それを繰り返して・・・

頑張って練習すれば、とっても楽しいんだ!出来るようになるんだ!その実感。

無事に発表会の大きな舞台に立たせていただいた思い出が、今のツグミのベースになっていることは明らかです。

 

そしてもう一つ。

これは年長の冬でしたが、初めてのバトンコンテストに出場したんですね。

この機会をくださったのも恩師でした。

練習はそれなりに積んだものの、初めてのコンテスト・入門ソロトワールは銀賞でした。

これがまた大きな経験で・・・

 

「金賞」「銀賞」など、メダルの色に対するとらえ方は人それぞれですが、私は知らず知らずに「銀賞かぁ、だめだった」と、ツグミの結果を否定していました。

立場的に、一番その意味を理解しているべき人間なのに恥ずかしいですよね。

親としての、なんだろう、、欲??みたいなものでしょうか。

 

ツグミ自身も、恐らくなんとなく。

雰囲気的にそのことを察知したようで(周りはみんな金賞だったから余計)、涙も流したし、銀メダルはすぐに机の引き出しにしまって、気持ちも沈んだ日を過ごしたんです。

私は、怒ったりはもちろんしませんが「残念やったなぁ」という声掛けをしたと思います。

はっきり覚えていませんが、恐らくネガティブな声掛けだったと。

 

コンテストは日曜日開催。

翌日は月曜日なので、朝から親子バトンのレッスンだったんですね。

正直に書きますが私も、ツグミも、気分が乗らなくて、、

当たり障りのない理由をつけて「欠席」の連絡をしたところ

「絶対来て。レッスン受けなくてもいいから、ちゃんとこなあかん」と

恩師からのメッセージ。

 

 

言われたら、行きます(笑)

 

 

銀メダルを一応カバンに入れて、、、

なんて声をかけてもらうのかな、と思っていたのですが。

恩師は一言「つぐちゃん!銀メダルめーーーーっちゃすごいやん!頑張ったなぁ!!」

と、大きな声で銀メダルを肯定し、ツグミの頑張りを肯定し、、

「ほら、つぐみちゃん頑張ったんやで~!すごいなぁ!!」」

と。他のお友達にも披露してくださったんです。

 

そのクラスにいた他のお友達は、まだコンテスト未参加の小さい仲間たち。

メダルをもらっているのはツグミだけだったんですよね。

きっと、それも全てわかったうえでの恩師の采配。

 

背中が丸まって、なんだか自信なさそうな様子だったツグミが、見る見るうちに笑顔になって。

銀メダルを肯定してもらえたこと、頑張りをほめてもらえたこと。

次はもっと頑張りたい!って思えたこと。

 

この経験があるから、ツグミはメダルの色や順位にだけこだわるのではなく、「頑張れたかどうか」が大切だと、二年生なりに理解しています。

 

ツグミの学びになったのと同じくらい。いいえ、もっともっと・・・

私自身も目が覚めたというか。人と同じタイミングで、とか、人よりも先に、とか、みんなが出来るのに、とか。比べることは本当に無意味だと学びましたし、本当に大切にすべきなのは「その子が、そこに向かって、どれくらいの努力を積んだか」。

 

3年半の親子バトンクラスで、ツグミが先生からもらったのは・・・

溢れるばかりの愛情と、ユーモアと、自信と、頑張れる魔法の言葉と、勇気と、やり抜く力と。

ツグミのペースを大切にし、幼児であっても主体性を尊重し、でもダラダラ遊ぶだけではなくて大切なご挨拶などケジメもつけていただき

言葉では表せないくらい、大切な財産だなと感じます。

 

周りが驚くくらい、バトンが大好きなツグミのベースを作ったのは、親の私でも先生の私でもなく、バトンを通してツグミの幼児期を共に過ごしてくださった恩師のおかげだと思っています。

 

飛び入りレッスンにも、厚かましく参加(笑)

どこでもドアがあればいいのに、、今でも、しょっちゅう思います。

いつでもレッスンを受けられたら、本当に幸せだろうなぁ、と。

 

バトンを落としたら怒声が飛び、チームのフォーメーションを乱すと皆の前で𠮟責され、勝負の厳しさに対して、長時間の積み上げとスパルタ式指導で向き合う時代は、もう終わったと思っています。

「バトン」と一口に言っても色々なアプローチの仕方がありますが、私の根っこには恩師が身をもって教えてくださった「一人ひとりの自己肯定を高める魔法使いになりたい」この想いがあります。

 

私が恩師にそうやって導いていただいたように、今の保護者の方には「大丈夫、今できなくてもコツコツ継続しましょうね!ペースを大切にしていきましょうね!」と、自分の言葉でわかりやすく発信していきたいと思います。

 


発表会に向けて

久しぶりのブログ更新です。

書きたいことはあるものの、ないのは時間でして・・・

しかし実は、それも言い訳だなぁと思うわけです。

 

趣味のブログはほぼ毎日のペースで更新できるのに

なぜバトンブログは更新できないのか。

理由は簡単で、パソコンからの更新にこだわるからなんですね。

そろそろパソコンから離れて、スマホとタブレットのみの生活に

したいなぁ、、と切に思います。

どうしてもパソコンを立ち上げるのが億劫で、、

 

しかし、現在大会申し込みや手続きの全てが

パソコンから行わなければいけないシステムなので

離れすぎるとまたダメなんですよね。

うーん。軽くて持ち歩けて動作がスムーズなパソコンがあればいいなぁ、、

 

とりあえず

これだけ期間が空いてしまったのは過去にもなくて

ログインの仕方を忘れているくらいでした。反省ですね。

5年に一回の大きな発表会も控えていることですし

更新のペースも少しずつ戻していきたいと思います。

長い文章を読むのが苦痛でない方は(笑)どうぞお付き合いください。

 

私事ですが

今日はツグミのバレエの発表会なんです。(夕方開演)

新しく出来た教室なので

今日がホールを利用しての第一回発表会ということで

先生方も気合十分だと思います。

 

バレエの時は、当たり前ですが完全に保護者の立場です。

これがまた、私にとっては大きな学びと経験の場で

バトンの保護者の方の気持ちが少なからずわかったり・・・

保護者から見ると先生の言動ってこんなに影響があるんだなと感じたりすることも

多いのです。

 

今日、保護者の動きとしては

「ついていても、いなくても、どちらでもいいです」

 

???????

 

もう少しわかりやすく言うと

「メイクや支度はスタッフがするので

お母さんたちは楽屋には入れません。

ただ、客席でリハーサルなどは見てもらえます。

ですから、会場に残っていても、預けて帰っても

どちらでもいいです」

 

 

他のお母さんの様子を一旦確認・・・

団体活動をしている以上、やはり「周りに合わせる」ことも大切です。

 

8割残る

2割帰る

 

くらいの割合でしょうか(笑)

 

さすがに9時前集合で解散が20時

その間ついていても、子どもにすることは特にない、となると

私は「帰る」を選択してしまいました。。

それが良い選択だったのか、具体的に出来ることはなくても

そばにいるべきだったのか、そのあたりは正解がわかりません。

 

一つ思うのは

まだまだ子どものツグミですが

少しずつ、自分で出来ることを増やしていってほしい。

ということなんですね。

 

 

私がそばにいて、かいがいしくサポートすれば

本人も安心だろうなぁと思う反面

いつまで経っても「ママが一緒にいてなんでもやってくれる」という気持ちは

抜けることがなくて

 

もちろん、まだまだそういったサポートが必要な場面もありますが

 

いやいや、、学校に親がついていくことってないし

ツグミにはツグミの世界があって

親がいなければ自分なりにお友達に話しかけたり

周りを見て動き方を学んだり

お姉さんたちから色々教えてもらったり

困った時には「助けてください」「教えてください」

「ありがとうございました」が

自分で言えるようになるとか

そういうことが出来るようになるんじゃないかな、と。

(なってほしいという期待も込めて・・・)

 

若干、後ろ髪をひかれる思いもありましたが

今日は先生方にすべてをお願いして、帰ってきました。

 

こうして書いている間も

「何か困ってないかな、、迷惑かけてないかな、、」

と心配にはなるんですよ。一応私も母親なので(笑)

でもせっかく時間を費やして習っているお稽古事から

スキルだけでなく、それ以外の色々な部分も学んでほしいなぁという

親の欲張りな部分もあり・・・

 

どのように過ごしているのかは

想像することしかできませんが

親の手を離れた場面だからこそ

自分の言葉で何とか工夫をして

人と繋がったり、助けてもらったり。

そしてそれに対して、きちんと感謝を伝えられる

そんな人間になってほしいと思います。

 

 

きっとバトンの保護者の方も同じ思いなのかなと想像します。

バトンのスキルをあげていくのはもちろんのことですが

それ以外の部分も育つように、そんな願いもこめて

バトンを続けておられるのかなと思うんですね。

 

今、発表会の合同レッスンなどをしているので

とてもとても強く思うのですが

「同じ目標に向かって人と何かを作り上げる」ことの難しさ!

 

もう50年近く生きてきて、今更??と言われそうですが、改めて感じています。

これは、規模が大きくなればなるほど困難さが増します。

開催規模だけでなく、、

人数も、年齢も、キャリアも、バトンを続けている環境も、

「バラバラ」が多いフェニックスだからこその難しさかもしれません。

 

 

レッスンを休まない

理由があり休むのなら、その遅れをカバーしてから参加する

開始時間を守る

約束を守る

振付を覚える

フォーメーションを覚える

人の話は目を見て聞く

自分のことだけでなく周りを見る

言われたことに対して返事をする

言われなくても状況を察知して動ける

空いている時間を無駄にしない

人のために力を尽くせる

人のために努力ができる

自分を大切にするのと同じだけ仲間を大切にできる

なんとなくその場を乗り切るいい加減さを捨てる

一人でも堂々と踊れるくらい積み上げる

 

 

書き出したらキリがありません。

※もちろんですが、年齢的にそれを求めても「無理!」な内容もあります。

 

でも、どんな年齢でもキャリアでも

出来ることがあると思うんです。

それは

 

人の目を見て話を聞く。

正しい姿勢でレッスンを受ける。

 

正しい姿勢とは??となるかもしれませんが

前からスタッフの先生が話をしている時に

キョロキョロしたり、ウロウロ立ち動いたり

バトンをぶらぶらしてみたり

お友達とお話していたり

そういったことは「正しい姿勢じゃないよ、ちゃんと話を聞きなさい」

と、都度、注意していくことが必要です。

 

注意されないから気が付かず

そのままダラダラと進んでしまう、これが一番怖いことです。

 

きちんとレッスンをせずに

本番だけ可愛い衣装を着て舞台に立つ。

それがもし叶ったとしても

そこから学べるものや得られるものは無くて

 

得るものがあるとしたら

「あぁ、がんばらなくてもなんとかなった~」という

人生において本当に不必要な学びです。

 

メンバーからすると

「先生、怖いな~」「うるさいなぁ、、」と

思われているかもしれませんが

特に発表会レッスンなど、人と大きく関わる場面では

年齢キャリアに関係なく

そういった部分をきちんと指導していきたいなと考えています。

それが「けじめをつける」ということかな、と。

 

ツグミには

「しんどいかもしれんけど、頑張った方が気持ちいいやろ?」と。

ダラダラ、いい加減な気持ちでレッスンをしている時の疲労と

一生懸命練習した時の疲労は種類が違うんやで、といつも言っています。

 

せっかくの大きな節目となる発表会に参加するのであれば

やはりメンバー全員が「一生懸命頑張る」を実行して欲しいと願いますし

迷わずにそれが出来るよう、私もしっかりしなければと。

 

色々な仕事を並行して進めていると

どうしても「えいやっ!!」と気合でこなす仕事も多くなってしまうのが

私自身の反省すべき点だなぁと

今ブログを書きながら自身を振り返っています。

 

一つひとつの仕事を丁寧に進めていけるだけの時間がないんですよね、、

一日24時間じゃ足りない!!なんて

ありきたりな言い訳をしてみますがww

 

発表会の企画運営にはスタッフの先生、シニアメンバー、そして保護者の方や

衣装作成に至っては、洋裁がお得意な、おばあ様まで助けてくださって

数えきれない多くの人の手が集まり

5月5日に向けて日々が過ぎていきます。

 

どれだけ後方支援の手があっても

肝心の舞台で踊るトワラーたちに光がなければ

舞台は成功しません。

 

そのことを今一度心にとめて

出演全メンバーで、気持ちを確認し合いながら進むことが大切です。

 

「チーム一丸となって!」という言葉は

あまり相応しくないと、ある研修会で学びました。

一人ひとり、持っている熱量も力量も環境も年齢も違うのですから

当たり前と言えば当たり前ですよね。

 

15周年の発表会

このことに対しての想いだって

きっと一人ひとり違っています。

これがバトンの集大成になるメンバーもいれば

これからも頑張るモチベーションになるメンバーもいて

純粋に「みんなと踊るのが楽しい!」というメンバーもいるでしょう。

 

それが大前提にあるとして

「一丸となって!」ではなく

「自分のためにも、仲間のためにも頑張ろう」

というメッセージは

常にみんなが心に持っていてほしいと思います。

それを実現するためにどれだけの努力をするのかは

自分の心が決めれば良いことですが

きっと、みんなが最大の努力をしてくれると、、そう信じています。

 

 

私が15周年の発表会に抱く想いは

「多くの方に頑張っているメンバーの輝く姿を見てほしい」

これが大きいですね。

 

 

メンバーを選んで不定期に発表会を開催しているのではなく

5年の節目、という今年

たまたまフェニックスに集ってくれて

一緒にバトンを頑張ってくれるメンバーがいる奇跡

一年前でも、一年後でもダメで

今、集まっているメンバーに

「発表会に出て良かった」「頑張ってよかった」という

達成感や充実感を味わってもらえるかどうか。

 

保護者の方やご家族の方に

「あの場に自分の子どもがいることが

とても嬉しく誇らしい・・・」

と、そう感じていただけるか

 

見に来られた観客の方々に

「こんなに輝いているトワラーがいるんだ!」

と思っていただけるか

 

 

とてもとてもとても

責任の重い立場にいると

改めて痛感しています。

 

実はブログを書くのは

自分の気持ちを整理するため、という意味合いも大きいです。

書いていると色々な気付きがあり、学びがあり

書き終えた瞬間から

また新たな気持ちで前に進めるんですよね。

 

気持ちを何らかの方法で形にする、というのは

とても大切なことなんだろうと思います。

想いの具現化、そこからの成長。

 

 

私が言うと、身もふたもないですが・・・

バトンって本当に難しいものですね(笑)

 

バトンに何を求めるか、も色々な方向があります。

スポーツである以上、必ず結果がついてきます。

大きな大会で成績を残すことも大切かもしれません。

ソロコンテストで一発金賞!にこだわるのも

更に技術アップ!をめざすのも間違ってはいません。

発表会のように、形に残る評価が受けられないものに対しては特に

モチベーションをあげるのが難しいこともあるかもしれません。

 

ただ私が常に想うのは

メンバーがバトンに関わる時間は長い人生の中で見ると・・・

本当にわずかなんです。

特にシニアメンバーに関して言えば

長くバトンを続けてくれている子も多いですが

それでも。これから先、30代、40代、50代、60代・・・と

人生を重ねていくことを思えば

本当にわずかな時間なんですよね。

 

シニアもジュニアもティノも。

幼児さんもルージュメンバーも。

バトンと出会い、バトンに関わる期間は

一人ひとり違いますが

関わっている時間全てがどうかキラキラ輝きますように・・・

みんなのバトン人生が「楽しかった」「やってよかった」「みんなが大好き」

「バトンが大好き」「がんばったおかげでこれが出来るようになった」

「こんなことも身についた」「たくさんの思い出ができた」「たくさんの友達ができた」

こういったハッピーな言葉で彩られ、

バトンで得た様々な経験が、長い人生を生きていく力になるように

 

そればかり、考えている気がします。

 

そのために何が出来るかな

そのためにはどんな環境が必要かな

これはどうかな

みんな喜ぶかな

楽しんでくれるかな

意味があるかな

力になるかな

 

 

バトン指導を始めてから

ずーーーーーーーーーーーっと。

変わらずに考え続けています。

教室を立ち上げてから時間がどんどん経ち

私自身はたいして成長出来ていないのが残念なのですが(笑)

おかげさまでスタッフの先生が立派に育ち

長く続けてくれるシニアメンバーがいて

その姿を見て、私も・・・と続けてくれるジュニアがいて

お姉さんたちに憧れるティノちゃんがたくさん増え

小さい幼児さんも、少しずつ増えてきました。

 

スタッフの先生が多くのことを行動で示してくれるおかげで

私が教えたり、お願いしなくても

積極的に年下メンバーに関わってくれるお姉さんたちが増え

自分がそうやって大切にしてもらったように

今いるメンバーを大切にしてくれているのがとても嬉しいです。

 

私の理念を理解し、そしてついてきてくれるスタッフ、メンバー、そして保護者の方々には

改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

たくさんあるバトンスクールの中で

フェニックスを選んで、バトンに打ち込んでくれること

当たり前ではなくて本当にありがたいことだと感じています。

 

後進がしっかり育っていること

全メンバーがバトンだけに偏っていないこと

多様を受け入れる許容があるメンバーが揃っていること

これが、フェニックスの自慢でもあります(#^.^#)

 

久しぶりのブログなので

色々とたまっていた想いが溢れました!

自分の中で整理できていない時期は

本当に辛く苦しく、精神的にもかなりストレスを感じていましたが

こうして具現化したので、ストンと楽になった気がします。

(単純で楽観的なのが自分の良いところ)

 

発表会まであと68日!!

さぁ、、一日一日を大切に、しっかり歩んでいきましょう!!

 

 


大会前日

早いもので

明日は関西大会本番!

今シーズンのチーム活動の集大成をいよいよ迎えることとなりました。

 

ソロでもチームでも「本番」について思いを馳せる時

常に感じるのは

人生の中で、こんなに集中した時間って、、

きっとないよね、ということです。

チームであれば、約4分ほどでしょうか。

こんなに集中する4分間!

小学2年生から、社会人まで、、

普段の生活で、なかなかありませんよね。

 

それほど打ち込めるものに出会えた奇跡、

現役の時はあまり感じたことがありませんでしたが

この立場になって、よくそんなことを考えます。

 

 

 

フェニックスバトンチームからは

3チームがエントリーしています。

夢の金賞、そして全国大会を目指して

メンバーは今、どのような気持ちで過ごしているのかな?と想像します。

 

日本はバトン強豪国ですが

その中でも関西のレベルの高さ・・・

これは、もう。言うまでもありません。

「夢は関西から」という言葉、関西でバトンをしている人なら

一度は聞いたことがあるのではないかと思います。

 

エントリーしている団体を見ても

本当に上手なチームばかり。

そこに肩を並べて、そして順位に食い込んでいく、その難しさはありますが

最後の最後まで、フロアを退場するまで、絶対に諦めない気持ち。

気負わず、自分たちの演技を精一杯披露できるように。

終わった後に、一点の悔いも残らないように。

やりきった!と全員が言えるように。

 

どこでもない

誰にも真似のできない

フェニックスだから出来るチーム作りを目指して

毎年毎年、チーム活動に取り組んでいます。

 

バトン界の常識とは

もしかしたら逆行してるのかもなぁと思うこともありますが

創立当初からこだわっている

「楽しみながら、結果も求める」

「受動ではなく、能動的にバトンに取り組む」

「~しなければならない、ではなく、~したい!を常の思考にする」

 

どれも、なかなか簡単ではありません。

しょせんこれらはキレイゴト?と悩むこともあります。

 

ティノ、ジュニア、シニア

それぞれのチームで

本当にそれぞれの課題・問題点がありました。

一人で悶々と考えたこともあったし

正解がわからなくなったことも一度や二度ではありません。

 

それでも、こうしてシーズンをここまで続けてこれたのは

・・・うーん、なんでしょうか、、

やっぱり私は、バトンが好き、なのだと思います。

 

しんどい、大変、結果が出なくて苦しい、

評価が気になる、やってもやっても正解が見えない、

これでいいのかあっているのかこのままでいいのか・・・

能天気で楽天的、基本ポジティブな人間に思われがちですが

時にはナイーブにもなります(笑)

 

立場上、誰からも「OK!」をもらえない私が

達成感を感じるのは

作品をほめてもらえた時。認めてもらえた時。

そしてメンバーをほめてもらえた時。

良いチームだね、と言ってもらえた時。

楽しい!バトン大好き!フェニックスが大好きとメンバーが言ってくれる時。

保護者の方からの温かいメッセージや、声の数々・・・

あぁ、やってきてよかった。頑張ってきてよかった。

報われる思いになります。

 

チームメンバー36人

36人いれば36通りの生活があって

それぞれ考えていることや、取り組む熱量(特に目に見える部分)も

バラバラで

このバラバラを、どうやって一つのものにしていくのか

難しい、そして永遠に続く課題です。

 

正直にいって、全く同じにするのは物理的には無理なんですよね。

技量も性格も生活も年齢も体格も

全く同じ36人なら

取り組みも本当にラクなのかもしれませんが(笑)

そんなこと、あり得ませんね。ロボットや、宗教じゃないんですから、、

ひとり一人、考え方は違い、意見があり、それが当たり前です。

バラバラだからこそ、の良さ。

私はフェニックスバトンチームの良さはそのバラバラだと自負しています。

 

 

バラバラの36人に

私たちは今、

同じ目標に向かって取り組んでいるんだよ、ということを

根気強く伝えていくしかないのだと思っています。

自分が良ければいい、のではなくて

チームメンバーとして、チームのために今相応しい行動は何か

どういう取り組み方がベストなのか

 

チームのために、多少の無理をすることも

何かを少し我慢することも

練習時間を確保するために他のことを集中して終わらせる努力も

難しいことではなくて、気持ちがあればきっと出来ることです。

 

それをメンバーが常に考えてくれるチーム

キレイゴトかもしれませんが

私の理想のチームです。

 

残念ながら

36人全員での出場は叶わなくなりました。

出られないメンバーの、これまでの努力を思い出すと

なんとも言えない感情がわきますが

彼女の分まで頑張ってほしい。

月並みかもしれませんが

出場出来ることに感謝をして

全力を尽くしてほしい。そう願います。

健康な体でバトンが出来ること、

たくさんの人に応援してもらえること、

見守ってくれる家族がいること、

励まし合える仲間がいること、

喜び合える仲間がいること、

当たり前ではなくてありがたいことなんだと

そこへの想いを、絶対に大切にしてほしいと思います。

 

メンバーからの心のこもったプレゼントやお守りやお手紙

 

みんな、本当にどうもありがとう。

書いてくれたお手紙も

嬉しくて何度も何度も読んでいます。

 

 

みんないい笑顔ですね!

 

 

大会当日は

いつものように運営人員ですので

メンバーと関わることは、ほぼゼロ。

声を交わすこともおそらくほとんどなく

姿を見られたら良い方かな、と思います。

超早朝に出発なので

サワにもツグミにも、言葉はかけられないので心配もありますが

スタッフさん、保護者の皆さん、メンバーみんな、どうかよろしくお願いします。

 

メンバーみんなへ

明日は見守っているからね~!

落ち着いて、いつも通り

そして何より心からバトンを楽しんで

失敗を怖がらずに(臆病にならず!!)

思い切ってフロアに立ってください!

 

そして

お世話になるスタッフさんにも、保護者の方にも、恐らく明日はお礼を伝えるタイミングがなく

それが心苦しいのですが、どうかお許しください。

 

演技だけはお仕事の隙間を見て、絶対に見届けますね(#^.^#)!!

みんなの今シーズンの頑張りを、この眼で見なければ・・・

 

全員の頑張りを信じて・・・

YOU CAN DO IT!!

 

 

 

 


宇治市民文化芸術祭

爽やかな秋晴れのもと

10月22日~23日の二日間、宇治市文化センターにおいて

宇治市民文化芸術祭が盛大に開催されました!

コロナによる中止を乗り越えて、2年ぶり?3年ぶり?の開催です。

お世話になった関係各位に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

「出演者みんなで協力して舞台運営をする」

という考え方で動いている企画なので、当日を迎えるまで

細かい作業の多いこと、、そして、会議の多いこと、、

なかなか連絡がスムーズにいかなかったり

年代が違うことや、ジャンルが違うことによる理解不足、

あれやこれやを乗り越えて、ようやく迎えた本番です。

 

いざ終わって振り返ってみると、反省することばかりが気になって・・・

楽屋をきちんと確保してあげられなかったこと

準備不足だったこと

ルーズになってしまっていた部分など

自分の仕事の仕方に問題があったなぁ、、と感じています。

やっつけ仕事はやっぱりダメですし、準備時間は余裕を持って。

その時の指示で臨機応変に動いてくれるスタッフさんやシニアメンバーばかりとはいえ

そこに甘えるのも良くなくて

15周年発表会を迎えるにあたり、本当に大きな気付きと学びの機会だったとも

捉えています。これ、やってなかったら、、と思うと(;^_^A本当に怖いです。

 

では当日の思い出を!!

 

大好きな作品「かわE」

こうして照明が入ると、可愛さが増しますね。

今シーズンは、出演イベントをたくさんこなしているおかげか

メンバーひとり一人が本当に大きく元気いっぱい踊れるようになりました。

そして表情!踊りながら自然に出る笑顔を見ていると

こちらまで心が踊りだしそうな気持ちになります。

 

 

 

シニアメンバー作品「Sing Sing Sing」

素敵なお写真を撮っていただき感激です!

バトンスキルはもちろんのこと

踊れる&魅せられるメンバーがこれだけ揃うと

どんな作品でも圧巻!!

 

 

 

「Nonstop」

まず曲が大好き!そして振付も大好きです(#^.^#)

可愛い曲で、可愛い生徒たちが踊っている姿を見る幸せ・・・

実はもう、来シーズンのイベント曲も(自分の中では)決まっていて

やっぱり振付は楽しい!早くやりたくて仕方がない!のです。

(優先順位が後なので、今は我慢ですが・・・)

 

 

実はこの衣装。2種類混ざっているんです。

幼児~小学生さんと、中学生~大人で

「まるでお揃い」のように着ているのですが

全然違うメーカーの、全然違う衣装なんですよ!

似すぎていて、全然違和感ないのがすごいと思いませんか??

スタッフの先生がこういったものも探してくれるのですが

若い力って本当にすごいですねぇ、、

私がオロオロ探すより、何倍も良い物を、ものすごいスピード感で

探してきてくれます。

もうこの歳になると、「若いスピード」に全くついていけなくなるんですよね。

日々、衰えを実感(;^_^A。。

 

 

実は今回は、私も久しぶりの大きな舞台に立つことになっていて

こっそり緊張していました。

正直に白状しますと

「二か所(スピードについていけず)ごまかして、一か所堂々と間違え」ました。。

練習不足!!

11月のシニアフェスティバル、そして15周年は同じミスがないようにしなければ、、

 

なんだか、、身内ばかりですいません(笑)!!

 

 

 

照明効果。みんなの美しさが際立ちます!!

 

 

 

お天気が良かったので、外で記念撮影!

 

 

 

 

みんないい笑顔です!

 

 

二年生メンバー

習い事に同じ年齢のお友達がいるのは

とても幸せなことだなと感じます。

こればっかりは偶然というか、、

ありがたい偶然で、ツグミには同級生がたくさんいるので

たくさんの経験をさせてもらっているなと感じます。

 

そして、私が全く写真を撮る余裕がないので

こうして同級生のお母さんや、

年齢が異なっても同じ作品を踊るメンバーが

一緒にツグミを写真に入れてくれるのが、とっても嬉しくてありがたいのです!!

 

サワもツグミも、ずーっとバトンをしているのに

オフショットはほとんど持っていません(笑)

母親として子どもの習い事を見るのは、唯一ツグミのバレエだけだなぁ、、

 

お写真や、舞台袖でのお世話、練習や大会の送迎など

本来、親がすべき部分をたくさんの方に助けてもらっているなぁと

こういった本番の機会があるたびに、改めて感じるのです。

関わって下さる全ての方に、感謝の気持ちがわいてきます。

いつもありがとうございます!!

(おかげで、仕事に専念できるのです・・・)

 

「コーチ!カムバだから記念に撮りましょう!」

と声をかけてくれたメンバーの言葉に甘えて

ハイポーズ。

 

 

すいません。私の大好きなアイドルグループが

カムバックしてくれたので、その新曲のポーズをいただきました(笑)

参考

↓↓↓↓↓

 

 

年齢のせいにしてはいけないのですが

色々と「あれ、ちゃんとやったかな」「曲の確認、もう一回しておけば良かったな」

等々・・・

若い頃に比べて不安に感じることが増えてきました。

舞台業者さんとの照明や音楽のやりとりも

たくさん出来るわけではないので、一回一回、神経が磨り減る思いです。

一つのものを完成させて、それを人に見ていただくというのは

こんなに大変なんだなぁ、、と改めて感じたり。

 

 

でも、舞台袖からメンバーのイキイキした表情を見ていると

やっぱりバトンって素敵だな、、と感じます!

今回はシニアメンバーもかなり久しぶりの舞台出演だったので

みんなが色々な意味で緊張の多い一日を過ごしていたように思います。

終わってみて、事後作業をして、一日経って、ようやくホッと一息つけたというか・・・

 

ひとり一人から感想を聞くことはしませんが

みんなどうだったかなぁ。

舞台に上がったことが、良い経験になっていると信じたいです。

それぞれ学びの部分は異なるかもしれませんが

「ただ、舞台に立った」という、普通より疲れた一日ではなくて

「自身のバトン人生にまた一つ財産ができた!」と感じてくれていると嬉しいなぁ。

 

 

バトンというものは、まだまだ一般的ではないので

舞台業者さんも、色々と試行錯誤しながら照明を作ってくださっているんですよね。

「バレエだとこうなんだけど」「ダンスのジャンルは一般的にこういう感じ」という

業者さんが持っておられる常識とか知識・技術に対して

「明るくしてほしいけれど、明るすぎると眩しくて取れないんです」

「ライトバトンの部分は真っ暗にして、次の瞬間、瞬時!!にライトオンしてください」

「バトンの動きが速いので、それを妨げないように強すぎず、でも暗すぎず・・・」

という、ある意味無茶苦茶なオーダーを伝えていく作業

15周年はどれくらいの作業ボリュームになるのか。。

今から背筋が凍る思いですがww

 

ライトバトンのタイミングは、舞台袖で見ていても感動するくらいバッチリでした!

今回はお試しだったので、尺は短かったのですが

15周年ではもう少し長く見せられてもいいかなぁと思ったり。

バトンの動き自体はシンプルで簡単なものですが

やはり見ていて楽しいですよね(#^.^#)

 

 

業者さんも、袖で見ながら

「取ってよ、、取れる!良し!上手~、、」

と思わず独り言が漏れる、バトンという競技の特性

ハラハラドキドキがたまらないんですよね。

 

とはいえ、全曲ノードロップとはいかず、ミスもありましたので

「照明が明るすぎましたか・・・?」と

心配してくださったのですが。

いえいえ。そんなことはありません。

おそらく、久しぶりの感覚だったこともあり、

慌ててしまった部分もあったでしょうし

その明るさにも対応できるくらいのスキルを身につけて

15周年はミスのない演技を目指しますので!今後ともよろしくお願いいたします。

と挨拶をして、一日を終えました。

 

どんなことでも経験ですからね。

あぁ、こんなに明るかったんだな。とか

目線はこれくらいなんだな。とか

舞台袖はこういう部分がバタバタするんだな。とか

気付けたことが、大きな財産です。

まもなく関西大会。夢が叶えば全国大会。

休む間もなく京都コンテストと選手権。

そして関西選手権と全日本選手権・・・

それが終わる頃には、もう4月!!

 

 

おおぉおぉぉぉ・・・・

大丈夫かな・・・(笑)

※スタッフの先生方、私がダラダラしていたり

他のことに夢中になっていたら

声を大にして叱って下さいね(;^_^A

 

 

バトンはシーズンオフのないスポーツです。

通年忙しくて、通年やることがあり

それらをこなすために

通年レッスンを継続できる心がないと

上達しません。形にならないんですよね。

レッスンだけではなく、指導も事務作業も運営も。同じだなと感じます。

だから休んでいる暇はありません。

 

おかげさまで健康には自信がありますが

自分を過信し過ぎず、

丈夫に産んでくれた生みの母に感謝を忘れず(笑)

今日からまた、気持ち新たにがんばります!


子どもの権利とスポーツの原則

ユニセフが定めている

「子どもの権利とスポーツの原則」

10箇条

 

①子どもの権利の尊重と推進にコミットする。

②スポーツを通じた子どものバランスの取れた成長に配慮する。

③子どもをスポーツに関係したリスクから保護する。

④子どもの健康を守る。

⑤子どもの権利を守るためのガバナンス体制を整備する。

⑥子どもに関わるおとなの理解とエンゲージメント(対話)を推進する。

⑦スポーツ団体等への支援の意思決定において子どもの権利を組み込む

⑧支援先のスポーツ団体等に対して働きかけを行う。

⑨関係者への働きかけと対話を行う。

⑩スポーツを通じた子どもの健全な成長をサポートする。

 

 

スポーツ指導に関わる一人の人間として

「指導者による暴力や暴言」というニュースには

敏感にならざるをえません。

 

それがどのようなスポーツでも同じですが、自分が関わっているスポーツであればなおさら、です。

 

冒頭に挙げた10箇条

①〜⑥、そして⑩

当たり前のことばかり

 

改めて読み返し、自身を振り返ってみました。

 

これを言うと、まさに老害の一歩手前かなと感じるのですが「私たちの現役時代は」厳しい指導は当たり前だったように感じます。

同年代の方と話をしていると、部活動で先生や先輩に厳しく指導された話は、いくらでも出てきます。

 

幸い、私は自身のバトン経験で、一度も無意味に厳しい先生や先輩に出会ったことはなく、ハラスメントも経験がありません。

厳しい指導はありましたが、それは理不尽なものではなく、上達のために必要なものだったと感じます。

特に中高の部活動は、当時は上下関係に厳しい方だったと思いますが、そこでの経験が自分の財産となっていることも確かです。

 

どこまでが指導で、どこからがハラスメントか

どこまでが叱咤激励で、どこからが暴言か

 

 

改めて考えてみると曖昧な気がします。

自分の中にあるラインは明確なのですが、そこが他人ともイコールかというと、そうではなくて、、

 

人によってその理解は異なり、そのことが問題が起こる原因になっているのかもしれません。

 

ハラスメント→人権侵害

発言や行動で尊厳を傷つけたり、脅威を与えたりすることですね。

上下関係や師弟関係などで起こりやすいと言われています。

 

現場で指導をしていると、当然のように「じゃぁ、次は○○して」と指示する状況が生まれます。

どんな指導者も、生徒に対して指示するのは普通のことだと思うのですが、それがいつしか命令になり、、時に強い言葉だったり行動だったりということになり、、結果、ハラスメントになっているケースがあるのかもしれません。

 

指導する上で、何を一番に考えているか

それは指導者によって異なると思いますが、

私の場合はまず「バトンを楽しんでもらいたい」ここが一番。それから、バトンを好きになってもらうこと。そして好きだからもっと頑張りたい!もっとうまくなりたい!という気持ちを育てること。そして、バトンはいろいろな形で楽しめるものだと知ってもらい、長く続けたり、関わってくれる生徒やOGが増えること。

 

これが、自分の中で理想とする形です。

 

もちろん

結果も大切だし、スキルアップも大切です。

学校の部活・教育の一環として存在するバトンではなく、フェニックスのようにお稽古事として存在するスクールのバトンは、お月謝をいただいて生徒を預かっているのですから「今日も楽しかったね〜」だけではダメなこともよくわかっています。

 

お月謝をいただく以上、生徒が上達するように導く責任があります。その責任感や情熱が間違った力を持つと、暴言になり、生徒の人格否定、つまりはハラスメントになってしまうのでしょうか。。

なんともやるせない気持ちになります。

スポーツ界での暴言や暴力の記事を目にするたびに、「これは指導ではなくて、明らかに人格否定」だと感じることがとても多いです。

身体的特徴を指摘したり、理解の速度を人と比べたり。それが人格否定だと理解できない人は、指導者を名乗る資格はないと、個人的には思っています。

 

ハラスメントを行っている当の本人には、全く気付きがなく、反省もなく、もしかすると「上達のために必要なこと」という正義感すら持っているかもしれませんよね。恐ろしいことですが、、

 

だから私は、常々スタッフさんとの風通し、保護者の方との風通しを良くしたい。

そう思っているのです。

フェニックスは小さい団体ですが、私自身、代表として何かが起こったら責任を取る立場にあることを充分自覚しています。

 

コーチ、今のはちょっと違うかもしれません。

先生、あの言葉はちょっとどうですかね。

 

様々な視点、立場から見ることはとても大切ですよね。自分だけでは見える部分って限られていますし、考え方の幅だってしれています。

 

自分では正しいと思っていたことがもしかしたら違っているかも。それを見てみぬふりではなく、ちゃんと言ってもらえる環境を、常に作っておきたいのです。

 

楽しい!と思えることが第一なのに

それを忘れてもし結果を残すことが第一、となったら?おそらく、生まれつき身体的能力が高く、センスがあり、飲み込みも早くて、レッスンに通う環境も整っていて、バトンの選手としてとても適正がある!!というメンバーしか残らなくなるでしょう。

将来プロを目指すなら、それでいいと思うんですね。でもそうではなく、長い人生の中の彩りの一つとしてのバトンならば、やはり自分自身を大切にして、自分で考えてレッスンにきて欲しいですし、自分の気持ちでバトンに向き合ってほしいと、そう思います。

命令されるからやる、怒られるのが嫌だからやる、、、そうはなってほしくありません。

 

ハラスメントに敏感になるあまり、生徒や保護者さんの顔色をうかがってご機嫌を取ったり、出来てもいないのに褒めちぎったり、それもまた全く違っていて。

 

生徒に対してレッスンにおいては毅然とした態度であることはとても大切です。

レッスン中の甘やかし、馴れ合い、良いことは一つもないと認識しています。

ただ、大切なのは厳しさの中にも、相手をリスペクトする気持ちがあるかどうか。

例え対象が幼児さんであっても、入門レベルの生徒であっても、です。

 

生徒をリスペクトする、というと違和感を感じる方もいるかもしれませんが、一人の人間としてリスペクトするのが当然だと考えます。

生徒に限らず、保護者の方も、スタッフさんも、関わる人一人ひとりを、立場に関わらずリスペクトすることで、自ずと自分が取るべき正しい行動が見えてきます。

 

また、それは生徒や保護者の方から見ても同じで、仲間をリスペクトしているか、指導者をリスペクトしているか。

立場を勘違いして、出過ぎた発言をしていないか、逆ハラスメントになっていないか。

 

そういうことを考えた時、やはり人に対して丁寧に向き合う心は忘れてはいけないな、、と思いますね。

 

50人生徒がいれば、50通りの取り組み方があり、考え方がある。

個性も50通り。成長速度も50通り、みんな違って当たり前です。

50人が人生の中で一番大切にしているものは、その人にしかわからないし、それこそが多様性だと思うんですよね。

生徒やスタッフ、保護者さんをリスペクトし、同時に多様性を大切にしたいです。

家庭も、仕事も、勉強も、部活も、旅行も、家族行事も、レジャーも、恋愛も、推し活も、普通なら「え!?」と思われるかもしれませんが、、それを認めているのは常に上に書いたような気持ちがあるからなんです。なんで練習休むの?と腹をたてるのではなく、いいね、楽しんできて!次レッスン来た時はその分頑張ろな!と、常にメッセージを発信しているつもりです。

 

怒鳴って、競わせて。罰則をつけて、意味のないハードな課題を課して。この世界は甘くない、そんな気持ちじゃ何もできないと言い放つ。愛のムチ、という言葉で片付けられる時代では、もうありません。

 

自分が大好きなバトンの世界で、暴言暴力のニュースを目にして、本当に悲しく、辛く、色々と考えたので今回のブログを書きました。

指導者資格を取る際に、様々なコンプライアンスについて学ぶはずなのに、それが置き去りにされている現状があるとしたら、本当に悲しいことです。

 

指導者には、父性と母性の両方が必要なんだそうです。規律・法律をもとに倫理性を強調する父と、無理なものは無理だよね、と情緒性を持つ母。つまりは、硬軟織り交ぜた指導の工夫が必要で、その根本にプレイヤーをリスペクトするというフェアプレーを忘れてはならないと。

 

私は父性と母性、両方あるでしょうか・・・

やはり、自分を客観的に見るのはとても難しいですね!

常に風通しがよく、生徒が心身ともに安心安全な状態でレッスンに通えるよう、これからも気を引き締めて頑張りたいと思います。

 

 


2022京都府大会

久しぶりのブログ更新になりました。

推しブログは毎日更新できるのに(笑)

なぜバトンブログは更新できないのか、、

 

理由は明確。

パソコンからしか書かないから。

もちろん、タブレットからでも

スマホからでも書けるのですが

長文を打ちますので、

キーボードがないと書く気にならないんですよね。

※社会人生活で鍛えられたので

ブラインドタッチには自信があるのですww

 

でも

パソコンを立ち上げるのは面倒なんです。

 

 

片付けられない私のパソコンですから

中身が重たくて重たくて、、

時間もかかるし、ついつい億劫になり

気付いたら、Instagramばかりに頼る日々。

 

 

せっかく設けているブログなのに

更新が滞っては意味がありませんよね。

スクールのSNSは、広報の意味も大きく兼ねているので、マメに更新しなければ効果も半減、、

わかっていながら、なかなかで。

 

でももう大丈夫です!

なぜかというと、、やっと購入したから!

Bluetoothキーボード

 

 

 

 

スマホも立てられるスグレモノ

これがあれば、出先でもどこでも

サクサク文章を書くことができます!

 

 

めちゃくちゃ早いし、ラクラクです(^^)

もっと早く買えばよかった、、

 

 

というわけで、久しぶりのブログは

9月18日に行われた

第30回バトントワーリング京都府大会について、色々綴りたいと思います。

 

 

想いが新鮮なうちに書かないと、言葉が出てこなくなるので。

 

今回、スクールの関係団体は過去最大の6チーム。

 

そこに学校の関係団体を合わせると更に6チーム。合計12チーム!すごいですね〜、、

 

 

スクールの関係団体は、全て私が責任を持ってエントリー作業をしなければいけないので、まずはそこが大変です。

 

 

年齢的にも、一人での作業は本当に怖くなってきました。

 

うっかりミス、とかね、、あってはいけない世界ですから、、

 

 

事務作業に関しても、ダブルチェックのシステムを作りたいと常々思っていますが、そろそろ本格的に導入しなければいけないかも。

 

 

今でもスタッフの先生に多くを頼っている私ですが、また更にお願いごとが増えそうです。

 

そう思うと、、何でも一人でこなしておられるバトンの先生方、たくさんおられますが、本当にすごいことだと思います。私には無理(^_^;)

 

さて、話を戻しましょう。

 

台風が心配された三連休

 

なんとか無事にお天気も持ってくれて、大会を無事に終えることができました。

お世話になった皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

 

昨年は緊急事態宣言中だったので、一人も観客がいない席に向かって演技をしたのですが、今年は関係者2名までの入館が可能となりました!

 

 

観客がいることが、こんなに幸せだというのは、こういう状況にならないとわからなかったことですね。

 

昔は観客席は常に満席で、応援をしてもらえるのが普通だったので、、 

 

声援はNGでしたが、大きな拍手をもらえたこと、他団体の演技を見られて刺激を受けたこと、日頃の頑張りをたくさんの方に見ていただけたこと、我が子の日々の努力を体感できたこと、、選手にとっても、関係者の方にとっても、本当に意味のある大会だったのではないでしょうか。

 

 

大会後、協会の先生方と

「やっぱり日頃から支えてもらっている人に、演技を見てもらえるというのは幸せだね、、」と。みんなが同じ気持ちで、有観客での大会開催ができたことを心から喜び合いました。

 

関係団体が6チーム

 

それぞれに対する想いが、溢れるほどにあります。

 

ひとくくりにはできないので、今回はシニアチームについての想いを書きますね。

 

今でこそ「シニアチーム」という名前がフェニックスの中でも定着していますが、実は、このシニアこそが、フェニックスバトンチームの原点なのです。

 

この歴史を知っている人は少ないと思いますが、フェニックスバトンチームは、ジュニアがスタートではなくシニアがスタート!という珍しいスクールなんですよね。

 

普通は、小さい子どもたちからスタートして、その子が大きくなり、チームのメンバー構成が大人になり、、という成長過程だと思うのですが。

 

 

フェニックスは、私が指導していた学校団体の部活メンバーが「卒業後もバトンをしたい、どこかで集まってやりたいな」という声がもとになって出来たスクール。

 

だから、スタートはシニア(大人)からなんです。

 

学校部活のOGを集めてチームを作り、大会に出たのが歴史の始まりです。

 

 

それから少しして、小さい場所でバトン教室をすることになり、そこに集まってくれたのが1人、、初めてのソロコンテストは、確かその子と、チームにいた大人メンバーと、合計3人で参加した記憶があります。

 

そんな歴史があり、今年で14年目を迎えました。

 

ベースが学校部活のメンバーで構成したシニアチーム。

 

強みもありますが、弱点もあって。

 

最大の弱点は、個人の技術力不足なんですよね。

 

 

学校部活出身のメンバーは、小さい頃から始めたトワラーと違って、ソロコンテストや選手権には馴染みがありません。

 

学校の部活バトンは、基本的に「チームに必要なこと」に的を絞って、練習するからなんです。

 

 

なぜか?理由は明確で、

 

○時間がないから

○活動の終わりが決まっているから

 

私が指導に行っている学校(私の母校でもあるのですが)は、基礎を充分に練習したり、ソロコンテストに取り組んだり、技能ライセンスを受験したり、バレエの時間を取り入れたり、体操の先生を呼んだり、そういったことはできなくて。

 

 

あくまでも学業が最優先、部活動は学校教育の一部であり、それを最優先にするものではない、というしっかりした理念があるからなんですね。

 

 

活動時間も短いですし、基礎が大切だと理解しながらも、その部分を最小限にしなければ作品が作れない難しさを常に抱えていて

 

結果、チームの振り付けに入るであろうものに的を絞って練習する。という形になるわけです。

 

シニアの個人スキルアップのために、今ソロコンテストにチャレンジしているメンバーも多いのですが、指導をしているとその技術の偏りに驚くことがよくあります。

 

ツースピン、トス側転など、最上級ソロトワールレベルの技がスラスラ取れるのに、初級レベルのフィンガーで苦戦したり(^_^;)

 

 

スリーバトンがとっても上手なのに、イリュージョンに苦戦したり(^_^;)

 

 

私自身が学校部活出身なので、この現象には驚かないのですが、、

 

実は私も、ソロコンテストの存在すら知らずに大学の部活に入り、よくわかっていないまま企業のバトンチームに入り、そこで先輩に「え!!!これできるのに、これはできひんの!?!?」と驚かれたことが何度もありましたww、、その話はまたいつか、、

 

関西大会で競う他スクールの構成をみていると、小さい頃から選手権で技を磨いてきた人も多くいますし、指導者も世界レベルの方々が多いです。

 

 

同じような人数構成であっても、選手のレベルも指導者のレベルも、もう段違いというか。それが現実。

 

しかし、最近ようやく!

 

 

小さい頃からコンテストや選手権にチャレンジしてきたメンバーが大きくなり、シニアチームに加入してくれるようになったことで、グッと技の内容が濃くなりました。

 

 

そして今年。

 

また新しくジュニアから育ったメンバーがうれしいことにたくさんシニアに加入してくれて、さらに選手の層が厚くなりました。

 

 

ジュニアから育ったメンバーは、全員キチンとソロコンテストで基礎力を身につけているので、技術力の安定感を今から育てなくてもいい、という強みがあります。

 

では、既存のメンバーが力を発揮していないかというとそうではなくて

 

 

既存メンバーの14年間の努力、活動を続けてきてくれたこと、そのものがなければ、今のシニアチームは存在しないわけで

 

バトン好きだから続けたいな〜、という想いから、コツコツと歩みを止めずに、その時関わってくれたメンバーが最大限の努力をしてくれたからこそ、フェニックスがここまで育ち、ジュニアが育ち、シニアに憧れてバトンを続けることに繋がり、、

 

また、今でも学校部活のメンバーが「卒業してもバトンを続けたい」とフェニックスへ興味を持ってくれて、参加してくれて

 

年によっては、受験で一年おやすみしていたメンバーが、バトンへの想いを大切にし続けて復帰してくれたり

 

長くバトンから離れていた社会人が、勇気と決意を持って復帰してくれたり

 

家庭を持ちながらでも、チームへの情熱を燃やし続けてくれたり

 

フェニックスは、ある意味、奇跡の団体だと自負しています。想いを同じくして集まった、年齢もキャリアも環境も性格も、何もかもバラバラのメンバーたち

 

 

ベテランも、若手も、そして部活からも

 

 

多くの人が集い、今年は19名の大所帯!

 

ティノもジュニアも少ない人数ですが、シニアは近年稀に見る人数でチームを組むことができています。

 

一番に感じるのは「続けることの尊さ」

 

物事を続けるのは、簡単なようでとてもむずかしいですよね。

 

どんなに好きでも、楽しいことでも、いいことばかりではないし、時には辛かったり、悩んだり、苦しんだりもします。

 

 

続けたくても環境が許さなかったり、時期が許さなかったり。自分の意志ではどうしようもないこともあるかもしれません。

 

今の時代、「ここまで続けたのにやめたらもったいないよ」という声掛けは、あまり心に響かないと聞いたことがあります。

 

なにかにこだわって続けるのもいいけれど、色々なことにチャレンジしたり、広く浅く色々楽しもう!という時代の流れもあるような気がします。

 

何に対しても、「物事をやめる」ということ自体、昔よりハードルが下がっているのかもしれませんね。

 

だからこそ余計に。

 

自分の心で決めて、好きを継続できる。

 

その尊さを、私はシニアメンバーの姿を見るたびに感じるのです。

 

私の母校は仏教校なので、仏参という学校行事があるんですね。

 

どんなペースだったかな、、私が在学中は週に一回だったような覚えがありますが、今はちょっとわかりません。

 

その仏参の中で、先生方が交代で「お話」をされる時間があるんですね。

 

 

感動したこととか、考えて欲しいこととか、その先生が独自で考えた内容を話してくださるのですが

 

先日の京都府大会で、一緒に運営のお仕事をしていた母校バトン部顧問の先生が、「私、自分の番が来た時に、フェニックスのことを話したんですよ!」と教えて下さいました。

 

高校を卒業しても、バトンを続けて、やっと関西大会で金賞が取れた時。

 

泣きながら、「バトンを続けてきてよかった、幸せです」と報告してくれた卒業生に感動して、続けることの素晴らしさを仏参で話題にした、と。そう仰ったんです。

 

嬉しいですよね、、

 

続けたからこそ味わえる幸せだと思いますし、その努力を見ていてくれる人がいる、というのもまた幸せで。

 

そしてまた、別の顧問の先生が、今回の素晴らしい実施を見て、輝くメンバー(先生方にとっては、たくさんの教え子たち)の姿から感じ取られることも多かったようで、、「今度、私の番なので、今日のことを話題にします!」と仰っていました(^^)

 

 

今回のシニアチーム

本番、今までの練習でみた中で、最高の出来でした。

 

大会や講習会など、なんでもそうなのですが、協会の運営として仕事をしている時は、「フェニックスの藤岡」ではなくて「京都府バトン協会の藤岡」だと思っているので、自分の団体に関わることもほとんどありませんし、メンバーへの声掛けもほとんどしません。

 

 

多少のトラブルがあっても、当日は引率メンバーやスタッフさんを信頼して全てを任せています。

 

 

本番で大きく失敗してしまったり、演技が崩れた時には、正直な気持ちを言うと「声をかけたい、フォローしてあげたい」そういう心境なのですが、あえて黙っています。

 

良い演技の時も同じで、その場であまり喜びを表すことはしないようにしています。

 

立場をわきまえて、と思っているので、全てのフォローも褒め言葉も、大会が終わって家に帰ってから、と決めているのですが

 

今回は、、それが我慢できずに思わずガッツポーズをしてしまうくらい(^_^;)、最高に良い出来でした。

 

どこで失敗が出やすいか、崩れやすいか、どれだけ苦労してきたか、どんなに心を込めているか、知っているからこそ

 

本番の実施がまとまった時、大きな大きな喜びになるんですよね、、緊張やプレッシャーに負けずに舞台に臨んだ19人に、拍手と共にねぎらいの言葉をかけたいです。

 

InstagramやブログなどSNSでの発信では、基本的に良い点を取り上げて書いていますが、そんな綺麗事ばかりではありません。

 

 

先に書いたように、色々な意味でバラバラの19人ですからね。

 

一つの物事を作り上げていく途中には、高い壁もありますし、問題も山積しています。

 

 

それでもこうして形にできるのは、一人ひとりが「努力・忍耐強さ・責任感・優しさ・素直さ・気遣い」など、、人としての大切な部分をキチンと備えてくれている、そんな19人だからだと感じます。

 

ちゃんと、みんな

チームのために自分がすべきことを正しく理解しているんですよね。

 

若手は自身がやるべきことに最善を尽くす

 

ベテランは自身のメンテナンスをし、選手として続けられる体と心を維持する

そして必要な時に、的確な声掛けをする

 

 

中堅は後輩先輩の間をうまく繋ぎ、チームの調和を保つ

 

リーダーは全体をしっかりと見て、今何が必要かを常に考える

技術だけではなく、雰囲気やメンバーが考えていることなど、デリケートな部分にも気を配る

 

全員がお互いを大切にし、チームに対して誠実に取り組む

 

作品を作ってくれる指導者へのリスペクトも

リーダーへの感謝も

メンバーへの感謝も

お互いが人を思いやるということを

忘れたことがないから

決して多くはない練習量(特にチームでは)でも、ここまでの演技ができるのだと感じます。

 

私は、作品作りもスタッフの先生に任せているので、あえて多くを口出ししないように心がけています。

 

もちろん気になることがあればスルーしませんが、問題提起するだけにとどめて、そこから先は、自分たちで解決方法を考えてもらっています。

 

練習の場にはいても、細かい部分に関わるわけではないので、いつも最後の一回通しを見るのがとても楽しみで

 

「こんなに揃ってきた!」「この場面がクリアになった!」「一人ひとりが大きく見えてきた!」など、見るたびに成長を実感できるのが嬉しく幸せでした。

 

その集大成が見えた、京都府大会。

年齢の差を超え、学生や社会人の時間の壁を超え、、本当に良い演技でした。

 

 

でもここからが本番です。

 

 

あるメンバーがメッセージをくれたのですが

「関西大会は、楽しいだけじゃだめ」

まさにその通りだなぁ、と。

 

 

演技していて楽しかった、それだけで満足するのではなく、85点の壁を越えていけるように。

 

 

夢である全国大会の舞台に繋がるように。

 

 

ここからが本番、、

 

きっと全員がそう思っていることでしょう。

 

 

進級進学就職のタイミングがやってくるたび「来期のメンバーが集まるか、、」不安に苛まれます。

 

ティノもジュニアもシニアも、全部のチームに対して。

チームの取り組みは楽しいですが、不安も苦労も大きくて、挫けそうになることも多いのですが

 

それでも、

 

今年もチームが楽しみです!早くチームの練習がしたいです!といって集まってくれるメンバーの声を聞くと、頑張る力が湧いてくるんですよね。

 

 

あえて、バトンに偏らないこと。

 

学校も部活も仕事も家庭も、欲張りですが多くの経験をしながら、その中でバトンにも思いを注ぐこと。好きを諦めないこと。

 

多様を認め、お互いを大切にして、チーム作りをしていくこと。

 

これらは、創立時から一貫しているフェニックスバトンチームの理念です。

 

 

一人ひとりがバトンをすることで、心身ともに成長し、素晴らしい人間性を養うことを大切にしたいと思っています。

 

仲間を大切に、、

応援してくださる方に感謝を、、

大会に関わってくださる関係者に感謝を、、

日頃からまわりに対して丁寧に接する、、

人のために動く、、

チームのために努力する、、

好きなバトンだけでなく、仕事にも学校にも全力で取り組む、、

 

これらは、口で言うのは簡単ですが、実践するのはたやすくありません。

 

 

自分ができればいい、楽な方がいい。

 

そういった損得感情が先立つ人には、なかなかできないことではないでしょうか。

 

シニアチームは、フェニックスバトンチームを象徴する存在です。

 

身内贔屓と言われるかもしれませんが、どこに出しても恥ずかしくない、私の自慢のチーム、自慢のメンバーたちです。

 

関西大会では、より多くの方にその姿を見ていただきたいですし、作品の持つ力や、メンバー一人ひとりの持つ力も見ていただきたいと思っています。

 

関西大会まで、長いようで、あっという間だと。

 

シニアチームのために、私は何ができるのかな?を常に考える日々

 

スタッフの先生

リーダーさん

メンバーのみんな

たくさんの夢と希望と想いを乗せて

全力で駆け抜けていきましょう!!

 


恩師がかるくたむけんさんを超えた件~最終章

いつの思い出やねん、とツッコミ満載の最終章

いや・・・忘れていたわけではないのですが、、ゴニョゴニョ、、

なんでしょうね。なんだか毎日忙しい。

これ、仕事ができない人あるあるだそうですね。

よくわからないけれど時間だけは確実に過ぎていく、というヤツです。

 

 

さて。

「もういいか~」とならなかった自分をほめることにしましょう!

 

3月末(!)のいきなり京都ツアー

最終日のレポートです。

 

三日目はあいにくの雨予報

朝から動くのはやめにして、ホテルでチェックアウトの時間まで

のんびり過ごす事にしました。

朝食会場から見た雨に濡れるお庭

 

朝食会場も二種類あって、せっかくなので

昨日とは違う会場に足を運びました。

コロナ禍になってから、バイキングという様式もほとんど中止していたように

思いますが

感染対策を施したうえで、可能な限りバイキング形式!

都度ビニール手袋をしたり手間はかかりますが

やはり楽しいものですね。旅の特別感とでもいうのでしょうか・・・

徹底した感染対策で、安心して楽しむことができました(#^.^#)

 

 

ホテルで購入した京都市内パズル

これが案外難しい!

京都に住んでいるとはいえ、しょせん、市外の人間なので(笑)

碁盤の目は全然詳しくないんですよね。府下の人間あるある。

 

私たちの心の拠り所「詩仙堂」も載っていました(#^.^#)

 

 

 

二日間を過ごしたホテル

帰る時は、来た時よりきれいに!

・・・とまでは難しいですが

お部屋を整えて、サワの提案でホテルの方にお手紙を書きました。

 

お手紙と言っても、ありがとうございました!のメモ程度のものですが

こういった心遣いができる部分は

これからも大切に育ててほしいなと思います。

 

 

ホテルをチェックアウトした頃には雨もあがり

タイミングもばっちり!

色々なことに恵まれている旅ですね。

最初の目的地は、河合神社です。

有名な美麗祈願の神社ですね~。

 

河合神社は、単体で存在しているわけではなく

下鴨神社の摂社として祀られている社です。

 

下鴨神社・・・広い!

まずはこちらも有名な水みくじにチャレンジしました。

 

水みくじを授与していただいてから

御手洗川の水面にゆっくりとおみくじを浸すと

少しずつ文字が浮かび上がってくるんですね。

サワもツグミも、もちろん初めての体験。

ワクワクしながら・・・

 

それから干支のお社へ。

サワもツグミも未年なんです。

一回り違いの、歳の差姉妹。

なんだかこの写真は、2人の成長をすごく感じられる気がして

記念に残る一枚になりました!

 

※私の最推しも一緒に・・・(笑)

 

 

ラグビーのお社もありました!

ラグビー発祥の地だそうです。

 

 

糺の森の雄大な自然を楽しみながら

いよいよ河合神社へ。

 

手鏡型のお札に、願いとなりたいお顔を描いていきます。

三者三様。叶うといいなぁ。

 

 

一生懸命描いています!

どんなお顔になるかな?

 

どれが誰の描いたものかはご想像にお任せします。

私はまつげ長くなりたいので、バサバサにしてみました(笑)

 

 

これこれ。よくInstagramなどでも見ますよね!

 

 

その次の目的地は安井金毘羅宮

「悪縁を切り、良縁を結ぶ」

ことで有名な縁切り神社ですね。

 

桜がとってもきれいでした!

(前の投稿過ぎて・・・すいません)

 

こちらが有名な「縁切り縁結び碑(いし)」

形代(おふだ)に願い事を書き

それを手に持って念じながらくぐるんですね。

もちろんくぐってきましたが

その時の様子は「すごすぎて」※サワ談

写真には納めていません(笑)

 

這いつくばって念じている様子は、確かにすごいですよね。

みんなやっているから、この場ではなんの違和感もないのですが( ̄▽ ̄)

 

不思議なお守りですよね。

縁切りと縁結び。対極にいるこの二つ。

でもこのお守りは、二つセットで持つのが正解だそうです。

自分にとって不要な縁は切れ、必要な縁が大切に続くということなので

大切に持っておこうと思います。

 

サワツグミもお守り購入。

 

 

 

安井金毘羅宮のあと、ちょっと一息~

こういったことも、旅の楽しみの一つですね~。

普段はなかなか。食べる機会がありませんから。

 

 

お昼ご飯を挟んだあとは

八坂庚申堂へ。

京都らしいこの風景!

久しぶりに見たな~、という感じです。

 

 

有名なくくり猿。ご存知でしょうか??

このカラフルな丸い玉!!

いえいえ・・・これ、お猿さんなんですよね。

くくり猿は、心をコントロールするアイテムなんだとか。

お猿さんは、よく動き回る動物ですが

人間の心をそれに例えているようですね。

お猿さんが走り回るように

自分の心がコントロールできずにバタバタ動く時がありますが

それを「手足をくくられて動けないお猿さん」と同じように

「心をしっかりくくりつけて」庚申さんにコントロールしてもらうんですね。

 

あるある。。心がバタバタする時!

落ち着きたい時こそ心が動いて困るし

欲が出れば出るほど、心が動きます。

グッとくくることが大切なんですね~。

 

願いを書いて、お猿さんの手足をくくります。

サワ曰く

この時の私は、手の筋が浮かび上がるくらい力を込めてくくり付けていて

ちょっと怖かったで、と(笑)

そりゃそうだ。願いを叶えたいし、そのためにしっかりくくらないと!

願い事の内容は、ご想像にお任せしますね。

(紫のお猿さんというところで、わかる人にはわかるかも)

 

 

小さなお堂ですが

京都らしさも存分に楽しめる立地ですので

京都観光の際はぜひ!お立ち寄りください。

 

 

八坂庚申堂からすぐのところにある老舗喫茶店「前田珈琲」

 

 

ゆっくりした雰囲気の中で食べるスイーツは

やはり特別感があって

2人の娘と過ごすこんな時間、本当に貴重だなぁと感じました。

普段の生活の中には絶対に生まれない時間なので・・・

 

 

今回の旅で感じたこと。

〇時間は作れる。

〇楽しいことがあるから、また頑張れる。

〇親や子供と過ごす時間には限りがある。

 

え、当たり前やろと思われそうですが・・・

目の前のことに追われているとどうしても忘れがちなんです。

自分の好きな事をしていきていくのも良いですが

こうしてたくさんの人と関わったり

多少の段取りをしてでも時間を作って親や子供と過ごしたり

楽しい思い出は、きっと長く心に残って

これからの日々を過ごす活力にもなります。

 

 

事実、今の私は

「年末はまた時間を作って、家族旅行がしたいな」

と思っていますし

そのために仕事頑張ろう!とか、貯金もしておこう!とか

プラスのパワーがたくさん生まれています。

全て、この弾丸ツアーが教えてくれたことです。

 

 

今回のご縁をつないでくださったコーチ

そして見ず知らずの私たちに

素敵な旅をプレゼントしてくださった方

突然の誘いに付き合ってくれた両親と姉

二泊三日を全力で楽しんでくれたサワツグミ

み~~んなに感謝の気持ちを込めて!

 

来年の3月もまた、旅ブログが書けるように願いつつ・・・

 


恩師が軽くたむけんさんを超えた件~その弐

奇跡のようなつながりでスタートした二泊三日旅行

朝から豪華なホテルの朝食をいただきました!

 

 

周りのお子様方がファミリアやミキハウスで整える中

我が子は完全通常運転の通学着(笑)

※用意を子ども任せにした私の責任です。

レストランで係の方に椅子を引いてもらうのも

ナイフとフォークを使うお食事も

多分初めての経験ではないでしょうか・・・

いや・・・?一回くらいはあるかな・・・

その記憶も思い出せないくらい、

改まった外食もしないし

イベントもない我が家なのです。

本当に毎週、休みの日は何してるの??って。

(答えはもちろんレッスン・・・)

 

まず、ゆっくり座って食事をすることが少ないですし。

この日は朝からなんて贅沢なんだ・・・と

心なしか自分の心が清められたような?そんな感覚になりました。

美味しい食事は、人を優しくしますね(#^.^#)

 

 

ホテルのスロープカーから見た風景

キレイだなぁ。。

お天気も、最高の観光日和となりました!

 

 

姉も絶好調(笑)

今を楽しむ心は年齢を重ねても衰えていません!

(むしろ増しているような気もする・・・)

 

 

 

急遽呼び出した祖父母と京都市動物園で合流しました。

ずーっとコロナでどこにも行けておらず

一年生の時の遠足が「ようやく実現した」学校行事だったツグミ。

その行先が、ここ京都市動物園だったんですよね。

それはもう、楽しかったようで・・・

「また行きたい~!」がツグミのくちぐせでした。

念願かなって、大好きなおじいちゃんおばあちゃんとも一緒で

最高の春休み!

 

 

 

 

姉、めちゃ楽しんでるやん(笑)

 

 

そこから少し足を伸ばして

疎水散歩に行きましたよ(#^.^#)

お天気が良かったこともあり、それはもう、大勢の人!!

結婚式の前撮りを何組見たか・・・

モガ(モダンガール)や、素敵な和装観光客もたくさん。

 

 

ずーっと京都に住んでいますが

ちゃんと歩いたのは初めてかも・・・

結構な距離ですが、桜を見ながら歩いているとあっという間です。

 

 

2時間サスペンスによく出てくるこちら

不思議な空間です。

 

 

そのあとは、祖父母の提案で十石舟に乗りました。

(人気があるので、なんと2時間待ち!時間になるまで周辺観光出来るので、先に予約しておくのがおススメです)

 

 

水上からの景色は、どこを切り取っても美しくて

写真を撮るのがヘタな私でも、思わずシャッターを切りたくなるほどでした。

 

 

 

岡崎周辺は、本当にいくらでも見るところがありますね~!

 

 

今、3人の中だけで流行っている「ワンワンダンス」ポーズ(笑)

 

 

 

朝から夜までたっぷり遊んで

姉とはこの夜でお別れ。急なお誘いにも関わらず

ノリノリで参加してくれてありがとう!

 

 

夜のスロープカーもまた素敵です。

月の満ち欠けを表現しているデザインが、いかにも京都らしくて

※お靴のままだったので、この後ちゃんと座席拭きました!

すいません(;^_^A!!

 

 

3人でのんびり豪華な露天風呂に入り・・・

お風呂上がりの定番、アイスを食べ・・・

クタクタだったのもあり、3人ともあっという間に夢の中。

動物園でおばあちゃんに買ってもらったフクロウの靴下、

お気に入りになり、早速はいていました!

可愛いな(笑)

 

 

年度末・新年度にかかる仕事を持ってきたのですが

もう、いいや~。

今じゃなくても出来る~。

今はただ、3人でのんびり楽しもう~。

そう心を切り替えて、仕事は封印!!

(そのしわ寄せで、4月に入ってから怒涛の仕事量ww)

 

 

旅をしながら思うこと。

普段、忙しさを理由にして旅行どころか季節のイベントや

記念日のお祝いも置き去りにしている私ですが

やはり、旅行って素晴らしい。

非日常・気分転換・息抜き・ストレス解消・子どもとのコミュニケーション・

家族の思い出作り・経験・・・

どれもプライスレス。

目に見えるものではなくても

これがあるかないかで、大きく変わるものがありますね。

今後の自分のパフォーマンスにも、絶対に差がつくんだろうなぁと

改めて気が付きました。

 

意識してこういった時間を取ることは

長い目で見れば自身の心の余裕にもつながります。

大切にしていきたいですね。

 

さぁ、最終日はどんな1日になるでしょうか。

どうぞお楽しみに(#^.^#)

 

 

 

 


恩師が軽くたむけんさんを超えた件~その壱

3月某日

恩師からの電話が、私の運命(スケジュール)を大きく変えました。

 

「今日から二泊三日、京都のホテル泊まり、どう?」

 

「・・・はい??」

 

「行ける?行き行き!めっちゃいいから!!」

 

「ちょ、ちょっと待ってくださいね~、えーと、イマイチよくわかってませんが・・・」

 

この時点で、頭の中は???でいっぱい

時刻は15時頃だったかな、、

ちょうど午後からは仕事がなかったので、

行きつけの美容室にツグミのカット予約を入れていて

サワも連れて、そこに向かう途中でした。

 

落ち着いて(いや、あまり落ち着く暇もなかったけれど)聞いてみると

恩師のお知り合いの方が、事情で予定していた京都旅行に行けなくなってしまい

せっかくだから、その旅行を代わりに楽しんでくれる人を探している。とのこと。

 

 

え、ちょっと待ってもらって・・・

いきなり二泊三日、しかも「今夜から」

 

「もうチェックインできるから!はよ行き!」

 

いや。いやいやいや。

今、ツグミがカットすべく、ケープ巻かれて、てるてる坊主スタイルになっていますが。

 

「ちょーっと予定が入ったので、急ぎでカットしてもらえますか・・・?」

とりあえず、可能な部分から時間を巻く。

え、いつ行くことになったんだっけ?と頭の片隅で思いながら

もう次の段取りを考えなければ、恩師のスピードについていけない!

 

恩師には、大学卒業後、企業のバトンチームに所属していた頃から現在に至るまで

お世話になりまくりのご迷惑かけまくり

めちゃくちゃ怒られたこともありますし

コンコンとお説教していただいたこともありますが

常に愛情いっぱい、あふれるくらいの思いで接していただいています。

こうしてバトンの仕事につけているのも

協会の仕事をさせていただけるのも

恩師のお力添えやその都度その都度の最適なアドバイス

こういう時は、こうするんやで。と

丁寧に教えていただいたおかげだと思っています。

私にとってのメンターです。

 

ツグミがバトン大好きなのも

幼児期に親子バトンクラスで

恩師からバトンの楽しさを教えていただいたからで・・・

今でもサワツグミの成長を

我が子のように見守って下さっています。

 

当時からどんな行動も「クイック」で

止まっている姿を見るほうが珍しいくらい、アクティブな方です。

行動力のカタマリ・・・(もちろん誉め言葉です)

 

入社一年目、横浜で開催された全日本選手権に、付添としてついていったのですが

最終日、閉会式終了後に最終の新幹線に乗らなければならない!

明日も朝から仕事やで!!

ほら走るよ~!!と

スーツケースをガラガラ引きながら

横浜の文化体育館(だったかな・・・)から、新幹線の駅まで猛ダッシュ

恩師や先輩になんとかついていかなければ!と必死で走って

駅に着いた時には「口の中に血の味がする」くらい

喉もカラカラ、社会人ってこんなにつらいの!?と、、

なのに、知らない間に恩師はお土産も手に入れ、帰りの新幹線で楽しむ飲み物やお菓子も買い

どこにそんな時間が、、行動がなんせ早い方なんですよね。

今でも忘れられない思い出です。

 

話がそれました(笑)

 

「こんな機会ないで!行き行き!行けるやろ!?」

 

「いや、明日も明後日も朝から仕事が・・・」

 

「なんとか調整できるやろ。大丈夫!」

 

「だ、大丈夫、、ですかね、、」

 

「ほら、人数余裕あるから、お姉さんも誘ってあげ!

行けるやろ!」

 

もう何手も先を読んでいる(笑)

 

「ほら、仕事休めへんかったら夜泊まりに行くだけでもいいから!」

 

「そ、そう、、ですね」

 

 

このやり取りを聞いていたサワとツグミ

「何が起こってるの?何が起こりそう?」

 

「えーと、とりあえず、帰って旅行の用意しよか」

 

「ん?なんて??」

 

そりゃそうだ。

誰でもそうなります(笑)

私的には、この時点で

スケジュールのことが気になるというよりは

旅行を譲っていただくという提案に甘えてしまっていいのか、、

いや、それはさすがに、、

えー、、どうしたらいいんやろ

 

と戸惑いの気持ちが大きかったです。

しかし、こんなありがたい機会は滅多に(というか、もう一生)ありません。

計画してもなかなか行けないサワツグミとの家族旅行。

しかも二泊三日。地元京都とはいえ、こんなありがたいお話があるでしょうか・・・

 

「気持ちよく、楽しんでくれる人に行ってほしいねん」

という恩師の言葉が後押しとなり、もう本当に厚かましいのですが

譲っていただくことになり、、

 

「ありがとうございます。先方の方にくれぐれもよろしくお伝えくださいませ・・・」

 

恩師が、軽くたむけんさんを超えた瞬間です。

 

関西の番組よ~いどん!

その中の名物コーナー「いきなり!日帰りツアー」

たむけんさんが、街行く方に声をかけて

日帰りツアーに誘うというものなのですが

なかなか参加者が見つからず苦戦する回も多くて

 

そう思うと、、

恩師は二泊三日の旅行を電話一本で整えるという!

恐ろしいコーディネート能力、、

(ちなみに、私で電話をしたのは5人目だそうです)

 

 

そんなこんなで

姉に連絡を取ると

「明日休みやし、行ける」

・・・奇跡か(笑)

 

せっかくなので京都市動物園に行こうと

祖父母に「明日さ、急なんだけど・・・」と連絡すると

「明日仕事休みだから、行ける」

・・・奇跡再び(笑)

 

 

午前中に予定していた仕事も、快く代わっていただけたり

段取り調整できたり

 

もう、全てが奇跡のようなバッチリタイミングで整いました。

 

その時点でもう、すっかり夕方

ダッシュで帰宅し二泊三日の荷造り開始

旅行にほとんど行かないので、何を用意したらいいか全然わからず

巨大スーツケースを引っ張り出してきて

 

 

このスタイルになりました。

 

スーツケース、でか。

(サワがオーストラリアに留学した時のもの)

 

キチンとして!って。この感じ。

 

 

なんとホテル内にスロープカーがあり

超大きな施設だということを痛感。

 

 

 

図書スペースやキッズスペースも完備

 

 

 

待合スペースも広々と清潔感にあふれていました!

(これは明るいので翌日の朝かな?)

 

 

 

荷造りにてんやわんやして

サワツグミの荷物の用意を丁寧に見る間もなく

「自分のお洋服、2日分入れて!」

それを確認もしなかったので

ツグミはまるっきり普段の通学スタイル

翌日、朝の高級レストランでは、

そのせいでめちゃくちゃ恥ずかしい思いをすることになるのですが

この時は知る由もなく・・・

(周りのお子さんは、みんなファミリア!ミキハウス!みたいな感じ)

 

まぁ、それも今では笑い話です(笑)

 

荷物をとりあえず詰め込んで

暗くなってからの出発

夜逃げのような3人旅

姉もピックアップして思いっきり楽しむ気満々

 

 

 

ツグミはふかふかのベッドが楽しすぎて!

この表情です。

 

 

 

 

かと思うと、

テンションが上がり過ぎて

急に勉強とかしはじめる。

なんでドリル持ってきたんや~。

旅行を何か理解していない証拠(笑)

 

 

サワもこんな様子・・・

 

いや。寝てるやろ。

 

 

実はですね、これ。年度末だったもので・・・

 

この3日間でやろうと思っていたことがあれこれありまして

それは母も娘も同じ。

私も、3月末までの提出書類が未処理のままだったり

サワも、3月末までの試験が未回答だったり。

やっぱり、なんでも早めに済ませとかなくちゃだめだよね、と

二人して痛感したのでした(笑)

 

逆に言うと

早めに仕事を片付けてさえおけば?

この時期、旅行出来るってことじゃない??

全日本選手権も終わり、ラストの一週間

これは・・・わかっているようでわかっていなかったかも。

来年からは、計画的に旅行に行きたいねぇ、、なんて

しみじみサワと話しました。。

 

 

せっかくなので、思いっきり京都観光を!と

周辺施設を調べても

出てくるのはひたすら寺社仏閣

当たり前の世界線!!

でもそこは、サワツグミの楽しむ心が大きく作用して

ココも行きたい!あ、ココも楽しそう!

 

あれこれ計画を立てて、それもまた、楽しい時間でした。

時々「これ、譲ってもらった旅行でこんなに楽しんでいいのかしら・・・?」

と、冷静な自分が顔を出すのですが

やっぱり楽しさの方が勝ってしまって

もしかしたら私が一番楽しんでいたかも??なんて

 

 

二日目・三日目は、どんな日になるのでしょうか。

続きをお楽しみに!




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